教育学部の大学生が悩める小学生に作文を教えてみたよ!(研修レポート)
福岡・熊本の作文教室サードプレイスの主宰、まちか先生です。2024年の夏休み、毎年恒例の読書感想文講座のあいだに、新しい取り組みもやってみたのでレポートします♡
8月24日、今夏の読書感想文講座、全日程が終了しました。みんな本当によく頑張ってたなーーー! どの子もまっすぐで面白くて可愛くて一生懸命で、まちか先生は一緒にワクワクしたりおなかかかえて爆笑したりすごいなって感心したり、毎日もう大忙し!!!
こんなにエキサイティングなお仕事だもん、もっと「教える人」が増えて、もっともっと書ける子どもが増えたらいいなって思っています。まちか先生はそう願ってます!!!!!
(講座スケジュール完走後のハイテンションゆえ何卒ご容赦ください……)
作文って誰が教えたらいいの?
「親」「学校の先生」「習い事(塾など)の先生」……教える人って、いろんな場合があるよね。作文教室の先生として、まちか先生はそれぞれの場合で気をつけるポイントがあると思う。そして、連携できたらいいなって心底思う。(けれどもこれは別の物語。いつかまた 別の時に話すことにしよう)
ここで表題に話を戻します。
教育学部の大学生が悩める小学生に作文を教えてみたよ!
小学生も大学生も学生同士、でもちょっとお兄さんお姉さん、そんな大学生が小学生に教えてみたらどうなのかなって、まちか先生は思いました。思いついたらやる。それがまちか先生です。
県内の大学生ふたりと、読書感想文講座をやってみたよ!
教え方って、人それぞれ。
書き方だって好みで選んでいい。
でも、わたしとやりたいって思ってくれるなら持てるもの全部あげるよ。
講座日の前に、研修をしました。
大切にしたいのは、書き始める前にたくさんお話してその子から言葉を引き出すこと、書いたものは添削しないってこと。この2点です。
絶対絶対、大切にしたいこと、それはこの2点なの。
「理由って聞かれても、すぐ答えるなんてむずかしいよなー」と合いの手入れながら会話を楽しむ方向で進めてくれた男子大学生。笑いあいながらお互いに思ってることしゃべりつくして、「いいやん、それめっちゃいいやん、それ書こうぜ」「うん!」
プリント並べて「次どれにするー?」と、書く本人(小学生)に選ばせながら書けるところから書かせていく女子大学生。「ここ書くとこない」「あー、それ、別に書かんくていいよ!飛ばしちゃえ。じゃ、あとどれ書こっかー」「これ」「よっしゃ頑張るよ!」
作文を書くってどういうプロセスが必要なのか、大学生ふたりの小学生とのやり取りを見ていてすごく考えさせられたのでした。
そこで思い出したのはこちら。↓
日本語日本文学科で日本語学を専攻する学生さんの取り組みです。
教えるのって、「先生」とは限らない。うんうん。お互いのコミュニケーションの向上に役立つっていうところも素敵だなぁ。
作文教育のこれからを考える
大それた大見出しをつけました。ごめんなさい。
作文って、添削したり評価したりという「書き終えたもの」に対するアプローチが、まだまだメインです。「どう書くか」を意識したものも多いですが、わたしはさらにその前、「どう捉えるか」とか「どう感じたか」を子ども達1人ひとりが自分の中で掴まえることができたら、作文への心のハードルがぐっと下がるんじゃないかなと考えています。
講座後の反省会(という名の晩ごはん)で、「あのプリントならどんな子でも書けるようになりそう」「ただ、マンパワーが足りない。集団だとそこまで見てあげられない」「まちか先生の作文プリント教材を、個人向けから集団向けにアレンジできないだろうか」そういう話もでました。
本当に、本当に、勉強になります。
なるほど。まだまだ改善していかなくちゃね!
一緒に取り組みながらフィードバックももらえてうれしい。
このふたりが教育現場に出る数年後が楽しみだなあ。
あとがき
6/29にnoteを始めて以来爆速で作文記事をアップし続けて、一日おきに読書感想文講座をやり、今日でようやく一段落。
この2ヶ月を振り返ると、嵐のような毎日だったなぁと思います。そしてその分、得られるものもたくさんありました。
子ども達への作文教育の在り方だったり、noteユーザーの意識の変化だったり、スキルとコンテンツについていろいろ思うところがあるnote2ヶ月目であります。
note始めてよかったなー!という日記でした。まる。
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