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【子どものそばで働く】ママになって就職難だった元アパレルプロデューサーが、コールセンターマネージャーになるまで

「メンバーが仕事を楽しみ、輝く姿が私の成果― 」
そう語るのは、神奈川エリアマネージャーの石坂さんです。

はじめまして。ママスクエア広報担当の木村です。
ママスクエアには2017年に入社し、キッズマネージャーとして新拠点立ち上げやキッズスタッフ研修設計等に携わったのちに、出産・育休を経て、現在は3歳の息子と一緒に子連れ勤務をしながら広報を担当しています。
主にインナー広報を担当していますので、今後はママスクエアで働く人たちにスポットをあて、紹介していきます!

さて、
ママスクエアは、子連れ勤務が可能なワーキングスペースを運営しています。石坂さんも、かつてはママになってから、思うように働けなくなった経験を経て、ママスクエアで「子どもと一緒に働く」を実現してきました。インタビューを通して、これまでのキャリアや苦労したエピソード、自身のマインドの変化、そしてママスクエアで働く良さを語ってもらいました。



■プロフィール

石坂 麻衣 | 神奈川エリアマネージャー

アパレル会社で15年のキャリアを積み、その後自身でセレクトショップを開業。妊娠出産を機に子育てに専念。
2017年1月、コールセンター未経験でママスクエアのオペレーターリーダーとしてジョイン。
現在、運営本部 直営運営部 神奈川エリアマネージャー。

小5の女の子ママ。好きなことはドラマ鑑賞。ストレスの解消法は「週末に浴びるほどお酒を飲み、翌日午前中まで爆睡すること。」

■これまでのキャリア

—— いままでのキャリアはどのようなものだったのでしょうか?

ファーストキャリアはアパレル会社です。
入社当初は、1拠点規模でしたが、退職するまでの15年間で、15拠点へ全国展開するプロセスを経験しました。

会社の従業員は女性が中心でした。それもあって社内の空気は転勤に対し消極的。「自分が第一人者になりたい」と、10年目からは、プロデューサーの職務に就き、拠点を広げ、サポートする役目を担いました。

私に求められていたことは、拠点運営のフォローや現地採用スタッフの教育だけではなく、転勤したスタッフのモチベーションの維持と強化でした。一緒に働くスタッフたちが安心し、会社寄りのマインドに育てるべく、まずは信頼関係構築に力を注ぎました。

その中で感じたのは、「人を変えることは難しい」ということ。

マネジメントするうえで大切なことは、“人それぞれの特性に対して、自分自身の考え方や姿勢を変化させていくこと”だと学びました。根本となるスキルを勉強するため、マインドに関する書籍を読み漁りましたね。

15年目を迎え、後任を育て上げ、やりきったタイミングで退職しました。

その後、「知っている人がいたら何もおもしろくないな」と、新天地『茅ケ崎』で、セレクトショップをオープン。3か月に1回、タイへ買い付けに行って、水着や雑貨を仕入れて販売していました。

数年続けたところで妊娠。産後も続けたい気持ちはあったのですが、何かにしっかり集中したいタイプの私には、赤ちゃんをおぶりながら接客するイメージが頭の中に湧かず、4年半続いたお店を閉めて、子育てに専念することにしました。

■ママになって就職難。「子連れ勤務」を決断した結果は?

—— ママスクエアへの入社のきっかけを教えてください。

子育てを楽しむこと約4年。娘が年中になった頃、娘の世界が、“ママ以外”に広がっていくことを感じ始めていました。そのタイミングで、私の仕事欲が再熱
でも、思うように進みませんでした。

私の経歴を見て「ぜひ!」と目を輝かせていた面接官が、『子どもの預け先が無いから長期休みは働けない』ということを伝えると途端に「そうですか・・・」となるんです。採用に繋がらない日々を送りました。

そんなとき、ママスクエアのオープニングスタッフの求人を発見しました。「短時間でも子連れでもOK!?サイコーだ!」

オープン2日前に滑り込み面接してもらいました。
面接の中で、現在ママスクエアは会社設立3年目で、成長中の企業であることを知りました。「私は前職でクレドを作る側だった。ママスクエアが育っていく過程を一緒に見てみたい」と、熱く熱く語ったことを覚えています。

