marimo

本、ミステリー、児童文学が好き。娘の不登校をきっかけにいろいろ学んでいます。

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最近の記事

言いたい事が真綿のように喉を詰まらせてゆく

先週の月曜日。 お腹が痛い、学校に行きたくないと朝泣く末っ子。 火曜日は授業参観。朝から登校して行った。 水曜日、またお腹痛くて欠席。 木曜日も欠席。 金曜日は祖母と出掛ける事が前から決まって居たので、欠席。 出掛けた事でいい気分転換になったかな?と思ったところのコロナ。 で、現在自宅療養中。 長女はパタリと行かなくなったし、休んだ時もあったけど、基本行かせようと私がしていた。 末っ子は、 行かせようとしない方がいい事も分かってる。 休んでもどうにかなる事も分かってる。

    • とにかく子どもの話を聞け!

      下の子の習い事トラブルが起こり、その様子を見ていた不登校長女が激怒した。 たとえ悪いことでも周りのみんながやってると、自分もやらざるを得ない事はある。それをただ大人は怒るだけ。 主犯の子はどうしてそれをやってしまったのか、その子だってそれをやる事で何とか生き残ってるのかもしれない。何かのストレスがあるのかもしれない。それをなぜ聞かない。 リストカットだってそう。生き残る為にやってるのに、何で怒るわけ? とにかく子どもの話を聞け!!! めっちゃ響いたし、すごく反省しまし

      • そうならないように、じゃなくて

        HSP気質のある娘に下の子達を自分の目の前で怒らないで欲しいと言われた。 あーそうだった。ピリピリした空気が本当に嫌なんだよね。 下の子への対応を見て、それじゃダメだ、話を聞けと言われた。 そうもいかない時もあるし、いつも快い対応は出来ないな…と思い親の会の人に相談すると、娘への対応で上手くいってること、いかなかった時の自分を切り替える方法について聞かれた。 こうやって話せる場がある、動画を見たり本を読んだり気晴らし出来る、友達に会って雑談したり共感したりしてもらえる、と言

        • それは絶望しか産まない

          「そんなこと言ったって、これからの人生でこういう事はいくらでもあるよ。」 「みんなやってるんだから、あなたも頑張らないともっと大変になるよ。」 それは確かに事実かもしれない。 先を知っている大人は心配からそう言うのかもしれない。 でも、この言葉を聞いて子どもはどう感じるのだろう? これからの人生に希望を見出せるのだろうか?希望がなくてこの先歩いて行けるのだろうか? どうか絶望させないで。 楽しいこと、希望を子どもに伝えて欲しい。 私もそうしていきたい。

        言いたい事が真綿のように喉を詰まらせてゆく

          ただギュッっとすれば良かった

          末っ子は3年生になって、お腹が痛かったり、ずっとお母さんといたいと言ったり、不安定な状態に時々なるようになった。 宿題をやったの? テスト勉強しなくていいの? 明日の支度したの? 言いたいけど言わないように(顔には出てるのかもだけど)。宿題やってかない日もあるし、テストは毎回再テスト。朝も一緒に登校するメンバーをかなり待たせて何とか家を出る。 それでも先生も甘く見てくれてるし、周りに迷惑かけつつも本人が何とかやってる。 支度も用意も本人に任せて、頼まれたら快くやるように

          ただギュッっとすれば良かった

          親の会からの卒業

          不登校の親の会から卒業していく人がいる。卒業と言っても、子どもが再登校したから卒業するという人ばかりではない。 では、どんなタイミングで親の会から卒業していくのだろう。これは私が不登校をだいぶ受け入れた頃からずっと疑問に思っていたことだった。 ①今いる親の会のやり方と合わない。別の方法を探す。(卒業というより乗り換え?) ②子どもなりの居場所を見つけて落ち着くことで親も落ち着いてきて必要がなくなる。 ③子どもは落ち着いているが、居場所があるないは関係ない。親にそれを受け

          親の会からの卒業

          校長先生からの…って

          娘の高校の合格のお知らせを学校からもらった。 その時電話で、 担任「合格通知書は校長先生から(おめでとうという形で)渡しますので、それだけ預からせてください。」 私「…それは本人の意向も聞いてからでいいでしょうか?」 担任「(急に慌てて)そうですね。ではその旨も学年主任が資料を渡す時にお伝えください。」 という会話があった。 娘に聞くと「嫌だ。」との事。 学年主任に「本人はあまり望んでないようですが…。」と話すと「私か担任からでも構いませんので。」と言われ、一旦持ち帰る。

