雅輝

自分の写真を伝え続けていく。 写真のことを中心に文章を書こうと思います。撮影のこと、…

雅輝

自分の写真を伝え続けていく。 写真のことを中心に文章を書こうと思います。撮影のこと、思考のこと、ありのままに自由気ままにやっていきます!

マガジン

  • 宮城旅行記

    宮城旅行記は川崎を中心に写真撮影をしている雅輝の旅行記の一つである。 令和5年7月23日〜25日作者は宮城県へ訪れ カメラを持って旅をした。 宮城峡蒸溜所、ゲストハウス梅鉢、南三陸町や石巻市の震災遺構、蔵王のお釜で行った星空撮影と風景撮影を通し、雅輝は感情を大きく揺さぶられることとなった。 旅行記として記録を行うことで、旅の記憶を辿るとともに、写真撮影の洞察を行い、作者のさらなる写真表現の深化を狙う。 旅行記を通して、作者の感じたものが1人でも多くの人に伝わることを祈っている。

最近の記事

撮影記1・マチュピチュ感

深夜の伊豆を徘徊した。南伊豆のあいあい岬〜下田市の爪木崎灯台〜西伊豆町の仁科峠と 一晩で200キロを走った。 今回は電車で熱海まで行ってそこからカーシェアを使った。 住んでるところは神奈川だから、家の近くでカーシェアで行くのがいいと思うかもしれないが、1人で行く時はこの手段の方が色々と都合が良いことに気づく。 カーシェア代➕高速代とカーシェアの距離料金は1人だと結構財布を痛めつける事になる。 自分は夜〜朝写真を撮って何もせず帰るので 深夜から朝の時間車を使えれば良い。

    • 宮城旅行記6〜震災遺構旧大川小学校〜

      南三陸町を後にして車を走らせる。 穏やかな海を傍目に海岸線の道路を走ると この海が本当にあの凄惨な津波の被害を産んだのかと疑問になる。 しかし、途中の案内標識は至る所に 「津波の到達地点」と記されたものがある。 私の地元、神奈川の海岸沿いの道では 見られないものである。 あったんだなと。身の引き締まる思いで ハンドルを握る。 そして宮城県石巻市にある旧大川小学校に到着する。 津波による被害を受けた大川小学校の 当時そのままのものと、展示室がある。 旧大川小学校は震

      • とりとめもなく

        なんだかんだで年の瀬も近づく10月になってしまった。とりとめもなくここ最近をつらつらと書いてみようかなと。 書く気力すらなかったが少しづつ回復はしてきた感じだ。 ここ2、3ヶ月は何をしていたわけでもなく 仕事に行き、遊ぶときは遊ぶ生活をしていたが、徐々に元気は失せ、酒の量は増えて心のザワザワも増えていた。なんだかとても疲れてしまっていた。 今までの積み重ねなのだろうか。 仕事では責任が増え、私生活でも変化があったここ半年。おそらくその反動が一気に出てしまったのが9月に

        • 宮城旅行記5〜南三陸震災遺構〜

          燦々と光る太陽のもと車を走らせる。 三陸自動車道を真っ直ぐ行く。 目的地は仙台市から離れて南三陸町。 東日本大震災において 甚大な被害を被った地域だ。 南三陸町に到着する。 近づくにつれ、周囲の景色は徐々に変わり始める。南三陸町さんさん商店街にて車を停める 12年前、未曾有の大津波を襲った痕跡を目の当たりにする。 平地に海まですっと見渡せる景色にあるは沢山の空き地、頑丈に作られた堤防、そして震災復興記念公園にある津波によってズタズタに引き裂かれた旧防災対策庁舎だった。

        撮影記1・マチュピチュ感

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        • 宮城旅行記
          6本

        記事

          宮城旅行記4 〜初めてのゲストハウス〜

          人生初のゲストハウスに到着する。 宮城峡蒸溜所から2時間ほどかかり、 酔いも醒めたところだった。 「おかえりなさい」 スタッフの方はこの言葉をよくゲストの方々に言っていたと思う。 そのおかげで旅で泊まりに来たというよりも、家に帰ってくる。そんな感覚を覚えた。 とても安心しますね。 今回宿泊したのは「ゲストハウス梅鉢」 仙台駅より数駅離れた住宅街にひっそりと佇んでいる。今回は相部屋の男性ドリトミーを希望した。 チェックインを済ませて、泊まる場所に案内される。部屋にダブル

          宮城旅行記4 〜初めてのゲストハウス〜

          雅輝

          自分の本名ではない。 友達にこの名前を伝えると笑われる。 何故、雅輝なのか。 結論は単純だ。本名でやりたくない事情があったからだ。 2021年の1月、友達の誘いで「かわさき市美術展」に写真を出展した。 当時の自分は適応障害を患い、休職をしていた。 この美術展は入選すると入選作品の展示会が開かれるのだが、その会場がまさに休職をしている職場の近くだったのだ。 万が一入選した時のことを考えて、さらに万が一職場の人が展示会に来た時のことを考えてペンネームを作ったのだった。

