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ご供養企業まなかの仲間の「この仕事を選んだわけ」Vol.03

ご供養業界「偲ぶことの真ん中と向き合う」会社
株式会社まなか広報室note。
日常縁遠いご供養業界への就職に限らず、誰かの「仕事選び」のヒントになれたら嬉しいです!
まなかの仲間との #この仕事を選んだわけ 参加連載企画最終回

Vol.01-02は別の仲間のエピソードです

まなかに限らず、ご供養業界だから、もともと志望・候補にありましたという方もいらっしゃいます!
学生のうちに、なにかこの領域に強い思い入れを持つ経験をされたことをきっかけに、真剣に人生や働くことを考えに考え、葬祭業務の専門学校に進まれたという方。大学などで哲学や宗教学を専攻し社会で実践・経験する職業として選ぶ場合もありますね。
あるいは社会人となって死別や葬送、生きる事に向き合った後に、ご供養業界を志される方もいます。
最終回は「ご供養業界」「ご供養職」だから惹かれた・気になった、決めたという仲間たちの視点とエピソードです。

※「ご供養業界だからとかは特に無いですよ」という仲間の声、視点は過去2回の記事に紹介しています↓

ご供養業界・偲ぶこと、かつ、まなかの想いが決め手になりました


30代・男性・飲食業界→外資系営業職から転身

●探していた「仕事のやりがい」を、ご供養業界のどこに感じたの?

以前趣味でやっていたサーフィンから学んだことは、「波は自分じゃ起こせないし、波があるところじゃないと乗れない」ということ。仕事も同じだと思いました。
この先訪れる、死亡者数が増加する社会においては、ご供養業界が多くの日本人に必要とされる「波」がくるだろうと考えました。
小学生の時、大好きだった祖母との最期になってしまったやりとりに後悔を抱えてしまい、人の死や死別は本当に大きく、大事な出来事だと痛感していたからです。
新卒で飲食業界の会社に約6年勤めました。「食べることは人の暮らしに大切なこと」だと今も思いますし、そこに貢献できればいいなぁと思って仕事に邁進していた。だけど「食事」という瞬間的な出来事に、心の底から、原体験に紐づく納得がない感覚もありました。大事だと思うのに、生涯をかけて極めたい強い気持ちが無い感じです。
だからでしょうか。「お寺を次世代に繋いでいくための仕事」という言葉に心が動きました。
人の死という別れへの想い。自分が介在する意味を見出せる、使命感のようなものを仕事に求めている自分にとって、人生を無駄にしないで、お寺のように時間という概念を飛び越えた場所に貢献したいと思いました。


20代・女性・葬祭業界内での転職

●ご供養業界への思い入れのきっかけは?

『働くこと=自分らしく生きる術』のような気がしています。
大学時代の接客アルバイトの楽しさと、インターンシップ体験で気付いた「大切な一日をつくること」のさらに先の想い=「その日だけの思い出でなく、振り返った今笑っていられる、元気でいられる日を作りたい」が軸になりました。
私にとってそんな一日がいつか振り返った時に、中学生の時の祖父のお葬式での経験でした。
寝たきりで衰弱していく姿を直視できず、亡くなる直前までお見舞いを避け続けてしまった自分。お葬式の日に祖父に手紙を書き、おじいちゃんのそばで読むことを葬儀社の方に勧められ、思い出を全部振り返り、今までのありがとうもごめんねも書きなぐりました。
大切な祖父のお葬式、お見送りの最後に、これまで一緒に過ごした大切な時間を振り返り、気持ちが整理されたからこそ、私は祖父を想う時に最後に見た痛々しい姿の祖父ではなく、私のような孫たちを生きがいにしていた優しいおじいちゃんの姿を思い出し、笑って思い出話ができています。
自身のたった1つの手紙がここまで自分を支えてくれたように、『葬儀』という時間はたくさんの可能性があるのだと感じ、業界も葬祭に絞って就職しました。


40代・女性・フリーランスのデザイン職からまなかに入社

●ご供養企業社員へと、専門性あるフリーランスから転身を決めた理由は?

わたしにとって仕事とは、社会を少しでもハッピーにし、それに対する真っ当な対価をちゃんと得ること
偲ぶということが年々身近になってきたのと、全体的に商売がうまくなさそうなところに人の心を感じ、面白そうだと興味を持ちました。
転職というよりも、フリーランスを辞める覚悟ができるかどうか。ぶっちゃけ会社員生活に順応出来ないのではと不安もありました。(遅刻しないで出社してるのが奇跡。と周りのわたしをよく知る人々も言っています)
入社してみて、実際とても不器用な会社でした。
もう少し良い不器用・悪い不器用を整理して、もっとうまく社会に貢献できる会社にして、もう少し生きやすい人を増やしたい!という欲ができたので、朝起きる生活もがんばろうと思っている現在です。
変な会社で楽しいです。


40代・女性・ブライダル業界から転身

●20年以上のキャリアの先で、極めるものがご供養業界だと感じた理由は?

