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#ローマの休日【休日シリーズⅩ】

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ローマ、フィレンツェ、ヴェネツィアの素敵な場所をご紹介していきます。
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記事一覧

ヴェネツィアの休日 #4 〜ホテル・ダニエリ:憧れの館で迎えた朝は〜

ヴェネツィアの休日 #4 〜ホテル・ダニエリ:憧れの館で迎えた朝は〜

Hotel Danieli(ホテル・ダニエリ)。

ヴェネツィアを代表するお宿です。

旅のお仕事を長年されている方に
「ヴェネツィア行くなら、ぜったいに
ダニエリ行ってね!」

とすすめられ、こちらのホテルに
宿泊をきめたのでした。

駅からバポレット(水上バス)で
向かいます。

美しい景色の中をすすんでいくと
いよいよみえてきた「DANIELI」の文字。

三棟ある建物。
夕陽を浴びて、オレ

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ヴェネツィアの休日 #3 〜可愛い家々に、ガラス工芸に感動した島めぐりのこと〜

ヴェネツィアの休日 #3 〜可愛い家々に、ガラス工芸に感動した島めぐりのこと〜

ヴェネツィア本島、

その周りにはラグーナ(潟)に浮かぶ
島々が点在しています。

どの島も個性的で
魅力に溢れています。

カラフルな家々の並ぶ
「ブラーノ島」に

ヴェネツィアングラスの島
「ムラーノ島」、

ヴェネツィア最古の教会が佇む
「トルチェロ島」、

教会の鐘楼が本島からも美しく見える
「サン・ジョルジョ・マッジョーレ島」に、

ヴェネツィア国際映画祭の舞台となる
「リド島」。

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ヴェネツィアの休日 #2 〜絶景に酔いしれたリアルト橋での昼下がり〜

ヴェネツィアの休日 #2 〜絶景に酔いしれたリアルト橋での昼下がり〜

まるで映画のセットに
迷い込んでしまったかのように
感じられる、ヴェネツィアの街。

その中でも、あまりの絶景に
息をのんだのは
「リアルト橋」からのそれでした。

48mある大理石の美しいアーチの下には
浅葱(あさぎ)色に輝く
カナル・グランデ。

そこをゴンドラが行き交う様子は
ベネツィアを訪れる観光客を
魅了し続けています。

カナル・グランデは
街をS字に蛇行し流れる大運河。

全長4km

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ヴェネツィアの休日 #1 〜夕陽に染まるサン・マルコ寺院を愛でた日のこと〜

ヴェネツィアの休日 #1 〜夕陽に染まるサン・マルコ寺院を愛でた日のこと〜

ローマ、フォレンツェを経て
やってきたのは
水の都・ヴェネツィアです。

その美しさには
一瞬で虜になってしまいました。

街全体がまるで宝石箱のようなのです。

その中で一際
輝きを放っていた「宝石」は

夕暮れ時に訪れた
サン・マルコ寺院。

9世紀に、ドゥカーレ宮殿に付属する
宮殿礼拝堂として建てられました。

二階建ての大理石でできた
こちらの寺院は

サン・マルコ広場を
その宮殿、鐘楼、

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フィレンツェの休日 #5 〜オンラインで美しき「ドゥオモ」へ出かけましょう〜

フィレンツェの休日 #5 〜オンラインで美しき「ドゥオモ」へ出かけましょう〜

麗しきフィレンツェの街の
シンボルとなっている

ドゥオモ(花の聖母教会)。

街の至るところからみられる
ドゥオモのドームは

観光客を夢の世界へと
誘います。

さらに、ドームの展望台や
お隣の鐘楼(しょうろう)からの絶景のため

400段以上の階段をのぼる方も
大勢いらっしゃいます。

2017年に訪れた時には、
その混雑具合に断念してしまいました。

そんな中、公式サイトをみていると
ヴァ

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フィレンツェの休日 #4 〜艶やかな夜と清々しい朝を花の都のホテルで〜

フィレンツェの休日 #4 〜艶やかな夜と清々しい朝を花の都のホテルで〜

観光客でにぎわう
花の都・フィレンツェ。

その分ホテルも数多く存在します。
今回は現実的に「駅近」を条件に
探すことに。

というのも、
イタリアの複数都市を
周遊する旅だったので

移動を考えるとそれが
ベストだったのです。

でもやはりそれだけでは
ちょっぴり寂しいので

主要なサンタ・マリア・ノヴェッラ駅
(空港からのバスも、ローマやミラノからの列車も多く停車します。)
から200mであり

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フィレンツェの休日 #3 〜大人気のフードコート「MCF」で地元のお味と出逢いました〜

