カメラなんて何が楽しいんだろう

大学生の頃、本気でそう思っていた。
今では考えられない。

そもそも、携帯のカメラくらいしか使わない人間だった。綺麗な景色があればとりあえず撮るくらい。

そんな思考なものだから、大学生の稼ぐバイト代一ヶ月分は平気でかかるカメラにお金をかける意味がわからなかった。

よく、一緒に遊ぶ親友が2人いる。
その2人はカメラを持っていて、旅行の時は2人カメラに夢中になってパシャパシャと。時間をかけて夢中になっていた。

遠巻きに見ていて何が楽しいんだろうなと
携帯をいじってたのを今でも思い出す。

ただ、自分の性格は負けず嫌いなところがあったので、なぜかその2人に対抗しようとしていた。

明らかに劣る機材で綺麗に撮ってやる!

思い出すととても恥ずかしい。
競うことないのにね。

次の旅行からは実家にあった型落ちのニコンのコンデジで写真を撮ることを始めた。

競うことは抜きに、カメラで写真を撮る行為自体を面白いと感じた自分がいた。

それからみなとみらいの夜景を撮りに行ったり、旅行のお供に実家のカメラを忍ばせることを始めた。

旅行の思い出の記録と、やはり携帯より綺麗に撮れるので、良いものなんだなと少しずつカメラが欲しくなっていった。

カメラはnikonのcoolpixシリーズ。

初めての一人旅 カメラを忍ばせたのはこれが初めて
その後少しカメラにハマる
みなとみらいの夜景はよく撮りに行っていた
然別湖コタン まさに友達に対抗してた時

カメラを購入する決定打にはなり得なかったが社会人2年目の時に、カメラを始めるきっかけとなることが起きるのです。

それはまた別の話で…

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