ままさき

横浜の南の方生まれ真ん中へん育ちの50代主婦。1990年から情報誌ライター&編集者とし…

ままさき

横浜の南の方生まれ真ん中へん育ちの50代主婦。1990年から情報誌ライター&編集者としてフリーで活動後、結婚隠居。2021年末よりがんサバイバーとなり義足&透析の旦那と二人三脚ゆるゆる暮らしています。ブログ→https://blog.goo.ne.jp/mamasaki720

マガジン

  • 妻、がんサバイバーとなる。

    義足&人工透析のダンナとゆるゆる過ごしていたが、2020年秋に突然の「卵巣がん&子宮体がん」が発覚!手術と抗がん剤であれよあれよとがんサバイバーとなりました。まるで他人事のような闘病?生活、ゆるりと読んでくださいませ♪

  • 左下肢義足でサイボーグな日々。

    2018年、左脚の膝から下を切断、義足となった旦那。義足生活のあれこれ、義足だから見えること、リハビリのお話などを綴っていきます。

  • 人工透析と愉快な仲間たち。

    人工透析を受けている旦那のこと、透析とは何ぞや、日々の透析、血液浄化療法センターのあれこれについて面白おかしく?綴っていきます。

  • 食べることが大好きだから。

    夫は透析患者、妻は糖尿病。でも食べることは大好き。日々のゴハン、好きなもの、食へのちっちゃなこだわりなど「食べること」についてのあれこれを好き勝手に綴ります。

最近の記事

  • 固定された記事

自己紹介。

こんにちは。note初心者・ぐーたら主婦の「ままさき」です。noteを始めて2ヶ月ちょい、今さらながら改めて自己紹介記事を置いておこうかと。 noteでは ① 透析患者&左下肢義足のダンナのこと ② 妻として、患者の家族として思うこと ③ 透析&義足の疑問や面白いことあれこれ ④ 日々の暮らしあれこれ(ごはん、オバサンが徒然に思うこと、ぐーたらライフスタイルなど) を書いていくつもり。では、よろしくお願いします。 カンタンなプロフィール1960年代終盤に横浜市南区と磯

    • 卵巣がん備忘録・番外編「脱毛に向けての準備~ウィッグ&帽子」

      2021年秋に卵巣がん&子宮体がん発覚、11月に手術を行い、12月から抗がん剤治療が始まった。 初回の治療が12月16日、その年の年末に、気づいてみたらなんとなーく髪が抜け始めた。 初めての抗がん剤投与から2週間ちょっと、私の場合は予定どおり教科書どおりに、フツーに脱毛が始まったということだ。 脱毛が始まった時は・・・ ブラシで髪をとかすと、ブラシにごそっと髪の毛がつく。シャンプーすると指にからまるほどに抜ける。ちょっとしたホラーだわ。 抜ける量が半端ないので、排水溝のと

      • 卵巣がん備忘録(10)TC療法 抗がん剤治療「初めての副作用」編

        卵巣がん+子宮体がんを患い、開腹手術を終えて約1ヶ月後。第1回目の抗がん剤治療が無事に終わった。 初めての抗がん剤投与は、具合が悪くなることもなく無事に終了。食欲も旺盛で、予定どおり翌日に退院となった。 家に帰ってからもまったくもって元気で、フツーに家事をやり、フツーに買い物に出かけていたのだが・・・。 投与から3日目、カラダに異変が!これが噂の「副作用」か!? しかし! 投与から3日目の夕方。だんだんと節々が痛くなってきた。股関節と膝あたりに軽い筋肉痛のような痛みが出

        • 卵巣がん備忘録(9)TC療法 抗がん剤治療①

          2021年10月に卵巣がんと子宮体がん、おまけに大腸がんが発覚、11月に卵巣と子宮及び付属器官の摘出手術のため10日間ほどの入院。退院後は2週間ほど自宅で過ごし、その後はパートにも復帰。開腹手術をしたあとのキズがチリチリ痛むくらいで、あとはフツーに日々を送ることができていた。 とはいえ、手術で悪いモノを取っちゃったからひと段落! めでたしめでたし・・・というわけにはいかないのが、卵巣がんの厄介なところ。 目に見えないがんを潰すために化学療法(抗がん剤治療)を行うことになった

