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【映画感想】 憧れを超えた侍たち 〜世界一への記録〜


2023年 日 スポーツドキュメンタリー
監督:三木慎太郎
2時間10分


あらすじ

2023年WBC。
日本中を、いや世界中を魅了した、史上最強にして最高と言われる侍ジャパンがいかにして誕生したのか。
完全密着したチーム専属カメラだからこそ撮影できた、試合だけでは見ることができない貴重映像とともに侍ジャパン世界一への軌跡を振り返ったドキュメンタリー映画。


○ネタバレ無し

あんなに素晴らしかったWBC、絶対ドキュメンタリーとして残しておかなきゃ駄目じゃん!誰か早く作って作って!
と思っていたら、ちゃんと作られていました(笑)しかも劇場版として!良かったぁ!
\(^o^)/
観に行こうかなと思ったのですが、きっと数ヶ月したらアマプラでやるから待とうと決めました(笑)
そしたら、6月29日まで映画館でやってたのに、2日後の7月1日にはもうアマプラで無料配信されてたまげました!早過ぎ(笑)

試合は何度も何度も繰り返し観たので、知りたいのは裏話です。この映画はその願いをしっかり叶えてくれました!
メンバー選考会議から、キャンプ中、各選手へ密着、ロッカールーム、試合中のベンチ裏の様子まで、知りたかった場面を目一杯観ることが出来ます!
あのピンチの時、選手達は裏でこんな会話をしていたのか、こんなに苦悩していたのか。
この映画を観てからもう一度試合映像をふり返ると、より一層感動が深まります!


●ネタバレ有り

メンバー選考は2年も前から始まっていたのですね。ちょうど東京オリンピック後ぐらいからでしょうか。栗山監督が先頭に立って、各選手への説得やスケジュール調整に奮闘している様子を延々追っていました。監督はこんな仕事までしなくてはいけなかったのですね。驚きました。

「キャプテンは決めない」
監督は宣言しました。
「全員が『俺がキャプテンだ』と思ったら、プレーは変わるはず。チームがジャパンじゃない。あなたがジャパンなんです。誇りと、チームを引っ張る気持ちでやって下さい。年齢も、実績も関係ない」
この姿勢ですよ。流石栗山監督です。
とはいえ、実際に皆を引っ張るポジションはやはり必要です。監督は裏でこっそりダルビッシュ選手に「申し訳ないが頼むぞ」と声を掛けました。
ダルビッシュ選手はその期待に応え、見事に縁下力を果たしました。とても大変な役割だった筈です。ダルビッシュ選手は「2009年にイチローさんが同じ役割をしていて、それを見ていた」と語り、自分達はこうして繋いでいくのだと誇りに感じたそうです。

ドキュメンタリーで明かされた中で特に印象深かったのが、米国からの攻撃です。トーナメント表の突然の変更等おかしい事が起こっていましたが、それ以外にも米国は数々の急なルール変更や嫌がらせを日本に仕掛けていました。全くフェアではない姿勢に日本サイドは怒りを覚えましたが、ひとつも文句は言いませんでした。こんな酷い事をされ続けていたのに、決勝で米国を見事倒した侍ジャパン。スカッとしたでしょうね。

点を取られ責任を感じて泣いている佐々木選手、骨折しても出続ける事を決意する源田選手、そして大活躍の裏で常にプレッシャーと戦っている大谷選手等々、ベンチ裏には数々の濃いドラマがありました。

このドキュメンタリー映画を観るとあの時以上の感動を味わえます。、私達は益々侍ジャパンの大ファンになること間違い無しです。全国民に観ていただきたい映画でした。
感動をありがとう侍ジャパン!

……あ、そういえば試合後に暴行事件で騷がれた山川選手はあまり映っていなかったような。カットされたのかもしれませんね(笑)


★点数


欲を言えば、選手達の食事風景が見たかったな〜(笑)
75点





2023-08-07
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