丸木まるか

旅行と丸い生き物が好きな会社員女子です。旅人でしたが子供が生まれたので、最近は絵本の世界に旅立っています。スキをいただくと、丸い生き物が飛び出します。

丸木まるか

旅行と丸い生き物が好きな会社員女子です。旅人でしたが子供が生まれたので、最近は絵本の世界に旅立っています。スキをいただくと、丸い生き物が飛び出します。

最近の記事

【えほんのきろく23】いろいろバス~南米のバスには○○○があった~

参考文献:『いろいろバス』tupera tupera著、大日本図書(2013) 小さい子向けの絵本って、シュールな内容のものが多いけど この絵本も、例に洩れない。 いろんな色のバスがやって来て、いろんなものが降りて、いろんなものが乗っていく。 わりと謎のもの(オムレツとか)が乗り降りするけど、韻を踏んでて、読みやすい。 「にゅるりと タコが のりました」 みたいな。 真面目な話をすると、いろんなオノマトペが出て来て、いろんな色が出て来て、赤ちゃんの発達にもきっとよ

    • 【えほんのきろく22】Whose spots?~チーターは○○○と○○○を触られるのが嫌い~

      参考文献:"Whose spots?" by Fiona Munro, Ladybird (2016) この絵本はかなり素敵。 いろんな生き物のspots(模様とか斑点)のアップの絵が右側に描かれていて、左側にヒントが書かれてる。そして右のページをめくると、正解がばーんと出て来る。 良い。 めくると何か出て来るのが好きなめめちゃんも、気に入った模様。 以下、ちょっとだけネタバレと私の旅の思い出。 出て来る生き物、2ページ目は、チーター。 チーターって、たくさんい

      • 【えほんのきろく21】Biscuit Flies a Kite (My First I Can Read)~ちょっと誤算だった~

        参考文献:"Biscuit Flies a Kite" by Alyssa Satin Capucilli and Pat Schories, HarperCollins (2017) 可愛い子犬のBiscuitシリーズ。可愛くて簡単な英語なので、薄いペーパーバッグをまとめ買いした中の1冊。 Biscuitとお友達のPuddles、飼い主の女の子(とそのお友達)で凧揚げする話です。 長めな本は飽きちゃうめめちゃんも、Biscuitが可愛いからか、このシリーズは好きらしい

        • 【えほんのきろく20】"Slowly, Slowly, Slowly," said the Sloth ~ナマケモノって、意外と動く~

          参考文献:""Slowly, Slowly, Slowly," said the Sloth" by Eric Carl, World of Eric Carle (2007) 邦題は、『ゆっくりがいっぱい!』らしい。なるほど。 一瞬、ラピュタでお花くれる、手足長いロボ(ロボット兵って言うらしい。巨神兵だと思ってた)を彷彿とさせる表紙のこの絵本。 ロボじゃなくて、なまけもの。そしてなまけものって、slothって言うらしい。 日本人には絶望的に難しい、sとth、そしてL

        • 【えほんのきろく23】いろいろバス~南米のバスには○○○があった~

        • 【えほんのきろく22】Whose spots?~チーターは○○○と○○○を触られるのが嫌い~

        • 【えほんのきろく21】Biscuit Flies a Kite (My First I Can Read)~ちょっと誤算だった~

        • 【えほんのきろく20】"Slowly, Slowly, Slowly," said the Sloth ~ナマケモノって、意外と動く~

          【えほんのきろく19】 ねないこだれだ(いやだいやだの絵本)~大人もちょっとこわい~

          参考文献:『ねないこだれだ(いやだいやだの絵本)』せなけいこ著、福音館書店(1969) めめちゃんは、正直まだこの絵本にあまり興味ない。 読んであげても、しれっとしてる。割と暗い色調なのもあるかも。 私は最初読んだ時、えってなった、結末に。 以下、ネタバレです。 最終的に、ねないこ、おばけになっちゃう。 子供向けの怖い話って、最終的にはハッピーエンドというか、ああ、よかったで終わることが多いと思うんだけど、この本はしっかり、おばけになる。 もうちょっと大きくなっ

