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しらいさんちの子育て事情⑫:「娘…おっぱいに溺れる。母…涙に溺れる」

2024/6/26(水):子育て日記
 ムシムシしてますね。いかがお過ごしですか?
 昨日は初めての園庭開放に遊びに行って、親子で疲れて爆睡してしまいました。そして今日は超不機嫌な娘さん、母が離れるのを許してくれなくて…沐浴を終えてやっと寝てくれました。
 …これからは更新が減りそうだ💦
 
 我が子さん、少しずつ自分の手を使うのが上手になってきて、5回に一回はオーボールを手に持つことができるようになってきました。
 持ったオーボールをペロペロしたくて口元に運んだつもりでも、口に入るのはオーボールを持つ自分のこぶしで…何だか「腑に落ちない」って顔をしながらもオーボールを握ったこぶしをハムハム…もうたまらんかわいいのです♡

 では!我が子自慢は置いておいて、今日も産後の入院生活を振り返っていきます。
 良ければ読んでいってくださいね。


トイレが怖い…会陰切開のその後


 私が出産のときにこっそり心配だったこと…それは
「分娩中、旦那の前で『大』が出ちゃったらどうしよう」
「会陰裂けたり切られたりするの怖い」
ということ。
 妊娠中から会陰のマッサージはしていたのですが…ダメでした。
 切開からの縫合があり、「円座クッションが親友」の状態になりました。(「大が出るかも問題」は…多分セーフでした。私が気付いてないだけかな?)
 もうこの縫合の痕が痛い痛い!
 トイレに行くのが恐怖なのは人生初の経験でした。
 姿勢を変えるのも歩いて移動するのも、
「はぁ!!」
って気合いを入れないと動けない痛みとのお付き合いは退院後一週間少しまでのものになりました。

夫のカフェオレ


 お世話になった病院は一日ニ時間、同時に入れるのは3人まで…という取り決めがありました。
 私が出産したのは金曜日の午前中だったので、土日に私の両親と義父が夫と一緒に来てくれました。両親よりも少し遅れて来た夫の手には、シュークリームとマウントレーニアのカフェオレ。マウントレーニアは、私たち夫婦が大好きで、ご褒美的に飲んでいるものでした。
 私のことを思って何件も回ってノンカフェインのマウントレーニアを探してくれたこと、両親の為に甘いものを買ってきてくれたこと…夫の優しさが嬉しかった♡
 でもそれよりも一分でも早く夫に会いに来て欲しかったのも本音です。

おっぱいの練習


 入院中、会陰の痛み以上にきつかったのが「授乳の練習」。
 助産師さんが丁寧に手取り教えてくれるのですが、我が子がギャン泣きしている口に乳首を突っ込むのがかわいそうで辛くて…
 しかも私の場合は「おっぱいの出がよかったこと」「娘が小さめで生まれてきたこと」「黄疸の治療で24時間離れたことでおっぱいの練習ができなかったこと」…という3つの理由から助産師さんに
「大変だと思う」
と言われていました。
 妊娠中からおっぱいマッサージをがんばっていたので、おっぱいの出も良く助産師さんに褒められ、調子に乗っていたのですが…
 娘の体格的におっぱいで得られるカロリーよりも、おっぱいを吸うことで消費するカロリーの方が上回ってしまい、吸えば吸うほど体重が減る…という悲しい事態になりました。
 しかもおっぱいが勢いよく出ることでおっぱいに溺れて苦しくてギャン泣きするというかわいそうな感じ。
 泣きわめく娘の頭を押さえつけて苦しがる娘におっぱいを飲ませるのは二重三重に辛いことで、哺乳瓶ならスッと泣き止んで一生懸命飲むのに私のおっぱいだと苦しくて泣いてしまう…罪悪感が積もって、授乳の時間が億劫になっていました。
 助産師さんに
「かわいそうな気がして…」
と気持ちを吐露すると、
「ギャン泣きは丁度口開けるから、丁度チャンス!赤ちゃんは泣くのが仕事やから大丈夫!」
…言われていることは分からないでもないのですが、辛かった…この辛さは退院してからも続き、夜中に泣きながら夫に苦しみを訴える日がくることになるのです。

一人称が「おかあさん」である不思議


 妊娠中に思っていたこと。それは
「自分のことをお母さんとか言えるんかな?照れくさくて言われへんかも」
ということ。
 でも娘が生まれて、ハタと気付きました。
「お母さん、すぐ行くからね」
「お母さんとこにおいで」
何も意識しなくても、私は自分のことを当たり前に「お母さん」と呼んでいて…それはとっても不思議で照れくさくて嬉しいものでした。

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