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現代の子どもたち、好きなことで遊べてる?【子どもたちとの毎朝#70】

2022年1月21日 晴れ

昨夜、長女が「逆上がりしたいんだ」と言った。

以前、鉄棒で豚の丸焼きをしていた長女に「逆上がりとかやってみる?」と聞いたことがあるが、「やらなーい」と即答していたので、これは何かあったに違いない。

「なんで?」と聞くと、「出来なくて恥ずかしいからさ」だって。

ほぉ、保育園のお友達は、逆上がりできる派がマジョリティなのか。

確かに体操教室に通っているお友達がいるのは知っているが、逆上がりなんて私の子ども時代は小学校の体育の時間で習うようなものじゃなかったっけ?

そういえば、長女は4歳の頃に転園しているが、かつて通っていた保育園には、週に1回、外部の体操の先生を招いての体育の時間が設けられていた。
きっとそのような保育園に通う子どもたちも逆上がりとかできるようになっているんだろう、、。

<非認知能力は、数値化できる認知能力より大切。非認知能力を育むには、子どもの気持ちや主体性を尊重し、自己肯定感を高めましょう>などと叫ばされて久しいが、結局、社会は認知能力向上に意識が向いたままなのか?

どうやら、各ご家庭、ピアノ教室や体操教室やスイミングやらなんやら色々な習い事に通っているようだが、それらは本当に子どもたちが主体的に取り組んでいることなのだろうか?

私も幼児期にスイミングに通っていた(通わされていた)が、行くのが嫌で嫌で次のテストで合格したら辞めさせてくれと懇願していたようなことを思い出す。

現代の子たちは、親の言う通りに育ついい子なのかなぁ。
親御さんは子どもたちとどんなコミュニケーションをとっているんだろう。

もちろん大前提として、子どもたちが自ら望んで通っている習い事なら何も言うことはないのだが、なんだか疲れないか子どもたち?と、ちょっと心配になった。

周囲の子の影響を受けてなのか、長女は「体操教室に行きたい」「スイミングに行きたい」と言うようになった。
もちろん長女が希望していることなので、まずは体験してみて、通うかどうかはそのあと自分で判断すればいいのだけど。
逆上がりにしたって、長女がやりたいと言うのであれば、もちろん私にできることは全力でサポートする。

4月からの小学校生活もちょっと不安になる。

周囲のことなど気にせず、自分の好きなことを見つけて、どんどんその世界にのめり込んで行って欲しいし、気兼ねなく楽しい生活を送って欲しいと思うのだが、周囲の影響はどうしたって受けると思うから。
まぁ、そういったことも全てひっくるめて多様性を受け入れるということなのかもしれないけど。

今朝もちょっともんもんとしながら、子どもたちと接していた。
回り回って考えすぎなのは私の方?
自戒の念をこめて記録しておこうと思います。

追記20210225

養老孟司先生が「子育てで大事なこと」について語った記事の中で、習い事についても触れられていたのでリンクしておきたいと思います。

習い事について、汐見稔幸先生が回答していた記事もありました。

ちょっと習い事からは脱線しますが、こちらの記事もサラッと読めておもしろかったので貼っておきます。汐見先生と、花まる学習会の高濱さんとの対談記事。

これらの記事を読んでいたら気持ちが落ち着いてきました。

まず、「逆上がりができなくて恥ずかしいからさ」と、長女が言ったことで、私の中に怒りにも似た感情が渦巻いていましたが、そんな感情を抱く必要はなかったですね。

長女の周囲にいる年長で逆上がりができるようになっている子どもたちは、運動に興味のある子どもたちなのでしょう。そして、今長女の周囲には、たまたま運動に興味を持つ子が多かった、ということなのでしょう。

長女は、どちらかといえば運動に興味のある方ではなく、私が以前「逆上がりやってみる?」と提案した際は「やらない」と即答していたけど、そんな長女が、今の環境で生活する中で「逆上がりがやりたい」と思い至ったのは、単純に喜ぶべき成長の機会であったのだろうと思います。

そして、なぜか私の中で、長女が「逆上がりがしたいんだ」と言った話から、多くの親御さんが子どもたちに習い事をやらせているんじゃないか?論に話をズラしてしまっていましたが、習い事に通っている子どもたちについては、楽しく主体的に取り組んでいるのであればそれでいいですね。

そういうことですね。

鉄棒については、長女と相談するなかで、鉄棒を購入することにし、家で毎日のように遊んでいます。鉄棒に登らない日はないですね。でも、まだ現時点で、前回りもできませんが、“つばめ”と“こうもり”を得意として楽しんでいます。


おまけ

今日のパパご飯「アドボ」

我が家の夕飯のメイン料理はパパが作っています。
毎回子どもたちに料理の評価をもらっていますが、子どもたちがつけてくれる点数がおもしろいのと、私自身が“子どもに人気のレシピ”を探すのにいつも苦労してきたので、“子どもに人気のレシピ”をまとめられればと思いブログにUPすることを始めました。

日記の最後に「おまけ」として一つレシピを載せておきます。
よろしければ。


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