          【えほんのきろく19】 ねないこだれだ(いやだいやだの絵本)~大人もちょっとこわい~

          【えほんのきろく18】のせてのせて~乗り心地は如何に~

          参考文献:『のせてのせて』(松谷みよ子 赤ちゃんの本)、童心社(1969) この絵本は、「まこちゃん」が運転する車に、いろんな動物が乗り込んで一緒にドライブする、シンプルなストーリー。 最初はそんなに興味なさそうだっためめちゃん、何回か読んであげたら、にこにこするようになってきた。 さすが、赤ちゃん界のベストセラー。 最終的に、わんさか動物たちを乗せながらも、平然と走り続けるまこちゃん。ペーパードライバーの私から見たら、神の域。 この暑さで、母はベビーカーを押して歩

          【えほんのきろく18】のせてのせて~乗り心地は如何に~

          【えほんのきろく17】 なーらんだ~片付けって才能だと思う~

          参考文献:『なーらんだ』三浦太郎著、こぐま社(2006) 突然ですが、整理って苦手。 整頓はまだいける。人が家に来た時に、とりあえず見た目を片付ける的な意味で。 でも、整理は無理。 とりあえず物が多い。そもそも、減らす気がないから、増える一方。 絵本も既に本棚から溢れている… この絵本は、ぐちゃっとしたものが、綺麗に並ぶ、の繰り返し。 めめちゃんは、にこにこして絵本を見てる。 それは、ぐちゃっとしたものが綺麗になって、嬉しいって意味のにこっだといいな。 「片付

          【えほんのきろく17】 なーらんだ~片付けって才能だと思う~

          【えほんのきろく16】ばいばい~だがそれがいい~

          参考文献:『ばいばい』まついのりこ あかちゃんのほん、偕成社(2001) いろんな動物が出て来て、ひたすら「こんにちは」と「ばいばい」を繰り返す絵本。 大人の目から見ると、あまりにもシュール。 でも赤ちゃん的には、「だがそれがいい」ってなるらしく、すごい小さめ赤ちゃんの頃から、この絵本を読むととても嬉しそう。 そもそも、赤ちゃんってなんかシュール。今もめめちゃんは横で、ひたすらベッドからガーゼを落とす「ひとりハンカチ落とし」をして爆笑していた。 もしかしたら、母が取

          【えほんのきろく16】ばいばい~だがそれがいい~

          【えほんのきろく15】Alphaprints Colors~ママも光り物は好き~

          参考文献:"Alphaprints Colors" by Jo Ryan, Sarah Powell, Pip Tinsley, Priddy Books (2015) 赤ちゃんが、派手な色が好きなのは、妊娠中に学んだ。 そりゃそうだよね。最初よく見えないから、まあ目立つ色の方が分かりやすい。 でも光り物が好きなのは、生まれて来るまで知らなかった。 最近、めめちゃんに、めっちゃ時計とかネックレスを狙われる。 (小さくても、女なのね…)というわけではなく、お友達の男の

          【えほんのきろく15】Alphaprints Colors~ママも光り物は好き~

          【えほんのきろく14】 Good Night New York City ~ニューヨーク、この1冊に全部まとまってる~

          参考文献:"Good Night New York City" by Adam Gamble / Joe Veno, Good Night Books (2006) ニューヨークに住んでたって言うと、おしゃれ感がすごい。 おしゃれ感がすごいけど、特に私のおしゃれ度が上がったわけではない、残念ながら。 変わったことと言えば、ストッキングを履かなくなったことくらい。 なんかストッキング、ださいって扱いで、誰も履いてない。 最初は抵抗あったけど、そもそも伝線するし、履くの

          【えほんのきろく14】 Good Night New York City ~ニューヨーク、この1冊に全部まとまってる~

          【えほんのきろく13】ぺんぎんたいそう~ぺんぎんのおなかは、おいしそうだと思う~

          参考文献:『ぺんぎんたいそう』斎藤槙著、福音館書店(2016) これも絶対かわいいに違いないと、ジャケ買い(って、今も言うのだろうか)した、ぺんぎんたいそう。 シンプルに、ペンギンの親子が体操してる。 最近、前進出来るようになっためめちゃん、絵本に合わせて体操すると、大喜び。 手をちょっと振ってみたりとか、一応一緒にやってるつもりらしい。可愛い。 ただ、すごい楽しそうなのは、多分、母の雑な体操の動きが、なんか面白いからっぽい。 ペンギンもこの間、水族館で見たけど、

