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間詰ちひろ
2017年11月19日 17:41
「もう、今日は、いっぱい買うぞ! って、決めてきたんです」わたしがそう言うと、そのブースにいらした乗組員さんは「そういう日、絶対必要ですよね!」と笑顔で答えてくださった。そうして「お買い物、ゆっくり楽しんでいってくださいね!」といって、先行発売されていた「ほぼ日5年手帳」を両手で手渡してくださった。もうすでに、たくさんの方が書いていらっしゃるので、いまさら感もあるのだけれど、「生活のた
2017年10月27日 16:23
はじめて村上春樹さんの小説を読んだのは、小学生の五年生か、六年生のころ。私が住んでいた家の近くには、図書館の分室があって、週に一度は通っていたと思う。そこは本当に小さな図書館で、大人が十人もいれば、ぎゅうぎゅうだと感じられるほどだった。そのころの私はコバルト文庫という、10代の女の子をターゲットにしているであろう文庫にハマっていた。けれど、小さな図書館には、そのコバルト文庫のシリーズは冊数
2017年12月7日 11:13
その本を読み終えたあと、ずっしりと重い気持ちが、いつまでもいつまでも消えずに、私の心の中に渦巻いている。食べられると思って注文したのに、思いのほかボリュームがあり、むしりして食べてみたものの、なかなか消化しきれずにいるステーキセット、といった感じだ。「息子と狩猟に」という本を知ったのはTwitterで流れてきたタイムラインだったと思う。「サバイバル登山家が書いた小説」と、紹介されていたよう
2017年12月24日 17:29
「こどものころに戻りたいですか?」という質問が、会話のなかでふと出てくることがある。こどものころと言っても、幼稚園のころ、小学生、中学生など様々な場面があるため一概に戻りたい、とも言えない人が多いだろう。私自身は、現在36歳だけれど、全然戻りたいとは思わない。「もしも、あの時、あっちの道を選んでいたら……?」と、思うこともあることはあるけれど、どちらの道を選んでいてもそれなりに大変だろ
2017年12月23日 11:32
12月22日、ほぼ日刊イトイ新聞が主催でおこなわれた、ほぼ日の学校スペシャル「ごくごくのむ古典」に参加してきました。イベントレポートのようなものは、おそらくほぼ日で後日アップされると思いますので、今回は私が感じたことを書いていきます。2018年1月から、ほぼ日の学校が始まる、紹介された時とっても参加したい! と思いました。けれど、応募して、運良く受講の権利を獲得できたとしても、仕事の都
2017年12月26日 11:05
「他の録画もたまってて、見る時間もないし。消していいよ」夫に訊ねられたときのこと。投げやりな返事をしてブルーレイの録画を消してしまった、10月の私に言ってやりたい「陸王、ちゃんと一話から見たほうがいいよ?」と。なぜなら、結局のところ8話目からオンタイムで見ることになり、それでも12月24日に放送された最終回にはきちんと感動したからだ。三ヶ月も続くドラマの、第一話を見逃してしまうと結構な