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パワポ×文学

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主にビジネスで使われるパワーポイントは、伝えるためのツールであります。情報を伝えることが目的ですから、明確な表現でわかりやすい資料をつくることが求められます。そのため、わかりにく… もっと読む
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記事一覧

パワポ×文学|働く人の詩

あたりは暗く 道しるべ無し
新人よ 光を探せ
不公平を盾に 美学を護れ

こし取られた絶望に
ほんの少しの優しさ混ぜて
食べればいいだろ

糧となれ

永遠に繰り返す 専念と生活と漸進
低価格競争ちょっと満たされず
見放されても まだ 見失ってないもの
たしかに わずかに 残っていたんだ

あたりまえになった真夜中に
信じよう 光はあると
不幸でも幸追わず 美学と歩く

裏切られた優しさに
ほんの
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パワポ×文学|明暗の詩

Light and dark
辿り着く未来のために
光を灯そう

Light and dark
逃げた過去のために
闇を満たそう

中心への帰結は
円として 循環の理

Light and dark
闇と光と 生命の晩餐

パワポ×文学|雲と雨の詩

いつの間にか太陽を隠し
黒い巨大な雲が何層も重なって
空に攻め込んできた

予感は的中した
最初の一撃が鼻の頭に当たった

目をすこし細めて空を見上げる
すぐに弾の数は増え
地上に攻撃が降り注いだ

恐ろしくなって走り出す
こんなに寒かったっけと今更ながら思う

気づいた時には遅かった
周りには誰もいやしない

越えてしまったのだな
越えてしまったのだな

震える身体を抱きしめて
理解する方法を探
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パワポ×文学|誕生の詩

さらりとしていて
やわらかく
ひたすら淡い

ひとつ手に取って
握りしめてみる

ああ、これが誕生するということか

熱だ
脈動だ

ほのかに感じる命の流れが
その小さなものに宿っていた

たしかに私に語りかけてくる
私にしか理解できないものだ

パワポ×文学|桜の詩

知らぬ素振りをしてみても
いつか訪れる別れから
逃れることはできやしない

しがらみから逃れられないように
いつまでもいつまでも
苦しみ続けるのだろうか

嫌だと言えばよかった?
それでもあいつは去っていったろう

本当は知っているのだ
その別れが僕の成長に必要だったことを
その出会いがもう二度と訪れないことを


こちらで解説を読むことができます。
https://note.com/ma_sa_
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パワポ×文学|波の詩

砂の上には
見知らぬ傘ひとつ

岬の上には
見知らぬ人ひとり

海よ空よ
お前たちは知っているのか
枯れた木々の行く末を
我らの星の行く果てを

錆びた鉄は時間を語る
腐食の病は時を止める

岬の上には人ひとり
海の底には数多のいのち

なにも残されないのだろう
しがみついても
この波にさらわれていく

↓解説はこちら
https://note.com/ma_sa_to_no_te/n/n797f
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パワポ×文学|虹色の一週間

さあみなさん
1週間がはじまりますよ

まずは最初の月曜日
狂ったリズムの月曜日
素っ頓狂が空を飛ぶ
はたらけはたらけ
ラッパのリズムの月曜日

続きまして火曜日です
カオスばらまく火曜日です
神も仏もございません
夢も希望もございません
真理を知るのはまだ先か
澄ました顔の火曜日です

なんだかんだで水曜日
伸びて縮んで水曜日
鳴くだけ鳴いて
行ったり来たり
此処が世界のおへそです
ぐるりと回る
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パワポ×文学|月の詩

夜空にポッカリ穴を空けて
白々しい月が浮かんでいる

見つめているのは僕だけか
白々しい僕が月を見る

https://note.com/ma_sa_to_no_te/n/n9cb22fd5900b
パワポで詩の世界を表現してみました。
詳細は↑の記事をご覧ください。