見出し画像

バイクのレース会場に、あそび場出現!【移動式あそび場レポート】

こんにちは、まちのこ団です。
今回は、まちのこ団の事業のひとつである「移動式あそび場(プレイバス)」のレポートをお届けします。

「移動式あそび場(プレイバス)」とは
あそび素材や道具などをのせて、まちへ出向いてどこにでも即席のあそび場を創り出す車のこと。
詳しくはこちら:http://machinoko.sakura.ne.jp/connect/playbus/

バイクレース会場にあそび場

今回の舞台は、茨城県下妻市にある「筑波サーキット
(公式HP:https://www.tsukuba-circuit.jp/)

(茨城県下妻市にある「筑波サーキット」)
(メインスタンドとコース)

2022年5月14日(土)と15日(日)の2日間、「Taste of Tsukuba」というバイクレースの大会に合わせて、あそびを届けてきました。

「Taste of Tsukuba」とは、1980年代のバイクブーム時代の車両を使って行われる、日本最大のアマチュアレース。古き良き時代のバイクで、当時の雰囲気を楽しみながら行うレースです。
(公式HP:https://www.tsukuba-circuit.jp/race/withme/tot_top/index.html)

(レース公式ポスター)

レース会場にあそび場、という一見するとかけ合わないような組み合わせですが、選手のご家族や、親戚の方、応援、観戦に来た方など、家族連れでいらっしゃる方も多く、コロナ前は施設に併設されているキッズスペースなどで遊べたそうなのですが、コロナ禍で使用が難しくなってしまったとのことでした。

そのような背景があり、今回は比較的感染リスクの少ない外遊びをということで、まちのこ団宛てに声をかけていただきました。

キッチンカーやフリーマーケットそしてあそび場

会場は、芝生席エリア。
芝生席エリアは、エントランス・メインスタンドから進み、バイクの様々な部品やレーススーツ・小物などの販売ブースを抜けた先にあるエリアです。

(会場のマップ。中央あたりの緑色が芝生席エリア)

革製品や古着などのフリーマーケットや、キッチンカーなど、多くのお店が出店していました。

(芝生席エリア入口からの図)

まちのこ団は、この芝生席エリアの一番奥。お隣に自動販売機でおなじみのダイドーさんが並び、2団体でこども向けエリアを担当しました。

ちなみにダイドーさんのブースでは、ダンボールを使った自動販売機づくり体験ができ、ダンボール工作を通して、自動販売機の仕組みや使い方を学べるというものでした。本来は子ども向けですが、ご厚意で体験させていただきました。大人でもなかなか集中力のいる作業で、気づいたら夢中になって工作していました。

(芝生席エリア奥、キッズエリア)

2日続けて来てくれたり、あそび場で友達になったり

あそび場は、1日目は雨が止んでからの設営でした。11時頃からあそび場をつくりはじめましたが、つくりはじめるとすぐに女の子がかけよってきてくれました。

(あそび場ビフォー)
(あそび場アフター)

2日目は、1日目に比べ来場者も多く、設営をはじめたらどんどん子どもたちが集まってきてくれました。2日続けて来てくれた子や、1日中ずーっと遊んでくれた子もいました。

(その場にいた子どもたちでわいわい遊んでいました)
(ゴーーーーーール!)

大学生くらいのお兄ちゃんの周りに小学生の男の子たちが集まってきてサッカーのシュート合戦が始まったり、「名前なんていうの」って、あそび場で遊んでいた兄弟同士が一緒に遊び始めたり。

(羽子板で勝負)
(10人以上の子どもたちが遊ぶ時間帯も)

最後、まちのこ団の団長の「片付け~」の合図から、積極的に片付けもやってくれました。6つあるイスを全部持ってきてくれた男の子、ハンモックをしまうのを手伝ってくれた男の子、全ての荷物がプレイバスに収まるまで手伝ってくれた女の子。

(積極的に動いてくれました)
(お母さんと一緒に片付け)

「あそび場があってよかったです」

親御さんからは、「レースだけだと子どもは飽きちゃうので、こういう場所があってありがたかったです」などお声をいただきました。筑波サーキット担当者の方からも、「方々から、あそび場があってよかった、って声をもらえました」と嬉しいお言葉をいただきました。

また、嬉しい出会いもありました。
あそび場を見守っていたとき。高校生の女の子がかけよってきて、「まちのこ団に興味があって、今度ボランティアに参加してみたいんですけど」と、声をかけてくれました。勇気を振り絞って声をかけてくれたようで、心が温まる瞬間でした。

あそび場を支える、プレイワーカー

まちのこ団は、プレイワーカーのボランティアの皆さんに支えられて活動しています。今回のプレイワーカーは、1日目は、普段は筑波で学童の先生をしている「なおちゃん」、2日目は、普段は子ども向けキャンプ事業を展開するNPOで事務などを担当している「ゆうか」、はるばる川崎から来てくれた会社員の「こうき」。お疲れ様でした!

(1日目、左から団長・なおちゃん・広報担当ミキ)
(2日目、左から団長・こうき・ゆうか・広報担当ミキ)

【編集後記】まちのこ団、初めてのサーキット場

今回、まちのこ団のスタッフは全員、初めてのサーキット場でした。普段はなかなか関わる機会のないサーキット場に、バイクレース。はじめの方は若干のアウエー感を感じながらも、いざあそび場が始まり、多くの子どもたちや大人の笑顔を見ているうちに、すっかり居心地の良い空間になっていました。

あそび場の隣でフリーマーケットを出店していた方のご友人がレースに出場していて、そのバイクに乗せてもらうという貴重な体験もしました。その方はなんと御年53歳!16年間モトクロスの大会に出場していて、今回のレースはサーキットレースの復帰戦だったそう。

(貴重な体験ありがとうございます!)

休憩中にはバイクレースも観戦させてもらいましたが、いやあ、かっこいい!というか、速い速い。

(スタート直後)
(カーブと、奥には筑波山)

「まちのこ団のあそび場があるから、サーキット場行ってみようか!」子どもたちにそんな選択肢ができて、そうして子どもたちの思い出が増えていったなら、まちのこ団としても嬉しいです。

(あそび場、上からの図)

まちのこ団のプレイバスは、全国どこへでもあそびを届けに走ります!ご依頼お待ちしております。
(お問い合わせ先:http://machinoko.sakura.ne.jp/connect/info/)
過去のあそび場の様子はこちらから。

まちのこ団の想いについて、代表のインタビュー記事です。よろしければご覧ください。

この記事が参加している募集

子どもに教えられたこと

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?