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夫の言葉に涙した

この前、夫と子育てについて話していた時のこと。

私は長女を出産した後、想像以上に子育ては大変だということを初めて知り、夫に対する感情もいろいろ移り変わることを知った。

かれこれ1〜2年くらい子育てが辛く、鬱々とした日々を過ごしていた。


それから5年経った今、私たちの元には双子が生まれ、夫は育児や家事にとても協力的になり、子どもたちのことを安心してお願いできるまでになった。


そんな夫が私にかけてくれた言葉。


「あの時(長女が生まれた時)、もっとこうして(育児や家事を)してあげれば良かったんやなって思ってる。」と…。


その言葉を聞いて私は、泣きそうになった。

5年かかったけれど、当時の私の気持ちをわかってくれたことがただ嬉しかった。


夫は仕事に忙しく、私は孤独な育児で。

初めての子育てだからわからないことや悩むことも多くて誰かに相談したいのに、夫は私達が起きるよりも早く家を出て私達が寝た後に帰ってくるような生活だったから、子育ての相談をするなんてもっての外で、会話そのものの数が少なかった。

だからたまに会話した時には日々の鬱憤が溜まっていて、私が一方的に不満をぶちまけることも多々あった。


今になって、"あの時の私はどうしてほしかったんやろう"と考える。

当時も言っていたが、「"いつも仕事ばかりでごめんね"って言ってくれるけど、"ごめんね"って言われるようなことは何もされてない。それよりも、"いつも子どものことありがとう"って言ってほしい。」
と、思っていた。


"ありがとう"って言われてもおかしくないくらい1日に何回もオムツ替えしたり、慣れない体勢での授乳や、夜間も構わず寝かしつけの対応、泣いたらあやす、離乳食作り→でも作った離乳食は食べてくれない・こぼす・その後片付け…。

なのに赤ちゃんは"ありがとう"なんて言ってくれない。言えないのも、悪気がないのも解ってる。


けど、ただただ共感してほしかった。
大変な思いを共感してほしかった。
悩み事を一緒に考えてほしかった。
少しでも休める・寝れる時間を作ってほしかった。


私も母として、妻として、未熟だったと思う。


5年かかったけど、5年かかったからこそ私達はお互いに少しは成長したと思うし、今、こんな風に育児レベルも家事レベルも上がった夫がいる家庭だから双子がやってきたんじゃないかなと思う。


私ももう二度とあんな辛い子育てはしたくないから、今回の子育てでは育児サポートや家事サポート、料理代行などの外部サービスや、両親・義両親に手伝ってもらって積極的にいろんな大人を自宅に入れて、独りで子育てをしないように敢えて意識してそうしている。

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