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【25卒】人生を豊かにする手段として就活を始めるぞって話

今回は25卒がそろそろ就活やってみようかなという記事。

「早くね!?」「生き急ぎすぎじゃね!?」って感じる人もいるかもですが…自分としてはそういうつもりは全くないです。

どちらかと言うと、この活動(NoteやYouTube)の根幹である「学び」と「自分の思考整理」「思考の熟成」にめちゃくちゃ役に立ちそうだと思って、「手段」として始めてみようという感じです。そして自分の夢っぽい何かを叶えるためにも始めるべきだと判断しました。

どういうことか。説明していきます。

○ きっかけ

きっかけは友達が始めると言っていたという受動的な理由から。

「え、もうやるの?まだ大学2年だよ?生き急ぎすぎじゃね?」

と思いました。たぶん皆さんと同じ感想でした。

でも、気になって少し調べてみると就活を通して「学び」と「自分の思考」が深まりそうと感じました。そして自分の生き方を豊かにするための手段として使えるんじゃないかって気がしてきたんです。

まだ何も始めてないから間違っていることだらけかもしれませんが、自分がそう感じた理由をザっと書き出してみます。その前に、2023年1月時点の自分の「生き方」についての価値観を書いてみます。それを前提にこのNoteを読んでいただく必要があるからです。

○ 2023時点での価値観

◆ 自分の機体性能の理解と操作能力の向上で「自分も周りも気分よく生きられる」説

これはフロイトの超自我・自我・イドの話とCotenの深井さんの記事を、自分の浅い解釈と経験で補完して作った説です。

深井さんの記事でこんなことを言っていました。


僕は「自分(身体・人格)」と「自分の操縦者としての自我」を別物として考えています。

自分と、自我が分れているんです。

(中略)

『機動戦士ガンダム』式です。

『ガンダム』シリーズでは闘いの際に、お互いがモビルスーツという有人操縦式の人型ロボット兵器(機体)に搭乗し、機体を駆使して攻撃し合いますよね。同じように、モビルスーツ(自分)と操縦者(自我)と2つに分けてとらえます。

ここで僕が書いている「自分」とは=人としての特性、「自我」とは=意識・感情・思考です。

自己矛盾はダメなこと?「自分」と「自我」を分けると生きやすい_feat.釈迦

この記事では、自分の機体性能(身体の性能・出来ること・得意なこと)と、それを操縦する自我を分離して考えることで生きやすくなるという話をしていました。自分はかなりこの記事の内容に共感していて、最近はこの価値観で自分の性能を理解することに努めています。

また、これに加えてフロイトの精神分析では人の心を3層に分離していました。操作する側の「自我」と深井さんが呼んでいたものも、フロイトの精神分析を参照すれば更に分解できる気がしています。例えば、子どもの自分と大人の自分、本能的な部分と道徳や倫理感に動かされる部分はあるかなとか。この辺の自分の中での葛藤というか、上手く言葉に表せない心の部分、操作性能を理解し、その操作能力上げていくことも重要なのかなって感じています。

自分の性能を理解し、それを動かす操作性能も理解し、あげていく。

こうすることで、自分がどうすれば活躍出来て、役に立って、集団から承認されるのかが分かる気がします。そして生きやすくなるし、楽しくなるし、楽になる気がします。今はこの価値観。(と言ってもまだ仮説段階ですけどね)

そしてそのためにも、性能と操作能力に見合った適切な環境を選んだ方が、自分も更に活躍しやすくて気分が上がるし、周りもハッピーじゃね?って価値観に繋がります。

要は、自分の強み弱み、出来ること出来ないこと、得意なこと苦手なことを知り、マイナス面を色々な方法で補完しつつ(人に頼るとか、努力で少しだけ改善させるとか)、プラス面を発揮させることが出来る環境を選ぶ。こうすると、純粋に活躍出来て気分がいいと思います。承認欲求も更に満たされるだろうし。そして周りも助かりますよね。やってくれるんだから。この辺の自分と環境のマッチングって凄く重要なことじゃないかなって思います。

なんか就活っぽい話ですよね。自分の性能理解と環境分析と、その環境とのマッチングでしょ?笑

◆ 就活は1つの物差しでしかないし、ゲーム的側面もある説

結論はサブタイトルの通り。就活も社会で行われている何もかもが1つの物差しでしかないってこと。そして自分も含めて皆、そのゲームをプレイさせられているってこと。

これはYouTubeでも話した内容です。誰も見たことないと思うので、見てほしい…!(自分の1番強そうなコンテンツを上げてみたけど全く伸びなかったので受験ネタは当分の間は封印します。)