        • 固定された記事

        自己紹介。

        マガジン

        • 妻、がんサバイバーとなる。
          11本
        • 左下肢義足でサイボーグな日々。
          14本
        • 人工透析と愉快な仲間たち。
          20本
        • 食べることが大好きだから。
          20本

        記事

          卵巣がん備忘録(8)退院から2週間、抗がん剤治療の説明を受ける。

          2021年、53歳の秋。卵巣がんが発覚し1ヶ月をかけての検査によってさらに子宮体がん、大腸がんが見つかった。 11月11日に両側の卵巣、子宮、卵管などの摘出手術を受け、約10日で退院となった。 卵巣がん発覚から退院までは過去記事で♪ さて退院してから2週間後。 改めて今後の「治療方針外来」があった。 まずはその後の体調などなどの問診、そして手術の経過説明。パソコンのカルテ上で摘出した臓器を見せてもらった。それぞれ切り刻んで病理検査をしたそうだ。 そして腹水と大網にはがん細胞

          卵巣がん備忘録(8)退院から2週間、抗がん剤治療の説明を受ける。

          卵巣がん備忘録(7)退院後の生活は意外な難儀さが!?

          2021年11月、卵巣がん&子宮体がんの手術のために10日間の入院生活を送った。 10cm以上の大きさに膨れ上がった両側の卵巣と子宮を全摘、付属器官の卵管と大網まで取り、無事に手術は終了。 術後の経過も良かったようで、開腹手術にもかかわらず術後1週間での退院となった。 退院は朝10時。その日は午後から旦那が透析のため、私はゆっくり休ませてもらった。夕飯作りからちまちまと動き出し・・・退院の夜は肉うどんと人参のきんぴらを作った。 こんなもんでも、やっぱり自分で作るゴハンはうま

          卵巣がん備忘録(7)退院後の生活は意外な難儀さが!?

          旦那の義足、今年も造り替え。年々細くなっていく断端。今回の柄は紅型風♪ せっかくなので歴代を並べてみました。2018年から早くも4本目。だんだん派手になってる? 気のせい気のせい・・・。

          旦那の義足、今年も造り替え。年々細くなっていく断端。今回の柄は紅型風♪ せっかくなので歴代を並べてみました。2018年から早くも4本目。だんだん派手になってる? 気のせい気のせい・・・。

          人生における「無駄」について。

          現在50代半ばを迎えた私たち夫婦は、気づけばなんとなく毎日を過ごしている。 ・・・などというと、人生を有意義に過ごすべきと考えている人たちに怒られそうなのだが、 まあやる時はちゃんとエンジン全開でやってるし、一日中何だかんだで動いている時もたまにはある。 最近ネット記事なんぞを見るとよく言われているのが 「時間は有限、時間を無駄に過ごさないことが大切」 「今という貴重な時間を無駄に使うのはもったいない」 「時間を上手に使うことこそ人生の幸福度を上げる近道」 「時間はすべての人

          人生における「無駄」について。

          卵巣がん備忘録(6)いよいよ退院!

          卵巣がん&子宮体がんが発覚してから約1ヶ月半。 1ヶ月にわたる全身の検査に耐え抜き(そんな大げさなもんじゃない)、ガチガチに緊張した状態で(嘘)人生初の入院、そして不安でいっぱいの中で(嘘)開腹手術に臨み、無事に悪いところを摘出。 最初は2週間といわれた入院だったが、10日で退院が決まった。 予定より早い退院といっても、別に私が「奇跡的な快復」を見せたわけではなく、フツーはこの程度らしい。 本人としては、何せ人生初めての手術だったうえに「ハラを切ったのだから結構な患者なんじゃ

          卵巣がん備忘録(6)いよいよ退院!

          卵巣がん備忘録(5)ハラ切ったのにもう退院の話ですか!?

          そんなわけで、卵巣がん&子宮体がんを患い人生初の入院生活を送ることとなった2021年秋。 早いもので入院してから1週間が経過。ハラをかっさばく手術を行ってから5日が過ぎた。 入院8日目・術後5日目「退院診察?」 この日も同室の2人が退院し、新たに1人入ってきた。新陳代謝盛んなこの病棟でもう1週間以上入院しているワタシ、なんか留年してるみたいな感じ。 この日の朝から五分粥に。 朝のドクター回診の時に「ままさきさん、明日執刀医の退院診察がありますよ」 えっ? 退院診察? そ

          卵巣がん備忘録(5)ハラ切ったのにもう退院の話ですか!?

