Kohei.O

Turingで財務経理/経営管理を担当しています。 大手メーカー→メガベンチャー→ベン…

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Turingで財務経理/経営管理を担当しています。 大手メーカー→メガベンチャー→ベンチャー→スタートアップと毛色の違う会社で財務、IR、管理会計、経営企画を経験してきており、noteでは職業柄コーポ周りや事業計画関連の話を書き溜めます。

最近の記事

Turingのファイナンス室/財務経理は何をする?誰が活躍できる?

Turingファイナンス室兼財務経理の大杉です。 このポジションで仕事を始めて約3ヶ月が経ちまして、Turingのファイナンス室/財務経理が為すべきことや活躍できる人材イメージの解像度がだいぶ上がってきました。 そこで、今日は上記について少し共有しようと思います! 下記に当てはまる人はぜひ是非読んでみてください。 ・スタートアップのファイナンス室/財務経理に興味のある人 ・将来的にスタートアップで活躍してみたいと思う人 ・スタートアップに興味のある人 ファイナンス室/財

    • 事業計画を組み上げたら完全オンボーディングした話

      Turing Advent Calendar 11日目を担当する、経企&財務経理の大杉です。入社2ヶ月弱ではありますが、今回は入社から(正確には入社前から)メインタスクとしてやっている事業計画策定について話したいと思います。 以下の項目で書いていくので、スタートアップやTuringに興味がある人は是非読んでいってください! 1. なぜ事業計画を作るのか創業してまだ3年と経っていないTuringが力を入れて事業計画を作る必要があるのかと思われた方もいるかもしれません。(私も入

      • 仕事帰りのウォーキング(六本木→渋谷)

        今回はいつもとは方向を変えて渋谷を目指してウォーキングをしました。六本木→西麻布→南青山→宮下パーク→渋谷とひたすらオシャレな街を練り歩き、すごく充実したお散歩コースでした。 ウォーキングルート詳細歩いた場所:六本木→渋谷まで 歩いた時間:21:00~22:30くらい 歩数:6,000歩 ルートは、 六本木駅→西麻布の交差点→青山霊園→根津美術館→ブルーノート東京→ニューヨークを思わせる青山通り→少し混み入った住宅街?→オシャレなカフェからのオシャレなカフェ→青山パークタ

        • 仕事帰りのウォーキング(六本木一丁目→三田)

          今回は新橋を目指してウォーキングを始めたのですが、なぜかまた田町に着いてしまいました。流石に全く同じは嫌だったので、なんとなく三田をゴールとしました。(田町=三田ですが…) ウォーキングルート詳細歩いた場所:六本木一丁目→三田まで 歩いた時間:21:00~22:30くらい 歩数:6,000歩 ルートは、 六本木一丁目駅→スウェーデン大使館→ホテルオークラ→いい感じの下り坂→神谷町あたり→東麻布→慶應義塾大学東門→三田駅 と、以前田町に行き着いたコースとはまた違った道でのお

        Turingのファイナンス室/財務経理は何をする?誰が活躍できる?

          仕事帰りのウォーキング(六本木一丁目→虎ノ門)

          今回は短めですが、国会議事堂を経由して虎ノ門までお散歩しました。六本木一丁目から首相官邸や国会議事堂が案外近いことを初めて知りました。 ウォーキングルート詳細歩いた場所:六本木一丁目→虎ノ門まで 歩いた時間:21:00~22:00くらい 歩数:3~4,000歩 ルートは添付の通りですが、 六本木一丁目駅→首相官邸→ちょっと高級めなアパ→国会議事堂(虎ノ門ヒルズが頭だけ見える)→霞が関ビル→虎ノ門駅 と、またもや遠回りして虎ノ門駅まで行きつきました。 道中出会った気になり

          仕事帰りのウォーキング(六本木一丁目→虎ノ門)

          仕事帰りのウォーキング(六本木→田町)_記録用

          コロナが長期化し、ステイホームで活動量が減っています。 運動不足になるのはもちろんなのですが、新しい発見や気づきも少なくなっていることが寂しいです。 なので、意識的に長めにウォーキングしてみようと思い、今回は六本木から田町まで歩いてみました。思った通り、色々と発見があって楽しかったので記録がてら記事に残そうと思います。 ウォーキングルート詳細歩いた場所:六本木→田町まで 歩いた時間:20:30~22:00くらい 歩数:6~7,000歩 ルートは添付の通りですが、 六本木

          仕事帰りのウォーキング(六本木→田町)_記録用

          ”TDL値上げ”の目安となってきたKPIとは(考察)

          最近、NetflixやAmazonなど能動的な値上げを行う企業が注目されています。素晴らしいプロダクトを提供しているからこそできることだと思うものの、どういうFactをもって値上げに踏み切っているのかが気になっておりました。 今回はデフレ大国日本で値上げを続ける東京ディズニーランド(以下TDL)がどういうKPIを見ながら入園料の値上げを決定しているのだろうかということを勝手考察していこうと思います。 結論1: 2014年までは”1時間あたりチケット料金”が目安勝手考察なの

          ”TDL値上げ”の目安となってきたKPIとは(考察)

          予算作りで大切なこと③ いいタイミングで作り始める

          予算作りにおいて心構え的な部分を①、②でまとめましたが、今回は実際の予算策定プロセスの起点となる開始タイミングについて、お話ししていきます。 「いいタイミングで作り始める」ことの重要性予算策定は、この「いいタイミングで作り始める」ことができるかどうかで勝敗が決します。 「あのタイミングで作り始めておいてよかった。」 「もっと早くから検討し始めないといけなかった。」 これは予算策定PJに対しての総評ともいうべきフィードバックで、上なら成功、下なら要改善ということです。つま

