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上手とは?【2023年3月14日(火)】

2023年3月14日 晴れ

昨夜、帰宅すると、「UTA描いたよー!」と姉妹揃って、絵を見せてくれた。
UTAといえば、映画『ONE PIECE FILM RED』に登場するキャラクター。

映画を鑑賞する前から、主題歌の『新時代』が好きで、よくアレクサでかけては、踊っていた姉妹だが、先日、アマゾンプライムで公開された映画を鑑賞したことで、さらにUTAが好きになったのだろうか。

聞くと、長女の小学校で、UTAを描くのが流行っているらしい。

映画『ONE PIECE FILM RED』は、現状、アマゾンプライムでの独占配信のようなので、このタイミングでUTAを描くのが流行っているということは、アマゾンプライムに加入している世帯の割合が高いということだろうか。

と、どうでもいいことを、ちょっと不思議に思いつつ、「上手だね。◯◯(長女)と◯◯(次女)のオリジナルUTAだね」と声をかけると、長女が「オリジナルじゃないよ?UTAだよ?」と言う。

「ああ、そうね。UTAだよね。でもUTAの模写ではないでしょ?」と答えると、「まぁねー」って返ってきた。

あ、もしかしたら、ちょっと傷つけてしまったのかもしれない。
なんて言えばよかったんだろう。

と思いながら、「パパが模写するつまらない絵より、◯◯(長女)と◯◯(次女)のUTAの方が、オリジナリティがあって素敵だよね」と伝えると、「パパは模写はうまいけど、オリジナリティがないもんねぇ」と長女。

うーん、結局、誰かと比較するような話で着地してしまったようで、いまいち納得いかないがしょうがない。自分の好きなように描き続けて欲しい気持ちと、模写する力も身につけて欲しい気持ちとが交錯して、なんて声をかければいいのか難しい。

でも長女は、好きなように女の子を描きまくっているだけあって、描く女の子のバランスが、感覚的に、自然に近づいてきているような気がする。また、想像だけで、いろんなポーズをとった人を描けるのは、すごいことだなぁと思ったりする。

上手ってなんだろう?

話は全く変わるが、昨夜から、ちょっと前に買ったままになっていた、『向田邦子ベスト・エッセイ』を読み始める。

エッセイというものに今まで触れてこなかったと思うが、詩を読むでも、小説を読むでもない不思議な感覚を味わい、早速、惹き込まれた。

詩も、谷川俊太郎さんに少し触れた程度なので、詩やエッセイの世界にもっと触れてみたいと、強く思った。
谷川俊太郎さんは、この本を持っていたので、もう一度読み直したい。

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