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宮城旅行記2 〜夜行バスとの戦い〜
R5/7/23 AM3:50
福島県国見SAに降り立つ
SAの朝は気持ちがいい。
特に夜行バスを使っていると、まさにそこはオアシスである。缶詰のような場所から一時的に解放されるからだ。
私は旅行では夜行の乗り物ををよく使う。
これまでの人生は夜行バス、夜行船を含めて
恐らく10回以上は乗ってるのではないだろうか。
社会人5年目、そろそろ楽な交通手段を使ってもいいじゃないかと自分でも思う。しかし、夜行バスには新幹線片道の値段で往復できるコストパフォーマンス以外にもメリットがあると思っている。
一つは、早朝につくことだ。
朝早くから行動できるのは、旅を余裕もって楽しめるし、充実させることができる。
たまに早すぎて何もできない時もあるが。
もう一つは、起きたらそこは別世界というロマンがあること。
初めて夜行バスを使ったのは中学生の時だ。
横浜から出発して、気づいたら関西にいた時の感動は今も心に残っている。
移動している間に一晩を越すというのが、特別な体験なのかもしれない。
ただ、そこに至るまでは数多の戦いも覚悟しなければならない。
まず睡眠である。
寝れないことが一番地獄だ。
あと、腰が痛くなる。
たまに隣人次第で旅が地獄と化す。
足を広げて寝る人、いかのあたりめを食べる人。いびきがうるさい人。
そうなると、一晩ストレスに悩まされながら過ごすことになる。疲れもどっと出る。
こればっかりは運である。仕方がない。
バスを快適に過ごすには、まず動きやすい服を着ること、これに尽きる。それにプラスしてアイマスクをつける、音楽を聴く。休憩所では降りてストレッチをする。
これで寝れたら、夜行バスは怖くない。
お盆時の夜行バスはおすすめしない。
渋滞で到着が大幅に遅れることがあるからだ。一回お盆の時に横浜〜神戸間で夜行バスを使用した。渋滞にハマったおかげで乗車時間7時間予定のはずが13時間もかかった。これには完全にやられた。
今回の夜行バスは3列独立シートで足元も広い。特段問題なく宮城に到着しそうだ、ただやはり腰はどう頑張っても負担がくるらしい。SAで入念にストレッチと軽い運動をした。
さて、明朝5:30に仙台到着予定である。
到着に期待の胸を膨らませ、また私はバスに乗りこんだ…
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