言葉で聞く読書『愛とためらいの哲学』
「言葉で聞く読書」では、本の中で見つけた「言葉」をテーマに、皆さんにある一冊をご紹介していきます。
朝の時間に、約5分でお届けしています🌞
ぜひ、何か作業しながらお聞きください🍀
今日ご紹介する本は、岸見 一郎さんの『愛とためらいの哲学』📖
著者は、『嫌われる勇気』などで有名な岸見 一郎さん💡
アドラー研究の第一人者が語る、待望の恋愛論です。
今朝、皆さんにご紹介したい言葉は「ライフスタイルを変える勇気を持つ」。
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『愛するということ』でエーリッヒ・フロムは「愛は自然なものではなく、技術。だから、学ぶことができる」と言っています。
一方、アドラーは愛を「ライフスタイル」の観点から捉えていたのだそう。
相手が変わっても同じような失敗をするのは、なぜか?
それは、自分のライフスタイルに問題があるからだとアドラーは言います💡
つまり、自身が変わらなければ、誰と恋愛しても同じように失敗するということ。
だから、自分のライフスタイルを変える勇気を持たなければならない、とアドラーは言います。
ここでのライフスタイルとは、「思考の癖」「バイアス」のような意味です。
つまり、生まれつきのものではなく自分で選んだものだから、変えられるのだというのがアドラー考えでした。
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アドラーは、「他人と何もかもわかり合うことは不可能」と言っています。
それを前提として「他者の目で見て、他者の耳で聞き、他者の心で感じる」という意味での「共感」が重要なのだそう。
恋愛に限らず、全ての人間関係に応用できそうなアドラーの考え方。
アドラーは「相手の立場に身を置く」という表現もしていて、「自分が変わる=相手の立場に立つこと」なのかもしれないなと感じました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました🍀
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