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キャリアチェンジや独立前のストレスはどうやって乗り切ればいい?

自分自身も公務員から独立したわけですが、なんだかんだ「独立する直前」のストレスが一番強かったなと思います。時間的にも本業と独立準備のダブルワーク状態になるし、特に先が見えない(ように感じられる)中で日々を過ごすことにもなるからです。

先の仕事の糸口を見つけるためにチャレンジしなければいけないことも多く、その時のコンフォートゾーンをたくさん出ていくので消耗します。

また自分がコンフォートゾーンを出るということは、必然的に同じコンフォートゾーンの中にいた他者の不安感も刺激することになってしまうので、無関係の人からアレコレと余計な口出しをされてイラっとすることもよくあることです。

今回はそんな中で自分がどう対処してきたか、ということを書いてみます!


不安を感じてストレスがあることは当然のこと

まず大事なのは、不安やストレスを感じるのは極めて普通であって当然にことだよ、ということです。

毒々しいマッチョな流儀だと、「こんな程度で不安がって臆していたら話にならん!」という気持ちで自分を鼓舞したりもするのですが、基本的にネガティブ感情は抑圧しても勝手には消えず、潜伏してさらにストレスを引き起こすという点は知っておきたいところです。

さらにストレスは免疫機能にも悪影響を与えるので、不安などのネガティブ感情を見て見ぬフリをするのもほどほどに。体調を崩しやすくなれば結果的に行動力も下がるので、要注意です。

酒を飲んで仲間と騒いで楽しい時間を過ごすのも素晴らしいことですが、基本的には体力に余裕がある時に有効なレジャーだとは認識しておきたいです。

なんにせよ、不安やストレスとお友達になっているのはおかしなことではありません!あなたが自分なりの一歩を着実に歩んでいるという証拠です。

「行動」と「受容」のどちらも回すことが大事

さてそんなストレスの原因となる不安などをどう扱うかということですが、「行動」と「受容」の両輪を回すことが重要だと私は考えています。

まずもちろん行動して不安要因を減らしていくことも重要です。なんですが、じゃあとにかく量をこなしていれば不安は消えてなくなるかというと、必ずしもそうではありません。

例えばですが、もし今のストレスの原因が単純に「今現金の持ち合わせがなくて食事ができない」ということであれば、お金を降ろしたり友人や家族に一時的に借りたりすることで解決可能です。

ですが、例えば本当の不安やストレスの源が「自分は努力してお金を稼がなければ社会的に価値がない」という無意識的な固定観念から来てしまっていた場合などには、どれだけの量を行動して成果を出いていこうが、不安そのものは全くなくなりません。解決のための行動になっていないからです。

そういった現実的な問題を避けるためにも、いったん不安などのネガティブ感情をしっかりと受容してみることで、自分自身の感情的な構造の理解を深めていくことも、自分の人生にとって長期的に非常に役に立ちます。

ただここは難しいところですが、とはいえいくらネガティブ感情を受容して固定観念を一つずつ紐解いていっても、現実的な問題そのものが消えてなくなるわけではないということです。不都合なシャバの荒波に飛び込むことも、当然ながら本質的な成長には必要な場合も多々あります。

そういう意味でも、「行動」と「受容」はどちらかに過度に偏るのではなく、バランス良くどちらにも挑戦していくことが大切です。

セルフケアしながら自己変容のプロセスを味わおう

こう考えていくとなかなか面倒そうな道にも見えますが、なんだかんだこういった自己変容のプロセスをひとつずつ進めていくのが人生の醍醐味なのかもしれません。

目下のストレスは対処療法的なものも含めて上手く脇に受け流していくことも大事です。適度な運動や家族との時間、またサウナや瞑想なども有効です。時には金も手も出さない人の無責任な言葉を無視する勇気を持つことも役に立ちます。

そして現実的なことがらで行動を進め、内面的には固定観念を外していく。その先にあるのは単なる独立や転職といったキャリアチェンジにとどまらず、自分らしく自由に生きていくということ。その練習なのかもしれませんね。

コーチングではそんなプロセスに寄り添い、目指すところへたどり着けるようサポートしていきます。時に大切なものをともに味わい受容し、時にはシャバの世界に思いっきり送り出したり。ご関心のある方は下記リンクもご覧ください^^


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