あれもこれも手に入れても自信が持てない理由
こんにちは。
牧 菜々子です。
自分に自信を持ちたくて、あれもこれも、努力して手に入れたのに…。
それでも、まだ自分に自信が持てない…。
一体、どうしてなのでしょうか。
それは、自信を持つためには、あれこれ足すのは逆効果だからです。
あれもこれも足すと、逆に自分に自信を持てなくなるのです。
あれもこれも足すのは逆効果
自信というのは、「あれもこれもないけれど、自分は大丈夫。」と思えること。
「なくても大丈夫」というのが、自信なのです。
あれこれ足して、成功しても、足したから成功したのであって、もし足していなかったら失敗していたかもしれない、と思うと、逆にプレッシャーになる。
だから、あれもこれも足しても、自分に自信が持てないのです。
自信は「引き算」
自信というのは、引き算です。
「あれもこれもないけれど、自分は大丈夫。」と思えること。
これが、自信です。
自信は、マイナスからしか生まれません。
失敗したけど、それでも何とかなった。
そういう経験を積んで、自分に自信が持てるようになるのです。
自信は、引き算。
だから、足せば足すほど、不安になります。
「成功したのは、足したからだ。」
「足していなければ、成功しなかった。」
と、おびえてしまうのです。
自分に自信を持つためには減らすこと
だから、自分に自信を持つためには、減らすことです。
あれもこれも足す必要はない。
欲求を減らす。
自分に対するハードルを下げる。
ダメなところも、受け入れる。
そうすることで初めて、ゆるぎない自信が生まれます。
野球選手が、とにかく素振りを増やすことで自分に自信を持つのは、その他のことを削ぎ落とすからです。
「あれもこれも」足すのではなく、できることに絞って集中する。
あれこれ手を広げて力を発揮できるとしたら、それは自信よりも「プレッシャー」をうまく利用することに成功したからに他なりません。
自信がある人が皆全てのものを手にしているわけではない
自分に自信がある人が、皆、果たして全てのものを手にしているでしょうか?
決して、そうではありません。
あれもこれもなくても、自分は大丈夫。
そう思える人が、自分に自信がある人なのです。
足りないものを手に入れようとして労力をかけても、自信は手に入らない。
そのことは、直感的にわかるはずです。
自分に、過度な期待はしない。
積極的に引き算をすることでしか、自信は手に入らないのです。