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医学物理士ランニングコスト
医学物理士の資格は取得後5年毎に更新が必要である。この更新には一定の業績単位数と審査料が求められるので、資格維持には多少なりとも費用がかかる。詳しくは医学物理士認定機構(JBMP)のページを。
では年間にしてどのくらいの額になるのか?業績単位の取得ルートによって変わってくるが、市中病院勤務で講習会参加を主な単位取得源にしている医学物理士を想定して計算してみた(2023年度時点)。
1. 更
AIツールで論文の英文校正
この半年間に自分の論文を2本ほど書き上げたのですが、昨今ChatGPTなどAIツールが流行っているようなので、それでどのくらい論文執筆が捗るのか使ってみました。
因みに、流行りを受けてか既に多くの雑誌では投稿規程にAIツールで文章自体を作成した場合はその旨を理由とともに論文末尾に記載するように指示されており、AIに丸投げして論文を作らせる使い方は宜しくないようです。私もあわよくばと思い、ほぼ
他職種とうまく仕事しよう
医学物理士は普段黙々と仕事していることが多い!というのは過去の私のnoteでも何回かぼやいているが、本当に毎日黙っているだけだと、周囲から見れば何をしているのかよくわからない、チーム内で孤立した存在になってしまう。放射線治療の他職種、医師以外にも技師や看護師らとも日々適度に接することは臨床でうまく立ち回るために大事である。
そういうことで、筆者が普段の業務で他職種と接する機会を増やすために心
医学物理士のリモートワーク
随分と更新が滞っておりました。この一月は某研究費申請をはじめ複数のペーパーワークに忙殺されておりました。いつも楽しみに待ってくれている読者の方々には申し訳ない。(え?そんな人いない?)
申請書や論文作成は自分のパソコンさえあればどこでもできるのだから、騒がしい院内でやるより、自宅のような落ち着いた環境でやりたいところ。待てよ、普段の臨床業務もほぼデスクワークだからどうにかしたら在宅勤務ができ
英語で口演発表する時の対策
英語でオーラル発表と言うと敷居高く感じる人もいるだろう。筆者なんて母国語での発表もあやしいのに英語となると悲惨である。そう言っても国際学会はもちろん、最近では国内の学会でも英語セッションがあるし、英語でスマートに発表している人を見るとかっこいいですよね。
そんな筆者のおっさんの英語発表しなければならないときの対策(独自)について紹介したい。こんな私でも何とかなっている?ので、英語発表したこと
臨床医学物理士の1日
臨床現場で働く医学物理士が看護師さんや若手技師からよく言われること(n=1、筆者調べ)
第3位「よくそんなに英語すらすら読めますね!」
第2位「画面ずっと見てて目疲れないですか?」
第1位「毎日何やってるんですか?」
以前の記事の通り、日々大半の時間をモニターに向かって黙々と仕事しているためか、同じ治療グループのメンバーからさえもこんなことを言われる(私だけ?)。まぁ表舞台で患者
研究職より臨床を選ぶ理由
気が付けばこのnoteで記事を書き始めて約1年経ちました。
当初は論文の紹介やAAPMレポートの内容なども投稿していけたらなぁと思ったりしてはいたのですが、そのような偉そうなことができる能力もなく早々に断念。結果、おっさんの戯言記事ばかりになってしまい恐縮ですが、少しでも目を通していただいている方々には感謝です。
そんな中、この1年間でアクセス数が最多だった記事は年収の話でした。かなり