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「レンタル コンサルする人」、不動産の内見に同行ってアリですか? アリでしたね、不動産屋さんが、同業ですか? オフィスのコンサルティング専門ですか? と訝しげに聞いてきましたから。。。

「レンタル コンサルする人」で、なかなかユニークな案件がありました。

オフィスを移転するので、移転先の内見に立ち会ってほしい、と。
不動産屋さんから紹介された空きオフィスを一緒に見に行って、アドバイスが欲しいというオーダーです。

言われてみて気づいたのですが、オフィス探しも幾つもの会社で経験してきました。
会社によって、オフィスに求めることは少しずつ違ったりするものです。
その都度、その会社がオフィスに求める幾つもの条件を自分で予め設定して、その条件をクリアしているかを内見で確認して点数をつけて決める。
という話しを僕が飲み会でしていたのを思い出したと、昔の知り合いが連絡をしてきて。

「レンタル コンサルする人」の扱いで、不動産の内見に同行ってアリですか? と。

「レンタル コンサルする人」は、僕の空き時間で、事前準備なしでその時間だけで、資料などのアウトプットなしで口頭で、という条件さえクリアしていればOKとしてるので、もちろんOK。

とはいえ、なんの情報もなく内見に同行したところでアドバイスもしにくいので、まずカフェで、彼の会社の現況とオフィス移転をしたい理由をヒアリング。
そうしてその場で、ヒアリングからわかった新オフィスの必要条件を口頭で彼に伝えて。

それに加えて、僕から、社員の男女比率、年齢構成、通勤手段、就業時間と残業の実態、、、などなど幾つかの質問。
それに基づいてまたオフィスの必要条件を口頭で彼に伝えて。

ここまでで1時間ちょうど。この時間もレンタル扱いで。
その足でそのまま、2件の内見に同行してきました。

オフィス探しって、特に社長にとっては夢がある時間だったりします。
きれいで、カッコ良い空間で仕事したい、社員に働いてもらいたい、なんなら取引先や仕事仲間に自慢したい、、、とか。

それは悪いことではないよね。
コロナでリモートワークが進み、在宅勤務が増えていますが、業種や仕事内容によってはオフィスは必須だったり、オフィスに出社して仕事した方が効率的だったりもします。

そうそう、リモートワーク、在宅勤務は、特に若い人には辛かったり酷だったりもします。
考えてみて。想像してみてください。独身の若い人の住環境を。
ワンルームの決して広くない部屋の場合が多いですよね。

デスクなんてないからご飯食べる時の座卓とかで仕事することになったり。
寝るのも、ご飯食べるのも、仕事するのも、休憩するのもネット見るのも、、、何もかも同じ狭い空間で、そこで丸一日、今日も明日も明後日も過ごすとか、どうですかね。

リモートワーク、在宅勤務、なんならフルリモートの会社こそ、いつでもきていいよ、きてここで仕事しても良いよっていうオフィスがあると嬉しかったりするかもですね。
休憩室や仕事仲間とコミュニケーションできる場を設けておいたりして。
そういうことしたくない人は在宅だけでいいわけですから。

さて、「レンタル コンサルする人」として同行した内見ですが。
僕が先にカフェで決めた条件のほかに内見現場でアドバイスしたのは、、、フロアの階数、他のフロアの入居者、トイレと水回り、周辺のオフィスと飲食店、部屋のかたち、エレベーターと階段、前の入居者、、、などなどです。

これはアリだったなぁ。お得なレンタルだったと思います。不動産屋さんが、同業ですか? オフィスのコンサルティング専門ですか? と訝しげに聞いてきましたから。。

追記)
お問い合わせをいただいたので。
この内見同行の「レンタル コンサルする人」の報酬、規定額でとお願いしました。
が、それに追加してお布施もいただきました。
恩返しです、と。なんですかねぇ。
お気持ちはありがたく頂戴しましたが、「レンタル コンサルする人」は空き時間の有効活用なので、あくまでも規定額でOKです。

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