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ただギュッっとすれば良かった

末っ子は3年生になって、お腹が痛かったり、ずっとお母さんといたいと言ったり、不安定な状態に時々なるようになった。

宿題をやったの?
テスト勉強しなくていいの?
明日の支度したの?

言いたいけど言わないように(顔には出てるのかもだけど)。宿題やってかない日もあるし、テストは毎回再テスト。朝も一緒に登校するメンバーをかなり待たせて何とか家を出る。

それでも先生も甘く見てくれてるし、周りに迷惑かけつつも本人が何とかやってる。
支度も用意も本人に任せて、頼まれたら快くやるように。しんどいけど頑張るならそれもそっとしておく。騙し騙しのような気もしてるけど、帰ってくれば楽しかった話をしてくれたり、友達と遊びに行く様子を見てホッとしたりする。

そんな感じで何とか日々過ごしていたけど、私の体調が悪かったり、気持ちに余裕がなかったりすると、急げ急げと追い出すように学校に行かせてしまう。
今日もそっとくっついて来たのに、「みんな待ってるよ」と行かせてしまった。

ただギュッってしたら良かったのにな。その1分間がどんなに大切だったかなぁ、とたくさん後悔している。帰って来たらたくさん話聞こう。

そうやって失敗して、リカバリーして、(それが間違うこともあるけど)、次はちょっとだけ良くなったり、そんな日々をただ積み重ねていく。

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