          予算作りで大切なこと③ いいタイミングで作り始める

          予算作りで大切なこと② 予算は数値だけじゃない

          前回は、予算を見通しで終わらせない、ことについて少し詳しく書いていきました。今回は数値目標だけが予算ではないという話を整理したいとおもいます。 予算とは一体何かあなたの会社に予算はありますか?と聞かれた時、皆さんは何を想像されるでしょうか。私自身、この問いかけに対してパッと思いつくことは、目標PLです。 私だけでなく、多くの人は目標PLのような数値目標を思い浮かべるのではと思います。しかし、数値目標の前には定性目標が、定性目標の前には戦略がありますよね。予算とはこれらも含

          予算作りで大切なこと② 予算は数値だけじゃない

          予算作りで大切なこと① 見通しで終わらない

          前回の記事で予算作りに大切なことをつらつら書きましたが一つずつ深掘りしていきます。 今回は、見通しで終わらせない予算作りということで、見通しと予算の違い、なぜそうなりがちなのかを整理していこうと思います。 見通しと予算の違い見通しと予算は何が違うのかを一言で言うと、見通しは予算の一部分であり、完成形ではないということです。 そもそも見通しとは以下のプロセスで作られます ・自社を取り巻く外的環境、内的環境を分析する ・上記分析から、自社の現時点の実力値を把握する ・その上

          予算作りで大切なこと① 見通しで終わらない

          会社の予算の作り方

          本業で絶賛来期の予算を作っていて、ハードワークモードな時期に入っています。そういった時によく考えるのが「ベストな予算の作り方」 私はかれこれ10年ほど大企業・ベガベンチャー・ベンチャーで予算作りに携わっているのですが、十人十色、十社十色で予算の作り方はバラバラだったりします。が、考え方や予算を作ることの根本的な意味は変わらなかったりするかなぁと思っているので、ちょっと頭の整理がてら、予算作りについてまとめていきます。 とりあえず、初回はなんで予算を作るのか、作るのには何が

          会社の予算の作り方

          就職ランキングみてもいいけど、年収推移もみたほうがいい。

          コロナ禍の就職ランキングがニュースになっていたのを見かけました。何年経ってもあまり代わり映えのないランキングではあるのですが、そもそもここに載ってる大企業はちゃんと成長しているor成長しようと思っているのだろうかという疑問が湧いてきました。 ということで、就活中の人がすごく気にするであろう年収推移に着目して考えていこうと思います。 成長してない大企業は昇給、賞与が渋い当たり前のこと言ってすみません。なぜ成長性を図るのに年収推移をみるかというとズバリそういうことです。 成

          就職ランキングみてもいいけど、年収推移もみたほうがいい。

          流行りのSaaSをちゃんと学ぶ(CAC編)

          前回の解約率編では、解約率を使ってLT(顧客の寿命)、さらにARPUを使ってLTV(顧客生涯価値)が出せることを学びました。 お客さんからどれくらい利用料をいただけるのかがわかったところで、次は投資、お金をどうやって使っていくかを学んでいきます。 CACとは?CAC(カスタマー アクイジョン コスト)は顧客獲得コストの略のことで、顧客を獲得するためにかかる費用のことを指します。具体的には以下のようなコストが想定されます。 ・広告宣伝費 ・セールス人件費 ・販売代理店手数

          流行りのSaaSをちゃんと学ぶ(CAC編)

          流行りのSaaSをちゃんと学ぶ(解約率編)

          前回は売上指標についてざっと見て次はコストか、と思ったのですが、大事なやつが残ってましたね。 解約率。世の中でチャーンレートと言われている指標です。メーカー勤めが長かったこともあり馴染みが薄く、ちゃーんという響きが可愛いなという程度の印象だったのですが、すごく大事な指標です。 獲得したお客さんが長く使い続けてくれるのはもちろん売上的にもありがたいのですがそれだけではありません。このチャーンレートによって新規顧客獲得にかけられるコストが大きく変わってきます。 なぜかも含め

          流行りのSaaSをちゃんと学ぶ(解約率編)

          流行りのSaaSをちゃんと学ぶ(売上至上主義?編)

          SaaS企業のビジネスを学ぼうと国内の有名なSaaS企業の情報を漁っていたところ、すごくわかりやすい資料に遭遇。クラウド会計で有名なfreeeさんの開示資料がすごく参考になったので、これを教材に学んでいこうと思います。 SaaSビジネスは売上至上主義??決算説明会資料を見てまず驚いたのは、1枚目のハイライトが全部売上関連指標だということ。 こういう資料って1枚目に持ってきていることが一番言いたいことだったりするので、このビジネスで最も大切なのは売上拡大なのかなと感じました。

          流行りのSaaSをちゃんと学ぶ(売上至上主義?編)

          流行りのSaaSをちゃんと学ぶ(凄さ編)

          ”SaaS”は何がすごいのかさわり編でまずは”SaaS”が指すものを明確にしたところで、次は”SaaS”の何がすごいのかということについてまとめます。インターネット上でソフトウェアを提供することは一体何がすごいのか。 利用者から見た”SaaS”の3つのすごい所1. 手軽に使い始められる ・インターネットで簡単な登録をするだけですぐに利用できる ・月額制なので初期費用を抑えて利用できる 2.メンテナンスフリーで常に最新のソフトウェアを使える

          流行りのSaaSをちゃんと学ぶ(凄さ編)