【海外記事】記憶に残るロゴの作り方2
本日もこちらの記事を読んでいきます。なお、画像も以下から引用します。
前半の記事はこちらからご覧ください。
なお、今回もやはり2024年だから、という内容ではなかったのでタイトルから2024年という言葉は意図的に削除しました。ロゴデザインの普遍的で重要なデザインへの取り組み方をおさらいできる記事です。
本日もよろしくお願いいたします。
見やすくする
記憶に残るデザインにはシンプルさとわかりやすさが必要です。形をシンプルにするだけ、見る人の脳内で簡単に早くそのロゴを読み取ることができます。
公共的な地図はわかりやすいシンボルによって見やすくデザインされています。デザイナーの仕事はこのようにシンボルの中にシンプルで簡潔な表現を追求することです。
可読性を高めることはまた、様々なプラットフォーム上で異なる大きさで表示された際にも簡単に認識できるようにすることにつながります。
品質を確保する
デザインの品質はプロダクトの品質を表しています。消費者は(たとえそれが間違っていた場合でも)自然と良いプロダクトには良いデザインが結びついていると考えています。美しいデザインは良く考えられたプロダクトだと認識されます。デザインはプロダクトにおいて重要な存在であり、その本質を表すものでもあります。
魅力的で高品質なデザインであればあるほど、人々はプロダクトに対して信頼感を抱くようになります。
共創する
クライアントのプロジェクトや業務、目標にあなた自身も自分ごととして向き合ってください。これによってクライアントとの共通点や相互理解、ビジョンの共有を楽に行うことができるでしょう。クライアントは常にデザイナーや開発者がどれほど自分たちのビジョンに関心を寄せてくれているのかを評価しています。業界についての知識を深めれば深めるほど、クライアントはあなたを信頼してくれることでしょう。
クライアントとのつながりを持ち続け、質問を投げかけることに遠慮せず、自分が話すことよりも相手の言葉に耳を傾けるようにしましょう。
それがデザインに関係するのかどうかに関わらず、クライアントのビジョンを理解するように努めてください。
試してみる
もしあなたがフリーランスや低予算のベンチャーであるなら、「友達に協力してもらう」ことは非常に良いことです。高品質なロゴはシビアに作り込まれるため、スケッチの段階と最終的な仕上げの段階の両方で複数のテストを行います。
ロゴの評価基準
ロゴはユニークか
目立つか
柔軟に使えるか
記憶に残るか
多用途に使えるか
普遍的なものか
進化させる
強いロゴには特別な力があります。これらは大抵形状や色などを通して輝かしいアイディアを表現しています。クールで美しい。こういったものはもはや改善の余地がない完璧なデザインと言えます。
例えば、Appleのロゴはアイディアとその実現の点では完璧です。その美しいシンボル化は見事です。Appleは知識を象徴しています。
リンゴを一口かじることは特別な知識を得ることを表しており、知識を連想させる素晴らしいイメージです。
しかしマーケティングが不十分であれば、誰がこの美しさを目にすることができるでしょうか?プロダクトの品質が低ければ、誰が製品を何度も繰り返し購入しようと思うでしょうか?
しかしながら、良いデザインはそれ自体が宣伝をしてくれます。これは真実です。
強いロゴは偶然や神の啓示によって生み出されるものではありません。マーケットと競合を調査・分析し、ビジネスモデルとその目標を定め、ユーザーの望むものを理解し、現代のトレンドを追いかけるようなつらい日々の仕事の先にあります。あらゆる知識の結合があなたが美しく効果的なシンボルを作ることをサポートしてくれるでしょう。
感想:クライアントのどんな情報もデザインには必要
最近またロゴをデザインする仕事をやっているのもありこちらの記事を読んでみていたのですが、やはりクライアントをいかに理解して、そこからアイディアを着想してデザインに落とし込めるのか、そしてその過程をどれだけストーリーとして語れるのかが重要と改めて考えさせられました。
AIによって誰でも無限にロゴデザインが生成できる現代においては、このあたりの技量こそがプロのデザイナーに求められる力量と考えさせられました。
この記事では前編から一貫してマーケティングの影響力についても言及している点も興味深かったです。ビジネスにおいては当然ながらデザインもそれを実現する開発力も、そしてそれらをきちんと市場や顧客へ届けるためのマーケティングも大事な要素になります。
市場を見て、目の前のクライアントを見て、かつ現場も見て、、と俯瞰した視点と、造形のディティールや色の細やかな変化にも気を配る繊細さがロゴデザインには必要だと改めて考えさせられました。
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