仕事を選ぶ=自分の生き方を選ぶことだと思います。
例えば、1日24時間睡眠時間以外は、通勤時間含めほとんど仕事に関わる時間です。40代での転職だったこともあり、いっそう妥協をせずに探したくて、下記に重点を置いて慎重に検討しました。
・今まで自分が培ってきた20年のキャリアを活かせる仕事であるのか
・逆をいうと、20年のキャリアをシフトチェンジして正解だったと思える仕事であるのか
・自分の年齢より年下の人が先輩や上司になるという現実に、自分自身しっかり覚悟ができていているのか
AIが発達し効率ばかりを気にする世の中ですが、人の心はAIには支配されないと思います。私は、効率ばかりを気にする人間ではなく、人の気持ちを大切にできる人間になりたいと思い、接客業に携わる事に拘りました。究極の接客業とは、悲しみに暮れる人の心に寄り添うことができる仕事であり、それは葬儀業界だと思いました。
冠婚葬祭の仕事は、その瞬間は人生で一度きりの事、失敗はあってはならない事です。働いている自分がどんな不安定な状況であっても、信頼してくれるお客様の期待に応えないとならない。それはまさに職人の仕事だと思います。葬儀の職人技を身につけ、生涯現役を目指そうと決めました。


エピソードを聞いて実感した「まなかの仲間」の共通点

ご供養業界、ご供養企業のお仕事は、確かに「特別」な部分も大きいです。日常縁遠い出来事、死や死後のこと(死生観)に携わり、お客様の信仰や心の拠り所に触れる機会が多いからこそ「特別」=日常内に秘めていることが多い内容、だからだと思います。
でも、働いているわたしたち自体がなにか特別なわけでなく、ただの同じ「人」。だからこそ内に秘めていらっしゃる「こころ」「想い」に寄り添いたいと願って、働いています。

①想いが深く、優しく、アツい
ご供養領域への思い入れでも、自分がこれまで取り組んできたキャリアや職務でも、逆に、自分のこれまでの生き方・働き方への反省や疑問でも……。
働くことに前向きで、関わる人・モノ・事への想いが深い人が多いなと、今回取材をして強く感じました。
なにより、突然お願いした「仕事観について教えてください」という企画取材に、全員快くOKしてくれた上に、年末年始に振り返ってきてくれました。
その上、
「改めて仕事について見つめなおせて、いい機会でした。取材の声をかけてくれてありがとう」
とまで言ってくれる。それがまなかの仲間たち。(自慢!)

②真剣に向き合う誠実さ
ご供養・偲ぶ事や人との死別についても、自分のキャリア実績や、悩みの不安・不信についても、「心に感じる違和感」や「譲れない大事なこと」と向き合う強さと誠実さが感じられるエピソードばかりでした。
まなかにたどり着く前に、誠実だからこそ、傷ついたり、悩んだり、たくさんしている
「ここで挑戦してみよう」と業界がどうか、職種がどうかでなく、前向きにまなかに入社してきているのかもしれません。

③まなかの理念に共感して、体現しようと真摯に働いている
想いを大事にする会社
だからこそ
「それを体現するにはどうしたらいいのか?」
入社してから、日々の業務に追われながらも、全員が意識し続けていることがよくわかりました。

まなかの企業理念「偲ぶことの真ん中と向き合う」想い

「偲ぶこと=ご供養そのもの」に思い入れが強くある人もいれば、まだご供養そのものについては実感が薄いけれども「まなかという会社の社風・面接で会った担当者の人柄」から寄り添う姿勢、まずはその人そのものを全肯定を感じ取って、「この会社で、こういう風に働きたい」と惹かれ、体現していこうという人もいるということ。
その両方で「人間の心、想いを大事にしたい・ここならできそうだ」と感じて集まった仲間なんじゃないか?と、嬉しくなりました。

 #この仕事を選んだわけ 企画をきっかけに、壱号1人で赤裸々語りではない、新しい記事方法を考えることができました。
反響が好評だったら、今回の取材内容の詳細版や、ほかの仲間のエピソード記事とシリーズにするのもいいなとワクワクしてます。
今回のお題に限らず、これからもnote企画活用して、広報室noteを活性化していかれるよう、壱号も成長&精進目指します!

●まなかの仲間のお仕事紹介記事リンク集

●シリーズ「まなかの仲間」をまとめたマガジンもあります

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#この仕事を選んだわけ

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