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トーキング・スティックと100:100の「聴く」コミュニケーション。

こんにちは。早速「ミッション・インポッシブル/デッドレコニング PART ONE」を見てきました。ミッションとはかくも困難なものですよね。


中途採用面接官研修を受講する。

先日、中途採用面接官研修を受けてきました。今までは何気なく自由気ままに面接を行ってきましたが、やはり様々なお作法は必要でしたね。ロールプレイも実施できて、大いなる学びの場となりました。実践に活かす場面を想像すると、なんだかゾクゾクしてきます(武者震いかも)。

その中で「応募者目線に立って」傾聴するという手法がありました。その中にあった「面接官が2に対し応募者が8話す」まさにパレート。7つの習慣においては第5の習慣「まず理解に徹し、そして理解される」ですね。話はしっかりと正確に聴く。相手の立場になって傾聴することが重要。

「自叙伝的反応者」。

スティーブン・R・コヴィー博士は、自分の過去の経験を話し相手に重ねてしまう「自叙伝的反応」について書かれています。「評価する」「探る」「助言する」「解釈する」。これらは自然と出てくるし、脚本化されている。それがしばしば押しつけという形で表面化して関係性を悪化させていきます。

結局、人間誰しもがこの「自叙伝的反応者」の素養を持っていて、いつでもこの能力を使うことができてしまいます。公的成功を収めるにはこの第5の習慣を常に意識すること。そのうえで第6の習慣「シナジーを創り出す」必要性があることを、今回の研修は改めて考え直す機会になりました。

トーキング・スティック。

その点で、レゴ®シリアスプレイ®はこの「自叙伝的反応者」になりにくいメソッドでもあるなと、ワークショップを実施するたびに感じていました。例えば4名グループであれば、問いごとに、少なくとも自分が話す時間の「三倍」は仲間の話を聞かなければならないのです。そういうルールです。

そして、仲間の話を正しく理解していなければ「共有モデル」「ランドスケープ」「システム」といった構築はほぼ不可能と言ってもいいです。特に「共有モデル」は言葉の共有だけでなく、価値観の共有も大事です。博士の台詞だったら「相手を理解しない限りトーキング・スティックは回ってこない」。

「心理的安全性」と「100:100のコミュニケーション」。

ベンジャミン・フランクリンがアメリカ先住民から由来を教えられたトーキング・スティック同様に、レゴ作品について話したいのであれば、まずは誰かの作品について理解を示すことが重要。なぜこのように組まれているのか分からないブロックがあれば、理解するために質問をすればいいのです。

レゴ®シリアスプレイ®には心理的安全性と、柵から発生するパレートを超えた100:100のコミュニケーションが存在します。面接官の役割は「応募者とのコミュニケーションの促進」というのも、普段から「7つの習慣」と「第8の習慣」を読んでいる身として素直に受け止めることができましたね。

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最後に。

ミッションとして、研修についてフィードバック勉強会を開催しようとドキュメンテーションしているところ。あ、だめだ。「自叙伝的反応者」になりつつある。修正修正…。

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