          卵巣がん備忘録(4)「出ました?」

          卵巣がん&子宮体がんを患い、人生初の入院・手術になった53歳の秋。 無事に両方の卵巣と子宮の摘出手術を終えて病棟に戻った。 ここからは、とにかくできるだけ歩く、動く。 朝昼夜と内服の痛み止めが処方されたのだが、これが・・・まさかのアセトアミノフェン。 えーと、私結構な開腹手術をしたはずなんですが・・・、痛み止めってコレ!? 劇的に痛みがなくなるような薬じゃないんだ!? とビックリしたっけ。 そして手術翌日から朝となく昼となく夜となく、ドクターやナースにやたら訊かれたことがある

          卵巣がん備忘録(4)「出ました?」

          卵巣がん備忘録(3)ついに腹をさばかれる日が!!

          2021年11月。 入院3日目、ついに手術日を迎えた。 天気も良く、オペ日和の朝である。 しかし、自分でも驚くくらいぐっすり眠り、驚くくらいスッキリと目覚め、「その日」が来たというのに不思議なくらい落ち着いた朝を迎えていた。 私は「子どもオバサン」なので、人生を達観するほどの経験値もないのだが、この落ち着きは何なんだろうか。単に鈍感なのだろうか。アホなのだろうか。 さて。 こんなさわやかな朝なのに、まず朝イチで浣腸。 「なるべくガマンしてガマンしてからトイレに行ってください

          卵巣がん備忘録(3)ついに腹をさばかれる日が!!

          卵巣がん備忘録(2)入院中の一番の心配事は・・・

          そんなわけで、2021年秋、卵巣がん&子宮体がんが発覚し、人生初の入院と手術に臨むこととなった。 自分のカラダはドクターたちにまかせるしかないので何の心配もしていないのだが、今回最も心配だったのは・・・我がダンナさまのことである。 まあ世の中の旦那衆のほとんどがそうであるように、男というのは「妻が病気になる」「妻が入院する」「妻が先に逝ってしまう」ということは、 まったく考えていない。ダンナにとっては奥さんは不死身だからな。 そんなわけで、我がダンナも当然「ウチの妻は病気

          卵巣がん備忘録(2)入院中の一番の心配事は・・・

          卵巣がん備忘録(1)2021年秋、まさかの病が発覚!?

          2022年11月現在、卵巣がん&子宮体がん&大腸がんの治療を終えて経過観察中。 病気の発覚から大学病院での診断、手術、抗がん剤治療、その後・・・までを振り返っていこうと思う。 基本的にゆるい人間なので、病気に対してもゆるーく向き合って現在に至っている。 ゆるっと、お付き合いくださいませ。 コトの発端は『便秘?』だった。 2021年7月、53歳の夏であった。 妊娠歴ナシ、生理が3年ほど止まったことはあれど特にトラブルもナシで、もうすぐ閉経かな~という年代である。 ワタシは

          卵巣がん備忘録(1)2021年秋、まさかの病が発覚!?

          2018年に義足となった旦那、早くも3本目の義足となっておりますよ!1本目は「かまわぬ」、2本目は「ゼブラ」、そして3本目のソケット部は「青空に雲」いーでしょ♪ これから、もっと膝部分にフィットする素材だったり、ビーサンが履ける義足が出てきてほしいな~。できれば保険適用で(笑)。

          2018年に義足となった旦那、早くも3本目の義足となっておりますよ!1本目は「かまわぬ」、2本目は「ゼブラ」、そして3本目のソケット部は「青空に雲」いーでしょ♪ これから、もっと膝部分にフィットする素材だったり、ビーサンが履ける義足が出てきてほしいな~。できれば保険適用で(笑)。

          最寄り駅に今年もツバメが帰ってきている。初めて見たのはダンナが入院中だった2018年の夏。ダンナが左脚を切断してから3年が経ったということだ。あの頃と比べると駅の人たちも慣れたのか、巣の下の台がどんどん立派になっていく・・・。今年も幸運の風が吹きますように。

          最寄り駅に今年もツバメが帰ってきている。初めて見たのはダンナが入院中だった2018年の夏。ダンナが左脚を切断してから3年が経ったということだ。あの頃と比べると駅の人たちも慣れたのか、巣の下の台がどんどん立派になっていく・・・。今年も幸運の風が吹きますように。