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【バトン連載】私の移住ストーリー vol.10|神戸 梓@石垣島

私が石垣島に移住した理由


2020年1月2日初めて石垣島に来ました。
お正月で5日間まとまった休みができたので旅行に行こう、と決め
「一人旅 人気」と検索したところ出てきたのが石垣島。
それまで全く考えてもいなかった沖縄の離島に一人で行ってみることに。

冬の沖縄で何ができるのか調べていたところ、私の趣味の一つであるヨガができるということが分かりました。しかもビーチで!
これを旅のメインにして石垣島に来たのでした。

お天気に恵まれ、とってもきれいなサンセットから満点の星空を視界に、波の音を聴き、砂浜の感触を感じながらヨガのレッスンを受けました。今までにない経験をして癒しと感動いっぱいでした。

その経験が忘れられず2回、3回と石垣島に引き寄せられるように来ました。旅行で来るたび石垣に移住した人と出会い、話していると「住めばいいよ、何とでもなる」と言われ、次第に私も「住みたい」と思うようになり移住を決意しました。

初めて石垣島に来た時のサンセットヨガ

移住するためにクリアしなければならなかったこと

正直なところ、移住のハードルはそんなに高いものではありませんでした。

私は京都で生まれ育ち、その頃は京都で訪問看護師をしていました。
大好きな京都を離れることには少し抵抗がありましたが、同じくらい大好きな石垣島に住みたい気持ちの方が大きくなっていました。

京都とは違う気候や虫が多いことなど不安はありました。今でも虫問題はクリアできていませんが。

大好きな京都。実は京都検定3級持ってます。

あとは仕事。
管理職をかじっていたこともあり、とてもやりがいを感じていました。
スタッフも仲が良く、長くお付き合いする患者さんや家族からの信頼も得ていたように思います。
こんな素敵な人たちとお別れすることは寂しい気持ちでいっぱいでしたが、私のチャレンジを皆さん応援してくださり送り出してもらったのでした。

もちろん移住先の石垣島でも訪問看護をやりたいと仕事を探し、寮まであったので仕事も住むところも準備はばっちり整っての移住でした。

京都の訪問看護メンバーは今でも帰省すると迎えてくれる

移住してみて、今おもうこと

京都で涙のお別れをしたあと、石垣ではさらに素敵な人達に出会うことができました。

ヨガのレッスンで出会った人に「みちくさ文庫に行ったら友達ができるよ」と紹介してもらい、みちくさ文庫の店主から「移住1年生の会」を紹介してもらい、そこからどんどん出会いが増えていきました。

石垣島は本当に不思議なほど人との出会いが多いところです。しかも出会う人は皆、個性があり、優しい人で、いい刺激をもらえる人たちです。

人とのつながりが、ここでの生活をさらに良いものにしてくれていると感じています。

移住1年生の会
みちくさ文庫のNFTをたくさん集めました!

仕事では訪問先のおじい、おばあから石垣の行事や文化を教えてもらったり、見たことのない野菜や果物をおすそ分けしてもらったり。
「ああ、石垣に住んでいるんだ」と毎日が新鮮でした。

現在は訪問看護から訪問診療へと仕事の場が変わり、そこで働くスタッフたちとの出会いがさらに看護師として成長できる場で、とても良い経験をさせてもらっています。

石垣島ではまだまだ在宅医療が浸透していないこと、医療介護分野で働く人の確保が困難であるといった問題もあります。

病気や障害と付き合いながら石垣で暮らしたいという気持ちを持った人をいかに在宅で支えることができるか、
私が大好きな石垣に住む人たちにできることは何か、
を考えて日々過ごしています。

とぅもーる診療所のゆかいなスタッフたち

次のバトンは…


 「みちくさ文庫に行ったら友達ができるよ」と教えてくれたロコさんです。この人がいなかったら石垣でこんなに素敵な人たちと出会えなかったと言ってもいいほど私にとって重要な人です。
だけど実態がよく分からない…。
もっとロコさんのことが知りたいですということでバトンを渡します。


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この記事を書いた人

神戸 梓
京都市出身(京都検定3級)看護師。
病院勤務を経て、在宅領域で5年以上患者に寄り添ってきた。
2022年5月石垣島へ移住。
現在は訪問診療所で勤務し、
病院に通院できない患者さんの在宅診療をサポートする。
趣味はヨガ、読書。
特技はホルン演奏、飲み会で酔っぱらいを無事に送り届けること。
すでに多くの人を看護師魂でお世話してきた。


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