マガジンのカバー画像

宮城旅行記

6
宮城旅行記は川崎を中心に写真撮影をしている雅輝の旅行記の一つである。 令和5年7月23日〜25日作者は宮城県へ訪れ カメラを持って旅をした。 宮城峡蒸溜所、ゲストハウス梅鉢、…
運営しているクリエイター

#旅行記

宮城旅行記6〜震災遺構旧大川小学校〜

宮城旅行記6〜震災遺構旧大川小学校〜

南三陸町を後にして車を走らせる。
穏やかな海を傍目に海岸線の道路を走ると
この海が本当にあの凄惨な津波の被害を産んだのかと疑問になる。

しかし、途中の案内標識は至る所に
「津波の到達地点」と記されたものがある。

私の地元、神奈川の海岸沿いの道では
見られないものである。

あったんだなと。身の引き締まる思いで
ハンドルを握る。

そして宮城県石巻市にある旧大川小学校に到着する。

津波による被

もっとみる
宮城旅行記5〜南三陸震災遺構〜

宮城旅行記5〜南三陸震災遺構〜

燦々と光る太陽のもと車を走らせる。
三陸自動車道を真っ直ぐ行く。

目的地は仙台市から離れて南三陸町。

東日本大震災において
甚大な被害を被った地域だ。

南三陸町に到着する。
近づくにつれ、周囲の景色は徐々に変わり始める。南三陸町さんさん商店街にて車を停める

12年前、未曾有の大津波を襲った痕跡を目の当たりにする。
平地に海まですっと見渡せる景色にあるは沢山の空き地、頑丈に作られた堤防、そし

もっとみる
宮城旅行記4 〜初めてのゲストハウス〜

宮城旅行記4 〜初めてのゲストハウス〜

人生初のゲストハウスに到着する。
宮城峡蒸溜所から2時間ほどかかり、
酔いも醒めたところだった。

「おかえりなさい」

スタッフの方はこの言葉をよくゲストの方々に言っていたと思う。
そのおかげで旅で泊まりに来たというよりも、家に帰ってくる。そんな感覚を覚えた。
とても安心しますね。

今回宿泊したのは「ゲストハウス梅鉢」
仙台駅より数駅離れた住宅街にひっそりと佇んでいる。今回は相部屋の男性ドリト

もっとみる
宮城旅行記3 〜ニッカウヰスキー宮城峡蒸溜所〜

宮城旅行記3 〜ニッカウヰスキー宮城峡蒸溜所〜

念願の宮城峡蒸溜所へ到着する。
始発で作並駅を目指し、駅に着いたのが
6時40分ほど。

日曜祝日はシャトルバスが出ているみたいです。始発なので当然バスはないため、40分歩きます。

途中、宮城峡蒸溜所の仕込み水で使われている新川川の撮影をしてからだったので、蒸留所の到着は9時半ごろでした。

竹鶴政孝はこの川の水でウイスキーの水割りを飲んだ時、あまりのおいしさに宮城峡蒸溜所建設を決定したと言う。

もっとみる
宮城旅行記2 〜夜行バスとの戦い〜

宮城旅行記2 〜夜行バスとの戦い〜

R5/7/23 AM3:50
福島県国見SAに降り立つ

SAの朝は気持ちがいい。
特に夜行バスを使っていると、まさにそこはオアシスである。缶詰のような場所から一時的に解放されるからだ。

私は旅行では夜行の乗り物ををよく使う。

これまでの人生は夜行バス、夜行船を含めて
恐らく10回以上は乗ってるのではないだろうか。

社会人5年目、そろそろ楽な交通手段を使ってもいいじゃないかと自分でも思う。

もっとみる
宮城旅行記1

宮城旅行記1

本日晩より宮城へ発つ

夜行バスで行く予定だが、そのバスの名前が
「ミルキーウェイ号」なのは笑ってしまった。

星につくづく縁があるのだろうか。

しかし今回の旅の目的は星ではない。
月曜日の夜〜朝は天気が良さそうなので蔵王のお釜で見れたらなとは思っている。

一番の目的はニッカウヰスキー宮城峡蒸溜所である。

もう一つの目的は東日本大震災の津波で被災した場所へ行くことだ。

私はウイスキーが好き

もっとみる