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自分の夢?目標?について考えてみる

「大学生は学びたい」のぱたそんと申します。

このNoteでは自分のやりたいこと整理もかねて、自分の夢っぽい何かについて、ツラツラと偉そうに語ってみました。若造がイキって書いています。すみません。20年後くらいに誰かに掘り起こされたら面白いなと思います。かなり長く、かつ拙い文章ですがご容赦ください。(内容はどこかで誰かが言っていることが多いかもしれませんが、盗用の意図は全くないので、そこにつきましてもご容赦ください…)

夢(?)について考える前に

自己紹介Noteにも書いたのですが、自分は一橋大学でとある体育会と文化祭委員の両立をしており、文化祭の活動を終えた8月に燃え尽きを発祥した者です。燃え尽きてから全ての活動を休止し、あれやこれやと「結局何をやりたいのか」「どうなりたいのか」を考える日々が続きました。

要は僕自身はまだ何もしてない、本当に何者でもない人だってこと。夢に向かって踏み出したのは「一歩目」だけ。だからこそ、当事者目線かつ、世の「成功者」と呼ばれる人とは違った立場から話せるかな、と思います。

その前提を頭に入れていただきたいです。笑

1. 言語化で輪郭を形成することにした

色々と文字に書き出すことは昔からやっていました。今回も言語化がすべての出発点になりました。書くことで自分自身でも「夢っぽい何か考えていること」を理解可能な形に落とし込むことが出来るようになります。

8月。文化祭の活動終わり。燃え尽きました。寝続けました。部活休みました。

9月。心療内科に行きました。活動を全て止めました。治療法が合っていたこと、先生に勧められた心理系の本を読み自分の問題点に気付けたことで体調は回復しました。少なくとも、夢(?)らしき何かを考えられる程度までは。

さて、部活も文化祭もなくなり、暇すぎる。何かやろう、となりました。大学生でも社会人でも、何かやってみようと思う人は多いはず。

   「俺って結局は何したいんだっけ」
   「大学では何したいんだっけ」
   「大学を出た後はどうなりたいんだ」

という疑問が出てきました。そう、とにかく分からなくなりました。「分かんない」けど「何かしたい」「前に進んだ方がいいかな」と思ったため、とりあえずやってみたいことを言葉にすることから始めてみました。分からなすぎる自分の感情を、自分自身が認識できるように言葉で表してみることにしたって感じです。(言葉にするのが苦手って人もいるかもですが、まずは何か書いてみるってのが重要なのかなあという気もしています)

言葉として残すことで見えてくることがありました。輪郭が見えました。ボヤボヤとした感覚的な何かを、言葉に表してみることで伝達・理解可能な形にすることが出来た気がします。この数か月間は
  
    ①大学卒業後の自分について言語化
    ②それを踏まえて大学生活でやりたいことを再構成 

という形で、もっと遠い未来についての言語化をじっくりと進めていきました。意識的にこうしたってより、振り返ってみると二段構成になっていたって感じです。①については『2.「死ぬときの自分」から考えてみた』にて、②については『「自分のOS」「好きなコト」から解像度を上げてみた』にて整理しました。

今考えるとこの際に重要だったのは考え方は3つあるのですが、長くなりそうなので別Noteに整理します。

2. 「死ぬときの自分」から考えてみた

大前提:人生はあまりに不確実すぎる。分からないことだらけ。
まあ言われなくても分かってますよね。不確実すぎます。
1年前の自分に
   「お前、部活辞めてるよ」
   「お前、意識高いイベント行ってるよ」
   「YouTubeとNoteはじめちゃったよ」
って言ってもたぶん信じないですし。

きっとこれからの人生も「運」とか「縁」とか「機会」とか「自分にはどうしようも出来ない外的要因」とかの不確実性によってある程度動くんだなと思っています。(もちろん、全てのコトは内的or外的な要因に帰属されるから当然っちゃ当然ですが…VUCAとか言われている中だと外的要因は大きいような気もします)

じゃあ将来のこととか、目標設定とか夢とかがどうでも良いかっていうとまた別の次元の話で。

人間、願ったことしか叶いませんし。
やろうと思ったことしか出来ないはずですし。
具体的な目標設定をした方がモチベも上がります。(cf. 目標設定理論)
何やりたいかよく分かんないけど、何かやりたい。でも人生全体のライフステージを頭から構造化するのは難しい。だったら1番後ろから考えれば良いじゃんと気付きました。


不確実性によってその都度やりたいこと(will)、やれること(can)、やるべきこと(must)は変われど、最終到達地点で達成していたいことを大きくブラさなければ全てが意味があるものとして繋がってきて、自分の中で正当化出来ると考えたからです。かなり遠回りになってもそれはそれで人間味があって良いだろって考えでもあります。