          校長先生からの…って

          かがみの孤城

          お正月休みに娘達と「かがみの孤城」の映画を観た。 もともと原作も読んでいたので観に行きたいなと思っていた時、好きな人が声優をやるから私も観に行きたいと言い、みんなで行くことになった。 映画館はそれほど混んでなくて、子ども連れから、年配の男性1人、客層はさまざま。 2時間近くの映画は原作のストーリーに沿って綺麗にまとめられて作られていたと思う。 映画の後、娘が「共感できた。」と言うので、「どんなところが共感できたの?」と聞くと、「ああいう嫌な先生いるよねって言うのと、行くっ

          かがみの孤城

          ゲームだろうが何だろうが

          うちに任天堂のswitchが来たのは長女が小6か中1の頃。コロナの自宅待機に耐えかねて渋々買ったような気がする。 それまでは公園でみんなで集まってゲームしている子ども達を見ると、最近の子はつまらないなーと思っていたし、娘が欲しいと言わないことをしめしめと思っていた。(今思えば言わせない圧があったんだろうな。) ゲームの世界に篭ってコミニュケーションが取れなくなる。依存のようにずっとやってしまう。 それが怖かった。聞こえないふりをして手に取らせない事でそれを防いでいた。 不

          ゲームだろうが何だろうが

          行く道は子どもが自分で決める

          年末から通信制高校などでは受験が始まり、ここ数日で希望校が決まらない、動けないという相談をいろんな場所で耳にする。 去年の夏、所属しているオンラインの親の会で、高校進学についての勉強会を開催させてもらった。 実際に高校生の親である一歩先行く先輩達の声はとても力強くて。 上手くいったことだけでなく上手くいかなかったことも含め、たくさんの経験を伝えてくださった。そして、どんな時も子どもに寄り添おうという姿に感動した。 全ての人が言っていたことは「子どもが自分で決める」というの

          行く道は子どもが自分で決める

          ミモザ(アカシアとも言う、種類もたくさんある)

          昔よく通っていた喫茶店の庭に大きいミモザの木があった。 春になると黄色い花で満開になり、いい香りがする。その喫茶店とも雰囲気がとても合っていて、家を買ったらミモザを植えたいとずっと憧れていた。 そのミモザを庭に植えてから8年。 今年はお正月あたりから咲き始めて今は5分咲き。 毎年、切って花束にして、身内、会社の人、ご近所さん、友達、できる限り配っていた。ちゃんと綺麗に英字新聞でくるんでリボンをする。その作業がとても好きで幸せなのだ。 人に求められてないのに「良かったら…」と

          ミモザ(アカシアとも言う、種類もたくさんある)

          ちょっと落ち着くとくるもの

          数日前からちょっと咳っぽかったのが、昨日辺りから喉の調子も悪くなってきた。 そして喉が締められてるように苦しくなる。 更年期?ストレス? こういう自分の身体の不調って、子どもの事が少し落ち着いた時にやってくる。 不登校を親子で受け入れて、子どもが家の中で少し落ち着いた頃、左の耳が気圧の高いところに行った時みたいに塞がってるように感じた。そしたら突発性難聴だった。 ちょうど少し前に職場の人や親がなっていたから急いで病院に行けたのも良くて(症状がひどいと難聴になる事もあるみたい

          ちょっと落ち着くとくるもの

          2年が経って

          娘が学校に行かなくなったのはちょうど2年前の今頃。 中1だった娘は部活の稽古の時間になるとお腹が痛いと言うようになっていて、もう行くの辞めようかと話していたところだった。身体の変化に合わせて月一くらいで不調になることもあり、婦人科にも行き、今のところ病気は見当たらないと診断も受けていた。 頭痛がひどいと言って早退したその日から、体調はどんどん悪化した。そして不安で眠れなくなり昼夜逆転していった。 最初は本人も行こうと、行かなくてはともがいていたし、私もこんなに行きたいと思

          2年が経って

          気まぐれ日記という名で

          いつからか日記を気まぐれにつけていた。 今でも高校生くらいからの日記は衣装ケースの奥に隠してある。 あの頃、馬鹿みたいに考えていたこと。振り返って読んでも自分の根っこは本当に変わっていない。 ただ私は私の書く文章が好きで、もちろん自己満足で、でも自己満足でいいよねと思うほど好きなのだ。  自分が自分を1番励まし、肯定し、たまに否定し、責め立てる。いつだって自分の事ばかり考えている。中学生から変わらない。これからもそうだろう。 不登校の娘と向き合いながらも自分と向き合っている

          気まぐれ日記という名で