          宮城旅行記3 〜ニッカウヰスキー宮城峡蒸溜所〜

          念願の宮城峡蒸溜所へ到着する。 始発で作並駅を目指し、駅に着いたのが 6時40分ほど。 日曜祝日はシャトルバスが出ているみたいです。始発なので当然バスはないため、40分歩きます。 途中、宮城峡蒸溜所の仕込み水で使われている新川川の撮影をしてからだったので、蒸留所の到着は9時半ごろでした。 竹鶴政孝はこの川の水でウイスキーの水割りを飲んだ時、あまりのおいしさに宮城峡蒸溜所建設を決定したと言う。 ニッカウヰスキーの創業者竹鶴政孝。 彼の夢は余市だけでなく、複数の蒸留所を持

          宮城旅行記3 〜ニッカウヰスキー宮城峡蒸溜所〜

          宮城旅行記2 〜夜行バスとの戦い〜

          R5/7/23 AM3:50 福島県国見SAに降り立つ SAの朝は気持ちがいい。 特に夜行バスを使っていると、まさにそこはオアシスである。缶詰のような場所から一時的に解放されるからだ。 私は旅行では夜行の乗り物ををよく使う。 これまでの人生は夜行バス、夜行船を含めて 恐らく10回以上は乗ってるのではないだろうか。 社会人5年目、そろそろ楽な交通手段を使ってもいいじゃないかと自分でも思う。しかし、夜行バスには新幹線片道の値段で往復できるコストパフォーマンス以外にもメリ

          宮城旅行記2 〜夜行バスとの戦い〜

          宮城旅行記1

          本日晩より宮城へ発つ 夜行バスで行く予定だが、そのバスの名前が 「ミルキーウェイ号」なのは笑ってしまった。 星につくづく縁があるのだろうか。 しかし今回の旅の目的は星ではない。 月曜日の夜〜朝は天気が良さそうなので蔵王のお釜で見れたらなとは思っている。 一番の目的はニッカウヰスキー宮城峡蒸溜所である。 もう一つの目的は東日本大震災の津波で被災した場所へ行くことだ。 私はウイスキーが好きだ。とりわけニッカウヰスキーには目がない。ジャパニーズウイスキーを作っている会社

          宮城旅行記1

          写真との出会い

          高校大学を経て、 私は理学療法士として働いていた。 社会人2年目のことである。 社会に揉まれ、疲弊をしていく中で沸々と湧き上がる気持ちがあった。 「何にとらわれず、自分の好きなことを           たくさんしていきたい」 人のために動く事が原動力だった 優しい性格と言われることはあるが、 その裏は人から認められたい、よく思われたい。人の評価に価値を求める人間だと思う。 他人軸で八方美人、そんな自分の本心が20何年間と生きてきてようやく蓋を開けてでてきたのだろうか

          写真との出会い

          天文学者

          小学生の時、天文学者になりたかった。 小学校の本棚にあった宇宙の図鑑を休み時間に食い入るように見ていた。特にきっかけはないのだけどね。今思えば自然に惹かれたのかな。 お母さんに宇宙の本をねだり、家でも取り憑かれたように本を見ていた。 惑星こと、宇宙の成り立ちや 大きさ、星の一生。一つ一つ全てが幼心を刺激した。 自分たちの一生が1秒よりも短いスケールで時が動いている。自分たちの世界とは全く違うスケールで宇宙は成り立っている。 地球は4600000000歳で宇宙は137

          天文学者

          カメラなんて何が楽しいんだろう

          大学生の頃、本気でそう思っていた。 今では考えられない。 そもそも、携帯のカメラくらいしか使わない人間だった。綺麗な景色があればとりあえず撮るくらい。 そんな思考なものだから、大学生の稼ぐバイト代一ヶ月分は平気でかかるカメラにお金をかける意味がわからなかった。 よく、一緒に遊ぶ親友が2人いる。 その2人はカメラを持っていて、旅行の時は2人カメラに夢中になってパシャパシャと。時間をかけて夢中になっていた。 遠巻きに見ていて何が楽しいんだろうなと 携帯をいじってたのを今で

          カメラなんて何が楽しいんだろう

          自己紹介

          note始めました。 初回ということで自己紹介を書こうかなと。 雅輝(まさあき)と申します。 神奈川県川崎市在住、ライフワークとして写真の撮影、展示、表現をしています。 星空に魅了されてカメラを買い、今に至ります。 星空を中心に撮影をしてますが、風景、ポートレートなど基本なんでも撮ります。 雑記だったり、撮影の備忘録だったり、展示のことだったりで自由に書いていくつもりですが、 一番の目的として、自分の考えを書いていく。自己表現をさらに深めるためにnoteを使っていきた

          自己紹介