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#女性
追記 あさつゆに 違(たご)ふことなき 影を見て 疼くがごとく 胸高鳴りぬ
あさもやに 佇む影に 魅入られて それよりこゝろ 花抱きけり
我が裡に 刻み彫らるゝ 花影を 霧立つ原の あさつゆにみる
あさつゆに 違ふことなき 影を見て 疼くがごとく 胸高鳴りぬ
*** *** ***
最初の歌は、恋に堕ちた時。
魅入られてを、見つめられ とすべきか 迷いました。
魅入られては、見射られて というイメージが重なっています。
次の歌は、それ(恋に堕ちて)からもう
夜(よ)の几帳 ソッと引き上げ 初々し 乙女が如き 月面(おもて)見る
夜の几帳 ソッと引き上げ 初々し 乙女が如き 月面見る
今宵の月は、爪のような若い月が初々しい、けれど艶な光を放っています。
(画像よりも、もう少し細い月です)
色・艶って年齢じゃないんだな、、、っとつくづく思います。
乙女でも、ワタシよりも10も20も歳が上の女性でも、
艶っぽい方はたくさんいらっしゃいますね。
平安貴族だったら、こういう女性の面をみようと
几帳を引き上げていたこ