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『QRコードの奇跡』
『QRコードの奇跡』小川進
世界中の至る所で使われ、当たり前すぎて気にも留めないQRコードだが、作ったのは日本人であることを知らない人は多いのではないか?
この本はデンソー社員がQRコードを作り上げる奇跡が書かれた、QRコード好きからすると教科書みたいな一冊なのである。 #QRコード好きと繋がりたい
そして何より装丁がいいっ✨
感動的なのはQRコードは特許をとっていないこと。パブリックドメイン
『原因において自由な物語』
『原因において自由な物語』五十嵐律人
とある秘密を抱えた小説家が、とある理由で書くことになる小説。実はフィクションではなく、実際に起きている(小説内で)事件であることに気づくことになる。事件の真相が分からなければ、小説を書くことが出来ないのだが、、、、といったのが、大まかなあらすじ。
個人的には、小説家が出てくる小説が大好きである。
小説と小説内の小説が繋がっていたりしてると最高なのだ。
ちなみに
『N』
『N』道尾秀介
これまた珍しい本に出会ってしまった。
本書は6つの短編の様な構成になっていて、なんと読む順番は自由。 #なんじゃそりゃ
そして読む順番によって、物語のかたちが変わるという。つまり720通りの読み方が出来てしまうという、とんでもない設計になってる。はたして720通りの読み方をした強者はいるのだろうか?
私はというと、1通りしか読んでません💦 #積読たまっておりまして
さらに、こ
『国道沿いで、だいじょうぶ100回』
『国道沿いで、だいじょうぶ100回』岸田奈美
毎度毎度、岸田さんの書く文章は面白くて嫉妬してしまうレベル。岸田さんによれば、日常の何気ないこと、面白いこと、辛いこと、悲しいことや嬉しいこと全てが文章のネタとなり、読者を楽しませてくれたり、感動させてくれたり、考えさせてくれる。
おそらくご本人も、文章にすることによって、人生を楽しんでいるのだろう。すごいな〜!
って感じで、岸田さんの本を読むと、毎度
『成瀬は信じた道をいく』
『成瀬は信じた道をいく』宮島未奈
本屋さんの成瀬成瀬成瀬広告によって、すっかり成瀬中毒になってしまった。
「成瀬は天下を取りにいく」を読み終えてすぐに、続編である「成瀬は信じた道をいく」を購入してしまった。
何事にもハマりやすい人は2冊同時に買っておいた方がいいというのが、成瀬中毒者である私からのアドバイスである。
この続編では成瀬は大学生まで成長している。このペースであれば次回作は成瀬の社会人生
『成瀬は天下を取りにいく』
『成瀬は天下を取りにいく』宮島未奈
今やどこの本屋に行っても成瀬成瀬成瀬成瀬成瀬で成瀬を避けては通れない。てなわけで、ついに成瀬を手に取ってみた。
その結果、、、成瀬にハマった、、、
成瀬という主人公にハマってしまった。
特別なミステリではないし、殺人や難解なトリックがあるわけではない。ましてや大どんでん返しなんてものもない。
では何が読者を魅了し、本屋大賞まで受賞しているのか?
おそらく、主人公
『投資家みたいに生きろ』
『投資家みたいに生きろ』藤野英人
投資家と聞くと株やベンチャーキャピタルやらなんやらを想像すると思います。私もそう思います。じゃあ、株買って儲けたいから、この本読んでみようと思う人もいるかも知れません。
しかし、内容はちょっと違っていて、タイトルにある“みたいに”という点がポイントなんです。
投資家として生きろではなく、投資家“みたいに”生きろ。
つまり、投資家の“考え方”をもって生きろっ感じなん
『死にたがりの君に贈る物語』
『死にたがりの君に贈る物語』 綾崎隼
素晴らしい小説に出会うことが出来た。これだから読書はやめられないものだ。
少しネタバレしちゃうかもなのでこの本読みたい人は、ここから先は読まないで。
物語は熱狂的なファンを持つ小説家“ミマサカリオリ”が人気シリーズの完結前に訃報が発表された。そして、とある少女が物語の完結が読めないなら生きる意味ないという理由で、自殺未遂をしてしまうところから物語がスタート。