管理栄養士ママチ

フリーランス管理栄養士として離乳食分野をメインにオンラインでの離乳食・幼児食相談の他、…

管理栄養士ママチ

フリーランス管理栄養士として離乳食分野をメインにオンラインでの離乳食・幼児食相談の他、農業、レシピ提案、記事執筆などに従事。 3児の母(5歳女の子👧🏻、0歳男女双子👶🏻👶🏻) 🥄離乳食アドバイザー 🍚幼児食アドバイザー 🥬野菜ソムリエプロ 元公務員

最近の記事

夫の言葉に涙した

この前、夫と子育てについて話していた時のこと。 私は長女を出産した後、想像以上に子育ては大変だということを初めて知り、夫に対する感情もいろいろ移り変わることを知った。 かれこれ1〜2年くらい子育てが辛く、鬱々とした日々を過ごしていた。 それから5年経った今、私たちの元には双子が生まれ、夫は育児や家事にとても協力的になり、子どもたちのことを安心してお願いできるまでになった。 そんな夫が私にかけてくれた言葉。 「あの時(長女が生まれた時)、もっとこうして(育児や家事を)

    • 「仕事に行きたい」のは女性も一緒じゃね?

      この前、私一人で5歳の長女と3ヶ月の双子をみていた時のこと。 その日はもともと、実父に来てもらう予定だったが体調不良のため急に来られなくなり、私も一夜を私と子3人で過ごすのは不安だったし、長女の心も不安定になっていたので、他の親族に来てもらえないかあたってみた。 そうしたら、「え?今から?」「明日、仕事行きたいんやけど…」と言われた。 その時は私も、「すみません、お願いします」と言ったし、「一人で3人見るのは大変や。」と言って結局来てくれたのだけど、 後からその言葉を

      • 保健センターによる赤ちゃん訪問

        だいたい生後4ヶ月までに行われる、行政による赤ちゃん訪問。 我が家は双子が別々に退院し、双子兄は生後1週間ほどで退院できたが 双子妹は退院までに約3ヶ月を要したため、 もうすぐ4ヶ月になるというところで訪問に来てもらった。 保健センターの保健師さんからは何度か電話があり、 「お兄ちゃんだけでも先に訪問しましょうか?」 「双子ちゃん揃ってからの方が良いでしょうか?」 「妹ちゃんが退院してすぐと、退院してしばらく経ってからとどちらの方が良いですか?」などと聞かれたので、

        • 双子妹 やっっっと退院できました!

          双子妹を迎えに行く車の中で、一人泣いた。 長女は保育園へ預け、双子兄は義母に見てもらい、双子妹を病院まで迎えに行く車の中で、妊娠がわかった頃から今までの色々な事を思い出して涙が止まらなくなった。 双子育児は大変だと聞いていて、妊娠中からいろいろ準備をしてきた。 でも、出産後すぐに双子妹に病気があるとわかって、産前に想像していた場所とは全く予想だにしなかった場所に着地した。(せざるを得なかった。) NICUの看護師さんにも「ママは強いね」「どうしてそんなに強くいられるの

        夫の言葉に涙した

          双子妹 生後3ヶ月 退院します!

          生後3ヶ月にして、双子妹、やっと退院します! 思い返せばあっという間だったけど、どの瞬間も濃ゆかったこの一年。 単胎妊娠とは違うことを何回も痛感した多胎妊娠。 1ヶ月半の管理入院で離ればなれに暮らしてよく頑張った長女。 大事に大事に育てて、なんとか正期産で生まれてきてくれた双子。 でも、出生後に心臓の病気があるとわかり、生後1週間で手術をした11月。 あっと言う間に年末で、もうすぐ退院かな?と思っていた矢先に、追加でカテーテルの治療。 ほんとうに長かった。 ま

          双子妹 生後3ヶ月 退院します!

          双子妹 カテーテルでの心臓の治療

          2月上旬。 双子妹は、カテーテルで心臓近くの血管を広げる治療をした。 心臓の病気が2つあると、生まれてからわかった双子の妹。 一つは、心臓近くの血管が細く、下半身に充分な血液が行き渡らない(=下半身の臓器が正常に働かなくなる)病気。 そしてもう一つは、心臓の壁に穴が開いている病気。 心臓近くの血管が細くなっている病気は、生後1週間で約10時間に及ぶ手術をし、良くなったはずだった。 しかし、、、 細い血管がまだもう少し残っていたとのことで、カテーテルでの治療を追加

          双子妹 カテーテルでの心臓の治療

          もうこれ以上は母乳無理です。

          「搾乳量、もう少し増やせませんか?」 と、看護師さんに言われた。 それに対して私は、 「これ以上は、もう…ちょっと……」 としか答えられなかった。 生後1週間で、約9時間に及ぶ心臓の手術をした双子妹。 心臓近くの血管が細くなっていて下半身に充分な血液量が渡らない、すなわち、下半身の臓器が正常に働かない恐れがあるのを治すために手術をした。 しかし最近、また状態が落ち着かなくなってきて調べてもらったところ、血管に細い部分がまだ少しあったとのこと。 その為、追加でカテー

          もうこれ以上は母乳無理です。

          産後、SNSを見れなくなった

          妊娠中は、多胎妊娠や双子育児の情報を集めるために頻繁に見ていたSNS。 けれど、双子が生まれてから見れなくなった。 それは時間的にではなく、気持ち的に。 双子そろって退院している姿がうらやましい、双子が家にそろって暮らしているのがうらやましいと思ってしまう自分がいる。 みんなみんな無事だったことばかりでないことは解っている。 見えない部分で、見せていない部分で大変なことがあったと思う。 多胎妊娠は37週以前の早産になる場合が半数以上であることや、様々なリスクがある

