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行く道は子どもが自分で決める

年末から通信制高校などでは受験が始まり、ここ数日で希望校が決まらない、動けないという相談をいろんな場所で耳にする。

去年の夏、所属しているオンラインの親の会で、高校進学についての勉強会を開催させてもらった。
実際に高校生の親である一歩先行く先輩達の声はとても力強くて。
上手くいったことだけでなく上手くいかなかったことも含め、たくさんの経験を伝えてくださった。そして、どんな時も子どもに寄り添おうという姿に感動した。

全ての人が言っていたことは「子どもが自分で決める」というのが大切ということだった。
それから、いつからでも学ぶことは出来るということ。

所属がなくなるというのは不安だと思う。それでも子どもが自ら動かなければ、どこでもいいからと無理に決めることは出来ない。進学にはお金も掛かるし、いつか本当に子どもにやりたい事が見つかった時に応援出来るだけの財力を残しているのも大切かもしれない。

私は、娘が私の勧めた高校をそのまま気に入ってしまったので、本当にそれで良いのかと不安に感じていた。
雑談の流れで「学校よりも働くことの方が大切だ」と言うのを聞いて、娘にとっての高校は、あくまでも今ある中で一番マシな選択なのだなと思った。
もちろん経験出来なかった行事や友人との時間も過ごせたらいいと思ってるだろう。でも学校生活は人生を楽しむ手段の一つに過ぎないのだと思う。いい出会いがあれば、楽しければ、ラッキー。そのくらいの気持ちで、人生そのものに寄り添っていくんだということを忘れないでいたい。

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