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標高3,900メートルのサバイバルダンス【チチカカ湖、ペルー】

唐突なんですけど、私、チチカカ湖、好きで。


好きすぎて、人生で、2回も行っちゃったんですけど。


一生懸命、南米に行く人にオススメしても、みんな全然行ってくれないんで、2回目は自ら友達を連れて行って来たわけですけど。



…一緒に行った友達、「マチュピチュより良かった」って、言ってくれました(^ω^)


あな、うれし。


というわけで、この拙い文章で、誰かチチカカ湖行ってくれないかなぁと期待を込めて、書いてみます。




チチカカ湖、ペルーとボリビアに跨る、汽船が航行出来る最高所の湖です。結構大きくて、琵琶湖の約12倍らしいです。


…東京ドーム◯個分くらい、分かるようで分からない単位。とりあえず、だいぶ大きいです。


標高、実に3,812メートル。富士山(3,776メートル)より高いです。


私これ、言ったらすごい馬鹿にされたんですけど


空ね、すごい近いんですよ。


そりゃ、標高高いから当たり前って話なのかもしれないんですけど


なんだか、信じられないくらい雲が近いんです。


広大な湖の、すぐ上に雲が浮かんでるコントラストが、すごく不思議で綺麗なんです。それが多分、私がチチカカ湖を気に入っている、1番の理由です。

晴れの日。

朝、漁に出る人。


…話、終わりかけちゃいましたが、まあまだ続きがあって。


チチカカ湖、人工的に作った浮島がたくさんあります。トトラという名前の芦で作ってあって、そこに人も住んでます。



この浮島見学が、チチカカ湖観光の多分メインなんですけど、

この右端部分が、浮島で

近寄ると、こんな感じで、たくさんあります。

更に近寄ると、村の人に歓迎してもらえます。


上陸して、船に乗れたりもします。

メルセデスベンツって呼ばれてた船。


現地の人の民族衣装とかも着れたんですが、写真は省略(笑)。で、実はこのウロス島以外に、もうちょっと遠くのタキーレ島というところに行くツアーもあり、タキーレ島にも行って来ました。



タキーレ島は、浮島ではない普通の島で、今でもインカ時代の生活様式を残すケチュア族という人たちが住んでいます。



小さい島で、ガイドの人と一緒に島をうろうろすると、おみやげ屋さんが現れて、島の人の踊りを見る機会があります。



多分ね、一般的によくある組み合わせだと思うんですよね。おみやげ屋さんがあって、踊りのパフォーマンスがあるって。


ただ、この島は


標高3,900メートル…!


正直、ちょっと早歩きしたりするだけで、即高山病です。過去、2回ほどなって、死にそうだった辛い思い出。

でもまあ、ここで生まれ育った人は、もう全然違うのかもしれない。驚異の心肺能力で、踊るのも平気なのかもしれない…と、思って、ドキドキしていると、始まりました。



数人のおじさんとおばさんが出て来て、楽器を弾きながら、回ってます。



左回り。



ずっと回ってます。



(これ、この後どう展開するんだろう…)と、ハラハラしていたら、




右回りになりました。

左回り時。


あーそうきたか、と思って。よかった、標高4,000メートルで、無茶していなくて。Yeh, yeh, wow, wowしなくてよかった。



で、この後ですね、よくある感じで、観客参加型になり。



回って来ました…左回り。高山病にならないように、恐る恐る。


何が言いたかったかというと、マチュピチュにお出かけの際は、ぜひチチカカ湖にもお立ち寄り下さい。なお、大はしゃぎで回ると命に関わるので、程々に…

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