          産後、SNSを見れなくなった

          双子育児 私を支える言葉

          妊娠中や子育て中って、周りから言われて嫌な言葉がいろいろあると思うけど 双子妊娠中、現在、そしておそらくこれからも私を支えてくれるであろう言葉がある。 それは、 「ママチさんのお腹を通してこの世に生まれてきたかった子が二人もいるんやね!」という言葉。 これは、私が妊娠する前に受けていたコーチングのコーチの方に、双子を妊娠したことを連絡した時に言われた言葉。 突然話を変えるが、私には最重度の知的障がいをもった弟がいる。 私より3歳年下だが話すことはできず(声は出る)、

          双子育児 私を支える言葉

          多分、何を言われても嫌。

          双子の片方の心臓の病気。 生後1週間で心臓の手術をしたが、最近また気になることが出てきて、 近々、カテーテルでバルーンを入れて心臓近くの血管を広げる治療をすることになった。 今日は、その説明を聞きに行った。 NICUへの面会時間は決められていて、お昼と夜の2部制。 いつもはどちらかの時間帯のみ、都合をつけて、ほぼ毎日面会に行っている。 けれど今日は、お昼の面会が終わった後になんとなくまた会いたい気持ちが湧いてきて、夜も会いに行った。 面会に行って、少しでも病状が良くな

          多分、何を言われても嫌。

          長女がお手伝いをする理由

          今日は、これまでの内容と打って変わって、 長女がお手伝いをする理由について書いてみようと思う。 我が家では、お小遣いは月額制ではないし、タダではもらえない。 「何かお手伝いをしないとあげないよ」 と、長女が3歳頃の時からそう教え始めたように思う。 きっかけは、「おこづかい頂戴!」と言われたか、「○○欲しい」等と言ってきたことだったと思う。 それに対して、「お金は自然と降ってくるものではないよ」「働いたらもらえるよ」ということを私たちは言った。 でも、労働時間に対して対

          長女がお手伝いをする理由

          先天性心疾患児 夫の受け止め方

          産後、双子の片方に先天性心疾患があるとわかり、 夫婦で話していた時のこと。 普段、夫は温厚で、病気が発覚した時も冷静でいてくれたが どことなく目(目力や、目の奥で考えていそうな事)がいつもと違う感じがしたので、「病気があったこと、どう思ってる?」と聞いてみた。 そうしたら、 「誰しもいつ何時、病気にかかったり事故に遭ったりするかはわからない中で生きている。僕たちだって今はこうやって生きていられるけど、今日明日何が起きるかわからない。だから、あの子は、生まれた今がそういう時

          先天性心疾患児 夫の受け止め方

          母の勘は侮れない!?

          双子の片方が病気をもって生まれてくることを 私(私達:夫と私)は予想していたのではないかと思うことがある。 胎動を感じ始めた妊娠5ヶ月頃。 多胎妊娠だから、もちろん胎動も2カ所で感じる。 私の場合、右側に長男、左側に末っ子が入っていた。 その胎動がいつも右側が強くて、 2人いるからどうしても比べてしまうからなのかもしれないが 左側(後に、先天性心疾患があるとわかる末っ子)は胎動が弱いなと思っていた。 DDツインだから兄妹みたいなもので、体重差はあって当たり前。 お腹の

          母の勘は侮れない!?

          双子 1回目の心臓の手術

          心臓に2つの病気を抱えて生まれてきた双子の片方。(我が家では末っ子に当たります。) 生後1週間で1回目の心臓の手術をすることに。 1回目の今回は、心臓から近くにある血管が細くて下半身に充分な血液量が行き渡らない病気を治すもの。 手術方法としては、ド素人の私がわかった範囲で説明すると、 細くなっている部分の血管を切除し、太い部分と太い部分をつなぎ合わせる手術。 2回目の手術では、もう一つの病気の方、心臓の壁に空いている穴を塞ぐ手術をします。 これはもう少し体が大きくなっ

          双子 1回目の心臓の手術

          搾乳を届ける毎日。遠方の人は宅急便で送るらしい。

          双子を出産してから約1ヶ月半。 何も異常がなかった長男は自宅へ帰り、心臓の手術をした末っ子は未だ入院している。 親が面会に行く頻度が高いほど術後の回復が良いという話を聞いたり、 ミルクよりも母乳の方がやっぱり消化に負担がかからないという話を聞いたりすると、 頑張って母乳を届けなきゃという気持ちになる。 それでも、自宅でみている長男も母乳を飲むことがあるから(でも基本はミルクメイン)、 搾乳しても1日だいたい300~400mlくらいになる。 それを、我が家は病院との距離が

          搾乳を届ける毎日。遠方の人は宅急便で送るらしい。

          先天性心疾患は妊娠中に判らなかったのか?

          わかる場合もあるし、わからない場合もあるらしい。 産科の先生にも産後にそう説明された。 もしかしたら双子だから重なったりしていて、わかりづらかったのかもしれない。(わかんないけどね。) 産科の先生もまさかと思ったと思う。 でも、私達夫婦は、産科の先生を責めたり 誰かが悪かったとは微塵も思っていない。 そりゃぁ、あれほど妊娠中は順調だと思っていた双子が まさかの心疾患をもって生まれてきたのだからびっくりはした。 けど、悲しさや後悔なんかよりも 約10ヶ月間、会えること

          先天性心疾患は妊娠中に判らなかったのか?