2年が経って

娘が学校に行かなくなったのはちょうど2年前の今頃。
中1だった娘は部活の稽古の時間になるとお腹が痛いと言うようになっていて、もう行くの辞めようかと話していたところだった。身体の変化に合わせて月一くらいで不調になることもあり、婦人科にも行き、今のところ病気は見当たらないと診断も受けていた。

頭痛がひどいと言って早退したその日から、体調はどんどん悪化した。そして不安で眠れなくなり昼夜逆転していった。

最初は本人も行こうと、行かなくてはともがいていたし、私もこんなに行きたいと思ってるのに何とか行かせてあげたいと思っていた。原因を見つけようと病院もいくつも回って疲弊した。それが違っていることを長い時間をかけて理解していった。

最近記事を目にしたポリヴェーガル理論というものがとてもピッタリきたのだが、娘は学校という大きな恐怖を前にして自律神経のブレーカーが落ちてしまったんだろう。不安から失神することがあったのもこういう仕組みなのかなと思った。

そんな娘も今日は高校入試。
通信制ではないが、不登校の子を多く受け入れている学校だ。
朝起きてくるのか、やっぱり嫌にならないか、体調悪くなって行けなくなるのでは…今でもたくさんの不安に襲われる。
それでも、そうなったらそうなったで何とでもなるよね、と思えるのは、たくさんな学びや共に励まし合い共感し合った不登校の親の仲間がいたからだと思う。

彼女にも、その場にいる他の子にも、その学校がいい出会いとなりますように。
(娘は「学校が行きたくなるような学校になるように努力して欲しい」と言っていた!そうだよねー!!)

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