フィレンツェの休日 #3 〜大人気のフードコート「MCF」で地元のお味と出逢いました〜

海外旅行中、どの街でも
訪れてしまうのが
市場(マーケット)です。

その国でしかみられない
食材に驚かされたり

地元の美味しいものを
手軽にいただけたりすることが
とっても気に入っています。

今回ご紹介するのは
フィレンツェの台所
「中央市場」。

2階はフードコート、
1階は食材売り場(ポルチーニ、オリーブオイルなど)
となっています。

まずは、フードコート
Mercato Centra

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フィレンツェの休日 #2 〜麗しのウフィツィ美術館で午後のひと時を〜

フィレンツェの休日 #2 〜麗しのウフィツィ美術館で午後のひと時を〜

Gallerie degli Uffizi
(ウフィツィ美術館)。

その麗しき館で過ごした
ひと時を振り返りたいと思います。

まずは、所蔵されている作品から。

美術ファンの枠を超えて
知られている

ボッティチェリの
《ヴィーナス誕生》。

この神秘的な作品に思わず
見入ってしまいました。

中央に佇む美しきヴィーナスに
左側から祝福の風をおくる風の神と花の女神、
右側から衣をかける時の女神

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フィレンツェの休日 #1 〜香りのミュージアム「サンタ・マリア・ノヴェッラ」でお土産探しを〜

フィレンツェの休日 #1 〜香りのミュージアム「サンタ・マリア・ノヴェッラ」でお土産探しを〜

フィレンツェに到着し向かったのは
「サンタ・マリア・ノヴェッラ」でした。

世界最古の薬局の一つ。

旅先でなぜそのような場所を
訪れたかというと

「お土産探し」をしたかったからです。

フィレンツェの香りを
持ち帰ることができるとの噂を聞き
さっそく訪れてみると

...想像していた「薬局」とは大違い。

まるでミュージアムのようです。

美しい調度品に、天井に、壁。

商品がこれまた麗しく飾

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ローマの休日 #6 〜絶品パスタとお城のある風景を堪能したヴァチカンからの帰り道〜

ローマの休日 #6 〜絶品パスタとお城のある風景を堪能したヴァチカンからの帰り道〜

ミケランジェロ、ラファエロ、ベルニーニの
壮大で美しい傑作に心満たされた
ヴァチカン市国でのひと時。

名残惜しい気持ちで
その場をあとにします。

そして、向かったのは
生パスタ専門店
Pastasciutta Roma(パスタシュッタ・ローマ)でした。

シンプルなのに、美味しい!と
友人に教えてもらったお店。

ヴァチカン市国を出てすぐという
立地も抜群です。

小さな店内は、カウンターと数

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ローマの休日 #5 〜美の聖地「ヴァチカン市国」を訪ねて〜

ローマの休日 #5 〜美の聖地「ヴァチカン市国」を訪ねて〜

ローマの中心から西へ。

デヴェレ川を渡りやってきたのは
ヴァチカン市国です。

世界最小の独立国家でありながら、
カトリック教会の総本山でもあるこの地。

法王のミサに参列しようと
世界各地から人々が集まるのだそうです。

また、芸術の観点でも「聖地」と
いっても過言ではありません。

ラファエロを一躍大画家に
押し上げた「間」から、

ミケランジェロが一人で描き切った
ルネッサンス芸術の最高傑

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ローマの休日 #4 〜「トレヴィの泉」でイタリア再訪を願いました〜

ローマの休日 #4 〜「トレヴィの泉」でイタリア再訪を願いました〜

彫刻であふれるローマの街。

街全体が美術館に感じられるほど
数多く点在しているのですが、

実は、「噴水」を飾るものとして
つくられたそうなのです。

ローマの街には1000もの
噴水があると言われています。

その理由をお伝えする前に、

圧倒する迫力と美しさの
二つの噴水をご紹介します。

まずは、トレヴィの泉。
日本でもよく知られていますよね。

でも有名なだけでなく
一目みただけでも

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ローマの休日 #3 〜ブラータチーズとの出逢いは”花の市場”で偶然に〜

ローマの休日 #3 〜ブラータチーズとの出逢いは”花の市場”で偶然に〜

旅先ではかならずと言っていいほど
訪れてしまう市場。

生き生きとした食材の並ぶ空間に
元気をもらえるからでしょうか。

バワースポットのようだなと
どの街でも思わされます。

カンポ・デ・フィオーリ広場で
開催されている青空市場も
そんな活気ある場でした。

かつて一面にお花が咲いていたという
こちらの広場。

その名残りから「花の野」を意味する
カンポ・デ・フィオーリと名付けられています。

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ローマの休日 #2 〜美しき夕陽をスペイン階段から望んだ日々のこと〜

ローマの休日 #2 〜美しき夕陽をスペイン階段から望んだ日々のこと〜

前回の記事にさせていただいた
ローマで何度も通ってしまったティールーム
Babingtons(バビントンズ)。

こちらのお店が佇む「スペイン広場」を
今回はご紹介します。

(朝、ティールームの前には馬車が停まっていました。)

名前の由来となっているのは、
かつてこの場所にあったスペイン大使館。

広場中央にはバルカッチャの噴水が、
見上げるとトリニタ・デイ・モンティ教会があります。

その教

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