世界や社会は人のことを勝手に色々な物差しを取り出して評価してくる。すごく残酷だと思う。いつからかスタートが“公平っぽい”世の中になり、いろんな競争が気付いたら行われていて、みんなそれに勝たなきゃって必死。余裕もないし、大変。自分もその1人でしたし、今後も気づいたらゲームの参加者になっているんだと思う。

そんな物差し・評価軸は無数にあるはずなのに、今の日本社会では学歴、会社、年収、「スキル(←この言葉あんま好きじゃないんですよね)」といった指標(物差し)が「そこそこ」重視されてしまう。その物差しで高い評価を得るのが得意な人も苦手な人もいる。物差しゲームを戦略的にプレーし、努力することで上にのし上がる人もいる。

でも確実に言えることは、この辺の物差しを絶対的なものとして捉えずに、むしろ「無数にあるうちの1つだよね」って思って相対化して、自分の得意や好きを伸ばしたり、その分野で貢献したりする方が僕は楽しいと思うってことです。それに生きていて楽。変に劣等感に溺れることもないし、頑張って下を探してマウントを取る必要もなくなる。何より自分は自分って思えるからいいです(だからって開き直ることを正当化してOKってわけでもないと思うが、ここのバランス取りは難しい)。

全部の物差しが平等の価値を持つとは思いませんが、でも無数にある中の1つって思えた方が気は楽だし、何より無数の物差し内での評価(偏差値的な立ち位置)の平均を取ったら、ほぼ全ての人間が45~55の間に収まるんじゃないかって気がします。どんな凄いと言われる人も、ダメダメと思われる人も、良いところも悪いところもあることを見て来たから。(こう信じたいって気持ちもあるのかもしれない。)

『就活って言っても無数の物差しの1つの中で競争するだけ。他にも物差しはあるし、そこで得意なこともある。苦手なこともある。大体、物差しを全部取り出して人間を比べて、もっとマクロな視点で上から人間を見たら、人類に大して差はない。』

そういうマインドで就活を見ると、ただ物差しを駆け上がるゲームにしか見えなくなる。『物差しゲームやるか』って感じになる。そうすると、ゲームを純粋な気持ちでプレーできる気がします。もっと戦略的にプレーできる気がします。負けて悔しいとか、勝って嬉しいとか。こうやったら勝てたとか、こうだったから負けたのかなとか。

このゲームを、そろそろ始めようかって話になります。

こういう考えで生きているので、冒頭で言ったみたいにめちゃくちゃ生き急いでいるわけじゃないことは分かっていただけたかと思います。

正直、自分は(たぶん)このゲーム苦手側ですし。
無理してやらなくても良いのかなって思っているくらいです。

でも、調べてみると「学び」が多そうでワクワクしたand(本当残念ながら)自分のやりたいことを叶えるためにはゲームにそこそこ勝った方が生きやすそうなので始めようかって感じなんです。

○ 就活でやることと、上の価値観との整合性

ようやく、就活の話です。長かったですね。すみません。ここまで読んでいる人は片手で数えるくらいしかいないでしょう。

就活でやることをざっと調べてみた感じ、
・自己分析
・業界、企業分析
・ウェブテスト系
・ESと個人面接系
・集団面接、インターン、ジョブ系
に分けられると感じました。

この辺を見てみて、結構いろんな学びがありそうで、純粋に面白そうだなって感じました。就活っていう手段を通してめちゃくちゃ勉強が出来そうって。1つ1つが上の価値観とズレずに、かつちゃんと学びになりそうなんですよね。

自己分析、業界・企業分析からは、自分の機体性能の評価、それに適合した環境選びを学べると感じました。短期インターンや説明会を通して環境を少しずつ見ていき、長い就活を通して自分とは何かの解像度を上げていく。人や社会をたくさん見て、たくさん知り、分析し、思考を深められる気がします。

ESや個人面接のための「複雑な自分をシンプルにまとめ喋る練習」からは、自分の人生や話全体を俯瞰する力、構造化する力、内容の本質を捉えて細かいものを切り捨てる力が鍛えられる気がします。また、「話に一貫性や説得力を持たせる練習」や「どうすれば伝わりやすいか」を考えること自体も大きな学びになると思います。(今は何者でもない人の言葉で説得力もないし、香ばしさ満点だと思うが、いつかは説得力を持たせられるようになりたい!!)