死ぬとき、どう死にたいか。何を達成していたいか。
かなりボヤっとしてますが、3つ出てきました。

① 親しい人に囲まれていたい。シンプルです。自分が気心許せる人に囲まれて、惜しまれつつ死にたい。繋がっていたいという親和欲求なのかもしれません。これは具体的な絵で想像しました。

② 出来るだけ多くの人に何かを与えていたい。豊かさなのか、生きやすさなのか、便利さなのか、居場所なのか…何かは分からない。ただ他者に何かを与えたいという利他的な想い。それは捻くれていた自分が他者に受け入れられつつ育ったことへの恩返しでもあり、他者に何かを与えた時の自分の喜びがとても大きいという利己的な想いでもあり、何かは影響力を持っていたいという権力欲求ですらあるかもしれません。こっちは1つ目よりも抽象的に、より大きなスケールで考えてみました。

③ 何か(何でもいいから言説的っぽいもの)を後世に残していたい。これは2つ目に付随する要素とも言えると思います。文字であれば今でも後世でも何かを与えられますからね。承認欲求なのか、自己満足なのか。そのどちらもかもしれません。これは文字や教育・教養的素養がマインド面から人々に多大な影響力をもたらし、歴史を動かしてきたという事実を信じているからでもあります。これも抽象ベースかつ、時間軸でも空間軸でも広く見た結果出てきたものです。
(200年後のアフリカとかで、自分の言葉が変な影響力を与えるかもしれませんしね。50年後の日本人が自分のおかげでめちゃくちゃ生きやすくなってるかもしれませんし。まあ99%は何も意味がない可能性が高いですが。)

抽象ベースで自分が何者になりたいかの雰囲気は少しずつ見えてきました。死に際に達成していたいこと、叶えたいことは割とスラスラ出てきました。

これだけ見ると、自分が偽善的な人で、恵まれた環境で育った世間知らずのボンボンのようにも聞こえます。腹黒い部分も、物事を斜に構えて見てしまう部分も誰しも少なからずあるはずですが、死ぬときのことを考えるとポジティブで理想的で「夢見がち」になるのかもです。まあ、夢について考えてるんだから夢見がちでいいだろって感じもあります。

これら3つのことを少しずつ、そして少しでも叶えるために、大学生活とその後について少し深ぼって考えることにしました。

3. 「自分のOS」「好きなコト」から解像度を上げてみた

「自分のOS」だなんてカッコつけて言っていますが、要は自分の性質と好きと思えることを理解し、上の3つを叶えるためにそれに沿ったことを少しずつやっていこうというお話です。

性質・長所・スキ(OS

短期的にやってみたいこと・やるべきこと(will・must)

やること

の順で言葉にしていきました。

○ 性質・長所・短所・スキ・キライ(OS)

自分の性質について考えてみました。何が出来るか出来ないか。得意か苦手か。好きか嫌いか。自分の何が役立つか。役立たずか。ザっと箇条書きで整理してみました。

◆ 学ぶことが好き
マクロ的な議論や抽象度の高い話をするのが好き・得意
→ 「人」に関連することや人由来の学問(心理学とか社会学とか経営学とか経済学とか)が好き。最近は人間特有の面倒臭さとか、合理性の中の非合理性とか、感情という概念そのものが面白いと思っている
→ 苦手なのはあまりにも細かすぎる話。広く考えたらどうでも良くね?ってことを勉強するのは苦手。集中力が続かない

分析→課題発見→解決のための仮説思考→検証が好き
→ 面白い環境に出くわすと原因等を考えてしまうタイプ
→ 解決のための思考は好きだけど、苦手。(0→1は得意でない。人が出してきたアイデアの妥当性を自分なりに検証する方が得意。アイデアをより良いものに昇華する方が向いている)
→ ああ言えばこう言うオジサンになることも…(屁理屈っぽくなりがち)

◆ 学問領域で秀でているものが特にない
→ 強いていうなら社会系
→ 高校の時は数学が得意だったが、大学で部活と文化祭に熱中して勉強しなかった分、どれ程出来るか未知数…
→ 英語も帰国子女なので中途半端に出来る

◆ いろんな人が関係するお祭りごとっぽいものが好き
→ そもそも人間を見るのが好き(言葉にするとちょっと怖いけど)
→ 人に何かを与えられる感も好き

◆ 集中力が分散気味
→ 一気に何かを出来るときも、違うことに気を散らし続けることもある
→ 物忘れも激しいし、課題の提出を忘れることも多い。規律の重要な日本で生きるのに向いていない人材。

1つ1つはありふれたものでも、それらを掛け算的に自分の強みに加えることで徐々に価値が出てくるような気がします。この好きで得意なことを頭に入れつつ、次のステップに進みます。

