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【海外記事】記憶に残るロゴの作り方

今回は以下の記事を読んでみます。なお、画像も以下から引用しています。

ちょっと長い記事なので何回かにわけて記事化していきます。

ちなみに原文タイトルに「2024年に」とあったのですが、今日読んだ内容の時点では年代に関係ない普遍的なものでした。※なのでタイトルにも2024年版、という言葉は入れませんでした

本日もよろしくお願いいたします。


自分を欺くのはやめましょう

記憶に残るロゴを生み出すのはデザイナーではなりません。マーケティングです。いかに企業のエンブレムを目にする回数を多くするかで、記憶への定着は決まっていきます。
ロゴはいたるところに存在すべきです。企業のウェブサイトやチラシ、SNSなどあらゆる広告プラットフォームにあるべきでしょう。商品、パッケージ、電子メールなど考えられるあらゆるところにロゴを貼り付けてください。

デザイナーは地に足をつけるべきだということを気づかせてくれるものです。
「私は完全に忘れることができない特別なロゴをデザインします!」などというのは根本的に誤ったアプローチです。

デザイナーの仕事は「正しい」ロゴを制作することです

これは単に良くできたロゴを作るという意味ではありません。記憶に残るアイデンティティを作り出すためにいくつものことを考えなければなりません。

Ramos — デジタル分析プラットフォームのブランディングの例


消費者に何を記憶しているのか

私はデザイナーが創造性を軽んじたり忘れたりすることを推奨しているわけではありません。私が言いたいのは、消費者の記憶についての洞察を失ってはいけない、ということです。これには以下のようなものが含まれます。

  • 形状

  • アイディア

  • アクセシビリティ

  • 感情的な応答

  • 期待

私達はみんなすぐに形状や色に魅了されますが、それらは簡単に忘れ去られてしまいます。

真に記憶に残る形状を生み出すのはアイディアです

アイディアに時間をかけることを決して怠ってはいけません。これは大量のデザイン案よりも重要なことです。

Mota — リモートワークプラットフォームのロゴとアイデンティティデザイン


課題への解決策を提示してください

消費者があなたのロゴを目にした時、彼らが求めているものを想起させる必要があります。

「これがほしい」「このサービスを使いたい」「このプロダクトがほしい」

こういったことを思い起こさせるためには、ロゴはブランドのエッセンスをビジュアルの中に簡潔に示すものである必要があります。

記憶に残るロゴを作るには、消費者のことを深く理解しておかなければなりません。ロゴデザイナーは、消費者がいかにサービスを連想するのかについてを設計する技術力を高めながら仕事をしなければなりません。

Tappa! — メッセンジャーアプリのブランディング


文脈の中で記憶に残しましょう

ロゴは単体で存在しているわけではありません。ブランドによって投影されるビジュアルとコンセプトメッセージの一部として記憶されます。

記憶に残るロゴとは

  • 企業のスタイルと合っている

  • ブランドの要素を反映している

  • ビジネスの目標との一貫性がある

  • 好意的である

正しいロゴは必ずこれらを満たしている必要があります。もしそうでないなら、記憶に残るものとはならないでしょう。
もちろん、マーケティングの力によって、劇的に人々の記憶に残ることもあります。しかしそれには多くの時間とお金と労力を要します。
記憶の定着に失敗したことに気づいた人々は、最終的にはロゴのリデザインを行うでしょう。しかしなぜこんなトラブルが起こってしまうのでしょうか?

ロゴは全体の中における有機的な一部分である必要があります

Mommy & Me — 子供向けブランドのロゴとアイデンティティデザイン

可能な限り自然で楽しい見た目のロゴを作れるように全体を俯瞰して捉えてください。この仕事は新たな機会を導き出し、お客様との約束をするためにあります。あなたのロゴはそうなっていますか?

ビジュアルアイデンティティは自身が持つ雰囲気と世の中を区別するものです。ブランドが存在し続ける限り、アイデンティティは継続的にアップデートされます。ロゴはたとえ現代の市場トレンドに合わせてスタイルが変更されたとしても、企業の姿勢との一貫性を保つ必要があります。

Mommy & Me — 子供向けブランドのロゴとアイデンティティデザイン

→次回に続く


感想:どのあたりが2024年版だろう

記事の内容はロゴは単なるかたちではなく、顧客やその企業自身のことを考えながらストーリーを形作るものでなくてはならない、という内容でした。

訴えていること自体はすごく理解できるし良い記事だなぁと思ったのですが、普遍的で一般的な内容のため原文タイトルにある「In 2024」の意味を期待して読んだ自分としてはすこーし肩透かしを食らった感じになりました。

次回もまたこちらの記事を読んでいこうと思います。


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