宮城旅行記1
本日晩より宮城へ発つ
夜行バスで行く予定だが、そのバスの名前が
「ミルキーウェイ号」なのは笑ってしまった。
星につくづく縁があるのだろうか。
しかし今回の旅の目的は星ではない。
月曜日の夜〜朝は天気が良さそうなので蔵王のお釜で見れたらなとは思っている。
一番の目的はニッカウヰスキー宮城峡蒸溜所である。
もう一つの目的は東日本大震災の津波で被災した場所へ行くことだ。
私はウイスキーが好きだ。とりわけニッカウヰスキーには目がない。ジャパニーズウイスキーを作っている会社は数多あるが、その中でもニッカウヰスキーは特別なものだと思っている。ニッカウヰスキーの創業者は、ジャパニーズウイスキーの源流を作った人だからだ。
今、私はウイスキーを題材に写真を撮影している。ウイスキーの全てを知りたい。感じてみたい。ならばウイスキーの蒸留所に行くしかない。だがスコットランドは遠すぎる。
日本の蒸留所ならどうだろうか。それなら自分にジャパニーズウイスキーの美味しさを気づかせてくれた「シングルモルト宮城峡」、その蒸溜所に行くのが一番いいと感じたのだ。
どんな作品群になるかを想像すると胸の高鳴りを抑えられない。
もう一つの目的についてである。
私は震災に被災したわけではない。
以前、友達が震災の跡地を巡ったことを聞いたことがある。その話はとても印象的だった。日本人として知っておくべきこと。彼はそう熱弁していた。そこから、私も知らねばならないと感じていたのだった。話をしてくれたのは7年ほど前のことだったが中々行く機会を得ることはできなかった。
今回が行くべき時なのだろう。
旅行記として、今回の旅をまとめてみたいと思う。どんな旅になるかは想像がつかないが、自由に書いてみたいと思う。
それではまた…