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天文学者

小学生の時、天文学者になりたかった。

小学校の本棚にあった宇宙の図鑑を休み時間に食い入るように見ていた。特にきっかけはないのだけどね。今思えば自然に惹かれたのかな。

お母さんに宇宙の本をねだり、家でも取り憑かれたように本を見ていた。

惑星こと、宇宙の成り立ちや
大きさ、星の一生。一つ一つ全てが幼心を刺激した。

自分たちの一生が1秒よりも短いスケールで時が動いている。自分たちの世界とは全く違うスケールで宇宙は成り立っている。

地球は4600000000歳で宇宙は13700000000歳?

月まで歩いたら70年かかる?
一番近い恒星までの距離は約40000000000000キロ?

天の川銀河の大きさは9兆5000億キロ✖️10万?

もうわけがわからない。

その中で生きている自分たちって一体何なんだろう。それを考えると全てのことがどうでも良く見えてしまう。

人が宇宙に惹かれる理由ってそこなのかなと
私は考えています。そこを解き明かしたい気持ちがあって天文学者になりたかった。

まあ気づいたら、今は全く違う仕事をしているわけですが。

しかし、宇宙への熱は大学、社会人を経て再燃して、今に至ります。まさにカメラを始めるきっかけにもなったのです。

天文学者にはなれなかったけど、自分の好きな星空を見にいくことができるようになった。
今はそれがとても幸せです。

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