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ウィンガーディアム•レビオーサ!あなたのは、レビオサー【ロンドン、ハリーポッター•スタジオ】
ハリーポッターと聞いて、まず出て来るのが、なぜかこのセリフ。
物を浮かす呪文が間違っていて、うまくいかないロンに、ハーマイオニーがドヤ顔で指摘するシーンです。
小学生の頃にハリーポッターを読んで、(ホグワーツに入学したいな…)と、思いながら普通の中学に入学した、子供の頃の私。
よっぽどホグワーツに入りたかったのか、その後イギリスに留学し
気づくと、人生で、ちょこちょこハリーポッターゆかりの地を巡っていました。
ある時、ロンドンに行くことになって
はりきって、ハリーポッター•スタジオのバスツアーを予約したんですが
急遽、一緒に行く予定だった友達が来れなくなり
まさかの、ソローポッター…(^ω^)
…気を取り直し、1人でもなんとかなるよ☆というこで、そのまま行ってきました。
ハリーポッター•スタジオへの行き方は、電車、バス、車とあるのですが、私はチケット代込みのバスツアーを予約していました。
ロンドンのヴィクトリア•コーチステーションという1番大きなバスターミナルが集合場所です。
バスターミナルのすぐ近くのホテルを予約し、準備万端。しかし、翌朝…
起きて、携帯を見ると、8時3分。
バスの集合時間は、8時15分。
(…あれ、携帯、現地時間になってないのかな…?)
と、寝起きの頭で考えること、3分。
あ、これ、ロンドンの時間ですね…と気づいて、集合場所までの時間をGoogleマップで検索したのが、8時6分。
Googleマップ、歩いて6分って言ってる。
「40秒で支度しな!」と、脳内のドーラが叫んだのを合図に、その辺に落ちていた服を引っ掴んで適当に来て、カバンを持って走り出しました。
幸運だったのは、昔、集合場所のバスステーションを、よく使っていたこと。
迷わず、バスステーション内の集合場所まで、駆け抜けます。
すっぴんで髪を振り乱し、息を切らしまくるアジア人に、受付のお姉さん、明らかにドン引きしています。
でも、奇跡的に間に合いました。私、やりきった…!
バス、満員です。でも、一人参加は私だけです。
他の人たちが、キャッキャッとはしゃいでいる中、一人、息を整える私。
息が整った後は、一人静かに、脳内ではしゃぎます。側から見ると、不機嫌そうなアジア人だったと思いますが、それはただ、すっぴんだっただけです。
いよいよ、バスはハリーポッタースタジオに到着です。ここでチケットを渡され、入場します。
ロンドンのハリーポッター•スタジオは、スタジオというだけあって、実際の映画のセットを見学して回れるようになっています。
スネイプ先生を発見…!奥にいるのは、マクゴナガル先生です。
この時は、ちょうどハロウィンの装飾になっていました。
9と3/4番線とホグワーツエクスプレスも、しっかり再現されています。
ダイアゴン横丁もありました。
もう、ハリーポッター好きな人なら、わーいって大はしゃぎするような場所なんですが、一人の私、ずっと仏頂面…(脳内で一人ではしゃぎます)。
なんか、ほうきに乗ってる合成写真が撮れるコーナーとかあったんですけど
すごい人気で、わいわいしてたんですけど
ソロカラオケより、だいぶハードル高かった…(;ω;)
私も乗りたかった、ファイヤーボルト。そっと横目に通り過ぎました。
この施設、ハリーポッター好きな人には、本当におすすめです。
英語わからなくても、特に問題ないです。
子供の頃に来れたらもっと幸せだったろうなぁ…(なかったけど)。
で、まあ誰かと一緒の方が、より楽しめると思うんですけど、一人でもそれなりに楽しく過ごし、帰ろうとした時に、気づいちゃったんです。
あれ〜この服、裏表どころか後ろ前も逆 って。
まあ、40秒で支度しましたから、そうなっててもおかしくないんですが…
声にならない叫びを上げ、慌ててトイレで着替えました。
友達がいたら、やだー☆とか言えるし言ってもらえる(というか、だいぶ前に気づいてもらえる)のに、一人旅の弱点…!
とりあえず、誰にも写真撮ってくださいって頼まなくてよかったなぁ…と思いました。危うく、不審者になるところだった。
もしくは、入り口でローブを買って着ておくべきでした。
旅の恥はかき捨て、次はファイヤーボルトにまたがることを目標に、頑張って生きていきたいと思います。
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