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【閲覧注意!?】嗜好を歪ませる小説5選

【閲覧注意!?】嗜好を歪ませる小説5選

私がたまに読みたくなる、胃もたれするような小説をご紹介。
気分が優れない時にはおすすめしません。

①人間失格 太宰治

「恥の多い生涯を送ってきました」から始まる太宰治の代表作。心の病を抱えていたとされる著者の鬱屈した気持ちが痛いほど伝わる。

②行き止まりの殺意 赤川次郎

ミステリーの代表作家、赤川次郎の短編集。この中の「犬」というサイコホラー作品が好きで何度も読んでいた。人が喰われます。

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【書評】左ききのエレン

【書評】左ききのエレン

久々に漫画を読んだ。一気に読んだ。

天才になれなかった全ての人へ--…。広告代理店に勤めていた作者の実体験を元にしたクリエイター群像劇、面白くないわけがない。

とは思いつつ、話題になっている今読んだらミーハーだと思われそうで、興味を持ったまま読むまでには至っていなかった。そんな折、作者の短編を読む機会があり、漫画とは思えないような鋭さに頭を撃ち抜かれた。

あらすじ広告代理店に勤める新人デザイ

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夢をかなえるゾウ2

夢をかなえるゾウ2

私の人生のバイブルは3冊ある。
『星の王子様/サン=テグジュペリ』と『嫌われる勇気/古賀史健と岸見一郎』そして『夢をかなえるゾウ/水野敬也』だ。気持ちに変化があった時、成長したかなと思える時、落ち込んだ時なんかはこれらの本を読んで自分の気持ちを見つめ直すようにしている。今回は夢をかなえるゾウの続編であるガネーシャと貧乏神編を読んだ。

あらすじ
売れないお笑い芸人の主人公の前に突然インドの神様ガネ

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8月下半期 映画まとめ

8月下半期 映画まとめ

帰ってきたヒトラー友人に勧められてずっと気になってた映画。ヒトラーが現代社会に蘇ったものの、モノマネ芸人だと思われテレビで一躍大ブームに。ヒトラーの真っ直ぐな愛国心にそれまで政治に関心のなかった現代人ですら心を揺さぶられる。
ヒトラーの行った人種差別や大量虐殺は決して許されることではないが、人の心を動かすという点では彼を超える人物はいないかもしれない。

タイピストアマゾンプライムビデオで視聴リス

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