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対話と関係性と組織

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#話すこと

安心して話せるところを持つこと。

安心して話せるところを持つこと。

困ってたりしんどくなってる人の話を聞くなら、対人支援職でなくても(というか対人支援職の人なら当然やるだろうけど)、とりあえずよく聴いて寄り添ってみる、をしてみてほしいと思う。

もちろん、どんな関係かによって相手に求められていることは違うけど、まず聴いて寄り添ってというのがだめな場合ってないと思うのだ。
話を聞いてただ受け止めるのって、特に特別なスキルもなくできることじゃない?

でも、そうは言っ

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数回話せなかったからってずっと話せないわけではない。

数回話せなかったからってずっと話せないわけではない。

何回か話してみて、うまく伝わらないとか。
いろいろ話そうとしてみたのに、会話にならないとか。
意見が合わなくて聞く耳持ってもらえないとか。

そういうことがあると、がっかりしたりいらっとしたりしてしまうこともある。

でも、そこからどうするか?
無理だと諦めるのか、強引に言うこと聞かせたりするように進めるのか、もっと話してみるのか。



先日、業務改善の検討をしている中で、以前、ちょっとうまく

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自分の都合でなく相手を見てみる。

自分の都合でなく相手を見てみる。

「こうしてって言っておいたのにやってなかった」
「こうしておいてくれると思ってたのにしてくれなかった」

そんな風に困ってたり不満に思ってたりする話はよく聞く。
それを改善したい、というような話もよく聞く。



「なんでやってくれないんだろう?」
ということを考えるとき。

「こうするべきだ!」
「こんな風に考えてくれないと!」
という、自分の価値観や信念や考えなどがあって、それが正しい前提に

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不満がある組織をつくってるのは誰だろう?

不満がある組織をつくってるのは誰だろう?

「うちの会社、こういうところがだめなんだよね」
というようなことを言う人、結構いると思う。

(私もまぁまぁ言ってる。中にいると見えるいまいちなところとか、他社のよい事例と比較してだめに見えるとか、あるよね?)

所属する組織に不満があるとか、改善したいことがあるとか、もっとよくなればいいと思っている人は多い。
一方で、だからそのいまいちなところを変えよう!と動く人は少ないと思う。
なんなら表立っ

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どれだけ話をしているか?

どれだけ話をしているか?

プロジェクトの上司と話していて、何かもっとやれることはないかと聞いてみたら、課題もやることもたくさんあるけど、1番困ってるのは、メンバーが自律的に動いてくれないことだと言っていた。

自律的に動いてほしい、というのは、指示したこととか決まったこととかだけでなく、自分からどんどん行動したり提案したりしてほしい、とのこと。
もっと自分ごとにしてほしい、とのこと。
プロジェクトのためだけでなく、自分のキ

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伝えたつもり伝わったつもり。

伝えたつもり伝わったつもり。

仕事でしっかり話をすることが大事だなぁと思う。(もちろん仕事以外でも。)

そう思うようになったきっかけはいくつかあるのだけど、そのひとつは、業務上のやりとりですれ違いが起こっているのを見たときだった。

明らかに、伝えた側と、伝えられた側が、かみ合ってないように見えた。
大枠同じ話をしているけど、やってほしいということと、やりますということが、微妙にずれてるみたいな感じだったと思う。
かみ合って

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話すこと聞くことで変わること。

話すこと聞くことで変わること。

会社のPCを開けたら、委託先の方から夜遅くにメッセージが入っていた。

愚痴を吐き出したくて、とりあえず聞いてほしくて、っていう話。
吐き出し先に使ってもらえて嬉しいなぁと思う。

そもそも、愚痴というか、リーダーへの不満もあったけど、ベースは内部で業務進めていく上で問題があったという話だったし。
私には見えないところの話だから、状況教えてもらえるということもありがたい。



というか、やっと

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