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【SDGs】住み続けられるまちづくりを

こんばんは!まなてぃーです🧜‍♀️

前記事で災害に関することを書きましたが、
今日は持続可能な住環境について考えてみます。

1.世界の住環境問題

多くの国で都市への人口集中が進んでいます。
日本も例外ではなく、東京とその近郊は世界一の人口を抱える都市圏です。

貧しい国では仕事を求めて都市へ移り住むわけですが、誰もが定職に就けるわけではありません。
そうした行き場をなくした人たちが集まってできるのがスラム街です。

こういった場所は治安の悪化を招いたり、
インフラが整備されていない為感染症を誘発してしまいます。

人類の歴史は感染症との闘いとよく言われますが、
ペストやチフス、コレラ、そして新型コロナウイルス等のパンデミックを考えるとそう思わざるを得ないですよね。
ペストは当時の世界人口の半分近くを死に追いやったのですから、時代は進化していると言えど恐ろしいですよね。

都市部と農村部の経済格差も顕著です。
失業率、有効求人倍率、平均年収、教育、医療…
どれを取っても格差が生じています。

アメリカのGhettoGated town
中国の蟻族鼠族からも分かりやすく格差が見られます。

Ghettoは(現在は)マイノリティーの密集居住地、
Gated townは他者を内在させない囲われたまちを指します。
蟻族は大卒でも定職に就けず狭い住居で共同生活を送る若者のこと。
鼠族はお金がなく暗く換気の悪い地下室で暮らす階層のことを揶揄した表現です。

先進国においては、
災害に耐えられる強靭性が求められています。

2.対応

スラム街撤去の成功例として香港の九龍城砦が有名です。
九龍城砦はかつて世界一と言われた程大きなスラム街でしたが、
今では九龍城砦公園として、スポーツ施設や資料館、ショッピングセンター等に生まれ変わりました。
スラム街の撤去は簡単にできることではなく、かなり珍しい成功例と言えます。

感染症に打ち勝つ為に衛生を管理したりワクチンを開発したことは、人類が成し遂げた偉業です。

日本では都市への人口集中を食い止める為、地場産業を学ぶキャリア教育も行われています。
U・J・Iターン地方再生も最近のトレンドですね。

また、繰り返される災害から建物の耐震やインフラの強化も進んでいます。

3.できること

世界に対しては
インフラ整備の支援をできる形で行う
差別に対して声を上げる

身の回りレベルでは
本当に都市に住む必要があるか考える
計画や運営等まちづくりに参加する
災害に備える等ができるかと思います。

私も給料が良いからという理由だけで東京へやってきた身…。
もちろん大都市東京は大好きなまちになりましたが、
大切な人が近くに居てそれなりに暮らしていければそれでいいかなと思えるようになりました。(大人になりました👩‍💼✨)

また、まちづくりに参加する為に海外含む他のまちづくりを知ることも
自分にできることのひとつだと思います。

私は学びの仕組みづくりにまち全体で取り組んでいる、イタリアのレッジョ・エミリア市に関心があります!

皆さんが思う住み続けられるまちとはどんなところでしょうか?
そのまちをつくっていくのは当事者のあなたです。

See you on Sunday. 👋

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