さらに集団面接やインターン・ジョブなどでは、「人と関わる」という学びも出来ると思いました。上記のように自分の理解を深めたうえで、集団の中で自分自身の価値をどのように発揮するかの学びは、就活を乗り越えた先でも大きく役に立つ気がします。ぶっちゃけ、自分は性格上、集団面接やインターンで上手くいかないタイプですが(部活をやってた時にお前は絶対就活上手くいかんって散々言われた)、どう自分自身の性能を集団に合わせていくのかを学ぶ良い練習にはなる気はしています。

こんな感じで各ステップで(ウェブテストは知らんけど)色んなことが学べそうなんですよね。まだ就活をやってもいないんで、実際はどうか知りませんが。

そして、自分が伸ばしたい能力を伸ばしてくれそうなんですよね。
だからめちゃくちゃ都合良いっていう。笑

このタイミングで頑張ってみることで、もっとなりたい自分になることが出来るかなーってことで始めることにしました。

○ ぐちゃぐちゃ言い訳してるけど、どーせやらなきゃいけないし、自分の夢を叶えやすそうだから物差しゲームに勝ちたいって話

まあ始める理由をあーだこーだそれっぽく述べてきましたが、やらなきゃいけない理由もあります。職に就かないと、社会人としてお金稼げませんし、生きていけないからね。めんどくさいなあって思ってもいずれはやらないといけません。起業しない限りはね。

そしてこの物差しゲームに勝たないと、自分の将来のやりたいことが叶えにくいってことも元々ある程度は分かっていました。

夢は3つあります。(↓ここに書いてみた)

その中でも人に何かを与えられるようになりたい、というボヤっとした夢を叶えるための近道が、このゲームでそこそこの成績を収めることです。与えると言っても、①経済的に豊かさを提供したい②マインド面から人々の豊かさを支えたいという大きく2つの側面がありますが、特に①の方はちゃんとした成績を収めたほうが良さそうなんですよね。

というのも、自分としては①の一番大成功のパターンはスティーブジョブズみたいになること。でもこれはそんな簡単にはいかないでしょう。99%無理。でも、他の形でも全然いいから世の中に良いものを提供したいし、人に何かを与えたいと思っています。そのために資本主義の世界をもっとちゃんと勉強して、経済経営の理解度を上げることが今の中期的な目標になっています。今の自分じゃ、あまりに未熟すぎます。知ってから活躍したい。

そして、そのために海外のMBAに行きたいという想いがあり(これ自体は高校の時から考えてた)、海外のMBAに行きやすい環境は外資系の「優秀」とされる企業です。まあ、自費で行ってもいいですし、自分でMBAで学ぶ内容を勉強しても良いですけど、「より良い環境で学ぶことで得られるものは大きい」はずなので。出来れば海外のMBAで勉強をしたい…って感じです。

そのためにこの物差しゲームの上位プレイヤーにならないといけないっていう…向いてないって散々言われているのに、ほんと、正直きついです。笑笑

まあでも、正直なところ、良いところに行けなくてもどうにでもなるかなってマインドではあります。死ななければ、死ぬときのゴールを見据えて頑張り続ければ耐えるかなーって楽観的に考えています。自費でMBA行くだけの資金をためるとか、独学で勉強するとか、いくらでも方法はある気がしますしね。ただ遠回りになるだけです。遠回りは嫌いじゃないけど、積極的に遠回りする必要もないかなってことで、近道っぽいものを選択することにしました。

就活なんてどこまで行ってもマッチングだし、物差しの1つでしかないし、どうでもいいはずのものですから。でも、頑張ることで自分の勉強にもなるし、自分の夢を叶えるための近道にもなりそうなんです。だったら、やってみるしかないよねって、それだけの話でした。

○ 終わりに

長くなってしまいました。

これはあくまで2023年1月時点のぱたそんの考えで、いつか振返った時に見たら全然違う価値観になっているかもしれません。そしていつものごとく、書いた30分後には共感性羞恥でこの文章を読むことすらキツイって思うことでしょう。

とりあえず今は新しい勉強が出来ること、新しい世界を見られることにワクワクしています。上手くいかない可能性が高い気もしますが、苦手なりにこのゲームで上を目指してみようと思います。夢、叶えたいしね。

※ 就活をはじめてもいないので実際のところ苦手かどうかは分かりません。でも、部活の就浪していたコーチにお前は無理って言われたのでそうなのかなって思っています。就活プレイヤーに無理って言われたらそうなのかなって思うよね。高校同期がお前ならいけるって言ってくれたのだけが救いです。ほどほどに物差しゲームで藻掻こうと思います。

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