—— コールセンター未経験ながら、オペレーターリーダーとして大抜擢され、入社。入社後の率直な感想を教えてください。

「やっちまった、しくじった・・・。」って思いました(笑)
PCを使う仕事なのに、私、PCスキル皆無だったんです。業務に対する理解は深められないし、『数字』も何がなんだか・・・。 
それから、とにかく苦手分野克服のために奮闘するわけですが、得意分野である『人を育てる』ことを活かせないし、力を注ぐ余裕も無くて。

正直オペレーターリーダーを降りたいと思っていました。

1年間くらい悩み続けた頃、当時のSVに相談しました。「PCスキルはフォローしていくから、“人を見ること”に力を注いでほしい」とアドバイスをもらいました。
信頼している仲間や、私に期待を持って採用してくれたママスクエアを裏切ることはできないなと、、再び私の仕事熱が回帰しました。

—— 仕事熱が回帰してから、どのような変化がありましたか?

自分なりの自分らしい管理者になろうと決意しました。
これまでの経歴や今の立場から、プライドがあって弱音を吐けずにいましたが、『できないことはできないと、正直に言えばいい』と吹っ切れた瞬間、自分が担う役割とは一体何か、スッと腹落ちして、“甘え上手”になりました。

■管理職として大切にしている“3つのポイント”

―— 2018年、念願のSVに。案件を管理する立場から、拠点全体を見る立場への変化で、どのようなことに力を注ぎましたか?

もちろん不安はありましたが、当時の管理者と互いの長所を認識し合うことができたこと、そして強い責任感を持ったオペレーターリーダーたちが育っていたことが、後押しになりました。

当時、拠点を作る上で大切にしていたのは、大きくつです。
一つ目に、“人”。
拠点の数字を上げるのも下げるのも、人なんです。
成果を長期的に出すためには、メンバーのモチベーションと仕事に対する姿勢が必須だと思っています。
二つ目に、自分が変わること。
相手の立場に立って考え続けて、『SVの理想像』を持つようにしていました。
三つ目に、まねること。
学ぶことの第一歩となるからです。

―— 石坂さんが、拠点SVをしていく中で、やりがいに感じていたことはなんですか?

オペレーターリーダーの皆が「麻衣さん!今、仕事が楽しいんです!」と言ってくれることが、何よりも嬉しく、やりがいに繋がっていましたね。
皆と縁があってママスクエアで出会い、ママスクエアで働くことに誇りと喜びを感じて、日々やりがいを感じて働ける場所を作り出すのが、管理者の役割だと思い、スタッフ全員で拠点を作り上げてきました。その結果、店舗の雰囲気も明るく、離職率も低い、目標を持った強いチームが出来上がりました。​

—― その3年後には、チーフSVの道に進んでいますね。どのようなキャリアを見据えながら、業務にあたっていたのでしょうか?

複数店舗で回す案件に対し、所属店舗が中核の動きをできるようになったこと、そして前任チーフSVのプッシュもあり、ステップアップを決めました。他店舗での研修やOJTの経験も増えていった中で、私に求められていたことは、やっぱり人材育成でした。

これまでの経験で培われた私の武器は、

  • 柔軟性

  • メンバーそれぞれの特性を見極める力

  • そのメンバーたちを輝かせ合いながら、チーム・組織にとってどう作用するか考える力

これらの武器を持って、ゆくゆくはマネージャー昇格を見据えていました。

ー明るく・楽しく・強いチームを広めていくために

―— 今年ついに、かねてからの目標であったマネ-ジャーに。これからのキャリアビジョンを教えてください。

マネージャー陣に錚々たる皆様がいらっしゃったので、昇格が叶うのは遠い未来かなと思っていたのですが・・・。
前任の方が退職され、とてもショックだったのですが、「チャンスだな」とも思っていました。なので、即答で「待ってました!」とお受けいたしました(笑)

現在は、これまでの経験を活かしながら、まずは担当拠点の皆と信頼関係を築けるよう、現場に行き、雰囲気や空気感を受け入れることから始めています。
その後は、改善点が見つかれば改善の道へ、そして見習うべきところは学んで皆に広めていきたいと思っています。​

今まで培ってきた、明るく楽しく強いチーム作りを広めていくことを直近の目標に置きながら、生涯ママスクエアで、人を育てる役目を担い、会社の発展のために頑張っていきたいと思っています。

そんなママスクエアでは、現在、事業拡大の為、
一緒に働いていただける方を募集しています。
こんな熱い想いをもった石坂さんと働いてみたい方も!
ご応募お待ちしております。


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