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#55「Mr.Childrenから学ぶ“対義語バインド法”」


日本音楽界のレジェンド的なバンド。
Mr.Children。ミスチル。

ミスチルから学ぶマーケティングノウハウがあります。
それは、ネーミングの極意
Mr.Childrenのバンド名の由来に、にネーミングの極意がございます。


「Mr.Children」バンド名の由来

「Children」に「Mr.」を付けた意図について桜井は「“ミスター”と“チルドレン”は正反対に思えるが、“形にこだわらない”“カテゴライズされない”という意味で、自分たちの音楽が大人から子供まで幅広い人たちの心に残るものになって欲しくて、この言葉を組み合わせた」と語っている。
ウィキペディアより


正反対の言葉を組み合わせる

“ミスター”と“チルドレン”の正反対の言葉を組み合わせる。
対義語を一つの言葉化(バインド)する。
これこそが、“対義語バインド法”となります。
※bind(バインド):結びつける、くっつけて固める、縛る、などなど


対義語バインドの一例(アーティスト)

ミュージシャン/アーティストには、ジャンル問わず意外と対義語バインドの名前が多い!?
一例を記載させていただきます。

ハイ ⇔ ロー
=↑THE HIGH-LOWS↓
ベイビー ⇔ メタル(赤ちゃんとは無縁のジャンル)
BABYMETAL
変態 ⇔ 紳士(変態とは程遠いジェントルマン)
変態紳士クラブ


対義語バインドの一例(商品/サービス名)

マーケティングの領域では、商品名やサービス名で対義語バインド法を活用することが多々ございます。

この場合、対義語を用いることによるメリットは以下:

 ・機能的な領域の広さの訴求が可能に!
 ・既存カテゴリを逸脱したポジショニングの明示化が可能に!
 ・フックとなり/気になって顧客が興味を持つ~手に取る行動喚起が可能に!
 ・などなど

以下一例となります。

冬はヒーターとして、夏は扇風機として活用可能です!
=Dyson hot+cool
大人の男性向けのビターなポッキー(お菓子)です!
=メンズポッキー
ラー油なのに辛くないです!
辛そうで辛くない少し辛いラー油

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以上となります。
Mr.Childrenの桜井さんが生み出したと言っても過言ではない“対義語バインド”法。
“ブラックマヨネーズ”のように、芸人のコンビ名にも対義語バインドあり!


マーケターの皆様。
是非、新商品開発・新サービス開発時に活用くださいませ!

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