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本物の文章力を身につけるために。

きのう私はツイッターで、こんなことをつぶやいた。


秋田道夫さんのツイートを引用ツイートさせていただいた。


秋田さんは、プロダクトデザイナーさんで、noteもやっていらっしゃる方だ。

私たちの身近にある、薄くなった信号機を思い浮かべていただきたい。あのスタイリッシュな信号機をデザインされたのが、こちらの秋田さんである。

(こちらの信号機です↓↓↓)


秋田道夫さんの過去のツイートのお写真を使わせていただいています

※プロダクトデザインとは製品(プロダクト)のデザインのこと。(Wikipediaより)



私はツイッターである日、たまたま秋田さんのツイートを見かけ、その瞬間に「ん?!この方のお言葉、なんだかすごく心に刺さる!」とインスピレーションを感じ、フォローさせていただいたのが数か月前の出来事。


その後秋田さんが出版された本も購入し、ことあるごとにその本を読ませていただいている。

(秋田さんのこちらのnoteの記事に、本のことが書かれています。↓↓↓)


そして、冒頭のつぶやきの話しに戻るのだけど、

夢は叶う。
叶えてからも大変なことは覚えておいて。

秋田道夫さんのツイートより


秋田さんのこのお言葉に私は、ドキリとした。


私には大きな夢があって「その夢を夢のまま終わらせずに、きっと実現させる」このことを強く心に抱いて日々がんばっているわけなのだけど、やっぱりついつい「その夢を叶えることが私の人生のゴールである」と考えてしまいがちで。


でもきっとそうじゃないんだって思った。

その夢を叶えてからがきっと「本番」なのだと思う。


その夢が叶ったときの幸せな映像をリアルに想像し、その強烈なイメージを私の脳に叩きこんで、脳みそパワーで、本気で現実のものとしようとしているのがこの私だ。


でもこれまで私は、夢が叶ったその日の想像だけを膨らませ、その先の人生については、まったくといっていいほど想像していなかった。


夢を実現させたらさせたで、もうそれは夢なのではなく、その日からはもう「現実」なのだ。

きっと一筋縄ではいかない現実となるだろう。


夢ばかりを思い浮かべて、幸せな想像をしているだけでは、すぐに足元が危うくなってしまう。

今はその夢に向かい、着実に日々を積み重ねるとき、実力をつけるとき。


デザインでも文章力でも「本物」を身に着けたいのならきっと、それはもう何年も積み上げる時間が必要なのだと思う。


今ここで焦る気持ちに身を任せ、基礎固めを怠ってしまえば、上り詰められるところなんて、きっとたかが知れているのだろう。


一時的な心の迷いに目をくらませない。

長期的な目線で自分の成長を考える。


私が求めているものは「本物の文章力を身に着けて、夢を現実のものとする」これなんだって思った。



そのようなことを思い浮かべていたら、秋田さんのこちらのツイートにもハッとした。

デザイナーに足らないものはデザインの知識ではなくデザインを知らない人とも円滑にコミュニケーション出来る力です。

秋田道夫さんのツイートより


これは、文章を書く人間にもいえることなのではないかな?ってそう思った。


大切なのは、文章力を向上させるための小手先のテクニックを身に着けることじゃない。

文章とは関係のない日常を、大切に生きること。

ちゃんと人と会話をして、コミュニケーションをとる。知りたい、そして向き合いたい、と思った人のことを深く知ろうとする。


ここをちゃんとしていくことが、必然的に良い文章を書くことに繋がるんだと、私は思っている。


こうして生き方に迷ったときは、原点に立ち返って、私が人生の師匠である、と思っている数名の方々の過去の言葉たちに心を向ける。

そしてその教えをもとに、日々こつこつと書いてきた自分のnoteを読み返して、自分自身と対話する。

そうすると自然と自分の本心を思い出せて、また、前を向けるから。



これからもこうして、前を向いて書いていきたいと思う。





ここまで読んでくださってありがとうございました。また明日、おやすみなさい。


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