○ 短期的にやってみたいこと・やるべきこと(will・must)

自分の凸凹具合を把握したら、次はこれを死ぬときのボヤっとした夢、目の前に降りかかってくる現実を組み合わせて大学生のうちにやってみたいこと、やるべきことをザーっと整理してみました。まずはやってみたいことです。

◆ 一橋以外の大学生や大人と関わること
→ 文化祭、部活で一橋の人は結構見たつもりです。外の人が何を考えて行動し、学び、遊び、生きているのかを見たい。特に、大学の講義や意識高い系のイベントで出会った現場で働く大人は面白かったので、関わりたい。
→ 活動の中で分析→課題発見→解決のための仮説思考→検証が出来る場所だとなお面白い。

◆ のんびりと勉強をすること・スキルっぽいものを磨くこと
→ 単純に自分の興味関心・スキを深めたい。
→ 人に関わること、集団や組織、社会に関わることだとなお良い。

◆ 気の合う人たちと遊ぶこと
→ 大学生のうちにやっておけって感じ

次にやるべきことです。これは2つだけです。

就活(今は考えていないが起業or院進or休学も選択肢)
→ 大学を出たら生きるためにお金を稼がなくてはいけません。そのためには就活をする必要性があります。これは避けては通れない道です。最悪です。しかも、就活は頭に入れておかないと「手遅れ」になる危険性があります。あまりやる気にならないですが、もはや人間観察とマッチングの現場観察と思ってやるしかないですかね…

単位を取る
→ 大学は卒業するべきと考えているので、そのためにも単位は取らなくてはいけません。今のところ平均並みの成績で単位も取れています。まあ無難にやれば大丈夫でしょ。

○ 春休みにやることを決めた

大学生ってこともあり、マジでやろうと思ってもやりきれない程選択肢が広がっています。その中でもOSとwill・mustに合わせて今後(春休み中に)やることを決めてみました。全ては死ぬ際の夢へとつながるはず…

◆ 経済学部+自分の得意な領域を活かした勉強
(前提:大学1・2年は部活と文化祭でキチンと勉強できていません)
・統計と数学の勉強。統計検定もあるし目標設定がしやすい。
・ミクロマクロ基礎計量の復習っぽい何か(特に基礎計量はテキトーにやり過ごしたので全く記憶にない)
・得意な経営学や社会学系の知見を絡めて勉強したい
⇒ 本のノルマ設定、勉強のノルマ設定をする!!勉強は統計から!本は自由気ままに。死ぬときの夢②③に繋がるはず…

◆ スキを活かす
・NewsPicksのイベントで出会った町で地方創生に関わってみること。そこで大人とも同年代とも絡むこと。
→ 課題が山積している。分析も、課題発見も、課題解決も沢山考えられる…はず。まだ決まってないけど、やれるはず。笑
→ 人についても沢山学べるはず。新たな仮説も出てくるはず。
⇒ 死ぬときの夢②への第一歩は地方へ

◆ NoteとYouTube
・勉強の監視効果があるYouTube、自分の思考の言語化の場としてのNoteをフルに活用する。単純に学びにもなるし、楽しくもある。最強。
⇒ 死ぬときの夢③への第一歩…になるはず!!

◆ 就活はやりたくないけど…
・Toeic:帰国子女で外コンだと平均930くらいっぽい。どの業界行くか分からんけど、とりあえず梅雨前に900越えを目指す。
・高校同期に様子は聞いておく(自分は浪人してるので現役の人達に聞く)

◆ 自分の居場所だと思える場所を定期的に満喫する
・まあ気の合う人と遊ぼう飲もうってことです
⇒ 死ぬときの夢①への第一歩…?笑笑

4. 最後に

なんだかトントン拍子で夢らしき何かと、やるべきことっぽい何かが整理されていますが、これを整理するまでに3か月以上かかっています。普段はやらないような勉強をしたり、本を読んだり、音声コンテンツを聴いたり、昔は嫌悪感すら感じていた意識高い系のイベントに行ってみたり…

3か月の間にこれらの思考と行動の往復運動を繰り返し、思考も色々な方法を試すことで、ようやくボヤけていた何かが輪郭から徐々に形になってきた気がします。偉そうにツラツラと書いていますが、こんなの自分の体験談と目標整理にしかなっていませんから。読者の方にとって確かなことは、言葉にすることで目標が明確になるってこと。その方が頑張れそうってこと。自分が最後(最期?)に満足できるように頑張ればいいってこと。自分の性能を理解し、適切に自分の身体を操縦するように努め、やることをやって生きればいいってことです。

振返ると、死ぬときの自分から夢っぽい何かを考え、それと自分の性質から直近のやることを決めてみました。半年後、1年後、10年後の自分がこれを読んだらどう思うか。今から楽しみです。

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