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初の泥書房さんへ

noteの毎日更新を目標にしていましたが、3ヶ月弱がんばったねということで一旦クローズです。これからは「できるだけ」毎日更新、にしよう。
1ヶ月以上続けることができた時点で、わたしいけるかも!と張り切りすぎてしまった。子どもでしょうか。

さてGWはその名のとおり大変きらきらとゴールデンさせていただいたのだが、特に最後を京都で〆ることができたのが最高だった。
京都に行くたびに「帰る」みたいな気持ちになる。学生時代の自分にもう一度、あの路地で、あの橋で、出会っているような感じ。思い出フィルターが自撮りアプリ並にかかっているので、京都=聖地と言いたいくらいに好きです。

京都といえば泥書房さん、ということで、巡礼してまいりました。
ちょっと奥まったところにあるので迷いかけた。路地奥に見えてくるひっそりとした佇まいがたまらない。

ドアをあけて広がる空間が、なんだかすごくなつかしい雰囲気をまとっていた。図書館、とは違うのですが、よく行く大型書店とはまったく違う空気。なんだろう……詩的にいえば本の呼吸、みたいなものでしょうか。
ぎっしり並べられた本の一つひとつのあたたかみ。新書も古書も置いてあって、それぞれがしずかに迎え入れてくれている気分になった。こちらも合わせて深呼吸を繰り返したくなるほどの居心地のよさ。

短歌雑誌に結社誌、同人誌。古いものからずらっと揃っていて圧巻だった。気になるものを手にとってぱらぱらしていると、あっというまに時間が過ぎる。帰る時間があったので早めに出てしまったけれど、次はもっとゆったりと滞在したいなあ。

前日までは特にこれを読みたい!というものはなくて、ただその詩歌の空間に浸ってみたいという単純な興味があった。ただやっぱり歌会に出席していろいろとお話を伺ってみると、結社に入ろうかな……という気持ちが湧いてきて、結社誌をいろいろとめくってみた。
以前も今も、まだ結社は早いかな、という漠然とした思いがあるのだけど、何に対して「早い」のか、自分でもよくわかっていない。決めきれない。これからも悩みそうです。

歌集を出したいという強い思いだけはあって、そのためには結社に所属していたほうがいいのか、そうとも限らないのか、わからない。同人活動にも興味がある。いずれにせよ、定期的に紙物が発行されるというのは、モチベーションにもつながりそうな予感がする。
いまはネットでの投稿先がたくさんあって、いろいろな企画で自分の作品を発表する機会に恵まれている。それもあって、敢えて追加の活動をしなくても……?という迷いもあるのかもしれません。

つらつらと思うままに書いてしまいました……。
とにかく泥書房さん、本当に本当に素敵な場所でした。かならず再訪したいと思います!
そして歌会だけでなく句会(高校生ぶり!?)に参加させていただいたおかげで、たくさんの刺激をいただきました。所属うんぬんは悩むとしても、これからも作品を書きつづけたいです。

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