          【えほんのきろく13】ぺんぎんたいそう~ぺんぎんのおなかは、おいしそうだと思う~

          【えほんのきろく12】あめかな!~梅雨時にぴったりな絵本~

          参考文献:『あめかな』U.G.サトー著、福音館書店(2009) 梅雨の湿気に、完全に負けている私。 風が吹いたら遅刻して、雨が降ったら休みたい。 でもめめちゃんは、雨の日も風の日も、楽しそう。 雨の日は、愛車(※ベビーカー)のレインカバーを蹴り蹴りして楽しそうだし、 風の日は、風が強ければ強いほど、きゃーって嬉しそう。 感性の、差。 そう、この絵本は、なんか感性とかそういうのを育んでくれそうって、母は信じてる。 具体的な絵ではなくて、表紙のような色彩とか画法で

          【えほんのきろく12】あめかな!~梅雨時にぴったりな絵本~

          【えほんのきろく11】きゅっきゅっきゅっ~鮮烈の朱色~

          参考文献:『きゅっきゅっきゅっ』林明子著、福音館書店(1986) 私、大変申し訳ないけど、この朱色と緑の組み合わせが、なんか苦手で。 この本と同じシリーズの、『おててがでたよ』も、緑地に朱色の服で、なんか苦手だった。 だから、童話館ぶっくくらぶで、この『きゅっきゅっきゅっ』が来た時も、最初は(また朱色と緑…)と、ちょっとがっかりしたわけで。 でも、めめちゃんは、この絵本大好き。 めめちゃんが、(待ってました)って顔するから、今は我が家の絵本のレギュラー入りしてる、ま

          【えほんのきろく11】きゅっきゅっきゅっ~鮮烈の朱色~

          【えほんのきろく10】Polar Bear, Polar Bear, What Do You See?~ボアコンストリクターって単語は知ってたけど、日常であまり使わない~

          参考文献:"Polar Bear, Polar Bear, What Do You Hear?" by Bill Martin Jr / Eric Carl, Henry Holt Books for Young Readers (2010) この絵本のシリーズは、動物の絵が見開きでばーんっとあって、色もカラフルだから、めめちゃん的にも、わりとじっと見てくれる。 特にこの絵本は、いろんな動物に、「What do you hear? (なにが聞こえる?)」と聞いて、「〇〇が

          【えほんのきろく10】Polar Bear, Polar Bear, What Do You See?~ボアコンストリクターって単語は知ってたけど、日常であまり使わない~

          【えほんのきろく9】 こねこがにゃあ~ただひたすらにかわいい~

          あまりの可愛さに、本屋さんでジャケ買いした、『こねこがにゃあ』。 ねこのおなか(何ならおしりも)丸出しは、反則だと思うの…。 可愛くてよく読んでいたからか、めめちゃん(娘)も気に入っている模様。 ストーリーはとてもシンプル。 おかあさんねこがよぶと、いろんなところから、こねこたちがにゃあって集まって来る。 絵が、ひたすらに可愛い。 隠れてるけど耳とかおててがちょっとだけ見えてる子猫が、次のページでぴょんって出てくる。いないいないばあ的な。 めめちゃんはまだ隠れて

          【えほんのきろく9】 こねこがにゃあ~ただひたすらにかわいい~

          【えほんのきろく8】From Head to Toe ~あおむしだけじゃないよ~

          参考文献:"From Head To Toe" by Eric Carl, HarperFestival (2018) 子供が生まれるまで、私の中でエリック・カール=はらぺこあおむし、だった。 世界中で大人気な絵本だけど、そもそもいもむし・あおむし嫌いな私にとって、はらぺこあおむしも、目によろしくないものだった。 でも、娘のめめちゃんが、人生で初めて気に入ったおもちゃは、なんとはらぺおこあおむしの布絵本。 生後4か月くらいから、今(9か月)に至るまで、ずっとはむはむし

          【えほんのきろく8】From Head to Toe ~あおむしだけじゃないよ~