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【SDGs】ジェンダー平等を実現しよう

こんばんは!まなてぃーです🧜‍♀️

今日はジェンダー平等についてお話しします。
数週間関連の本や資料を読み漁りましたが、
圧倒的に女性の権利についての記述が多く見受けられました。

そもそもジェンダー平等とは、
性別に関係なく誰もが自分らしく生き
差別や暴力のない社会をつくっていこうとするものです。

すべての人が自分の性について自分らしい表現で誇りを持ち、
自分の望むように生きる権利があります。

1.世界のジェンダー問題

女性の権利は当然守られるべきものですが、
人身売買早過ぎる結婚は緊急性の高い問題です。
教育や健康に悪影響なだけでなく心にも癒えない深い傷を負ってしまいます。

女の子に教育は要らない
女性の価値は若さにあるのだから早く結婚した方がいい
娘は家族を助けて働くべきだ
という古い考え方が残っている地域があるのです。

インドでは、
同じ家族でも女性は男性の食事が済んだ後に食べるという伝統的な習慣があります。
栄養のある部分や充分な量を得られない為に
栄養不良になってしまう女児・女性も多くいます。

女性器切除、女人禁制等信じられないようなことも
未だに伝統として行っている地域もあるようです。
(女人禁制の地は日本にもあるというので驚き) 

女性の地位が低く見られていることは次の問題でも分かります。

国を率いるリーダーを女性が務めるのは世界のおよそ200ヶ国のうち20もありません。

国会議員の女性比率が50%を超えるのはルワンダ、キューバ、アラブ首長国連邦のみ。
日本の比率の低さは言うまでもありません。

性別による権利や地位の格差を示すジェンダーギャップ指数においても日本は156ヶ国中120位であり、
男女の格差や不平等が大きな国と言えます。

実際男女平等がうたわれてはいるものの、
男女間の賃金格差、
公的活動に女性の参加が進んでいない等女性の地位はまだまだ低いように感じられます。

近年大きな災害も多発していますが、避難所でも男性目線で事が運び、
生理用品の振り分けや着替え場所への配慮に欠ける等の問題も浮き上がりました。

普段から女性が意思決定に関わる機会が少ないことがうかがえます。

そもそも性で区別されることが、
セクシュアルマイノリティーの人たちにとって生きづらいという問題もあります。
LGBTQってやつですね🏳️‍🌈

世の中には性による区別が沢山あります。
トイレ、お風呂、更衣室、洋服、制服、水着、ランドセルや道具の色、名前の呼び方…

LesbianやGayやBisexual(両性愛者)、
Transgender(心と体の性に違和感を持つ人)、
Questioning(心の性がはっきりしない人)は
生活のあらゆる場面で生きづらさに直面しているのです。

このことには恥ずかしながら私も勉強していて初めて気が付きました。
というかあまり深く考えたことがなかったのです。
これも大きな問題と言えますね。

今は少しずつ理解も広がっていますが、
私よりも上の世代はこれまできちんと学ぶ機会はなかったのではないでしょうか。
特に教育に関わる者は必ず学べるような仕組みを作ることが急務であると感じます。

何も悪いことをしていないのに、
マイノリティーというだけで差別の対象となったり、
無意識のうちに傷つけられてしまうケースは、
思春期を過ごす学校という場所で多く起こるからです。

これでは誰にもカミングアウトできずに苦しんでしまうのも理解できます。

世界的に見ると、
同性愛を理由に死刑や禁固等の迫害を受ける地域もあると言うから驚きです。
日本でも同性婚は認められていませんし、
それどころか選択的夫婦別姓すら未だに実現していませんね…。

また、先に知識がなかったと述べましたが、
慰安婦問題についても詳しく理解したのは大人になってからでした。
教科書から排除されていたからです。
(習ったのにちゃんと勉強してなかったわけではないはず)

教育の闇を感じるのはまた別の問題ですが、
日本で女性の権利が守られていなかったことが、
他の国の女性たちに対する暴力に繋がってしまったと言えるでしょう。

2.対応

女の子が声を上げられるよう後押しし、
重要なことを決定する立場の人々が意見を尊重しようと懸命に動いています。

身体的能力を高めたり自信をつける為
武道やスポーツ活動に参加できるようにしたり、
STEMの分野を好きな子が
誰でも参加できるようなクラブを設立したり。

子どもの世界だけでなく大人の世界でも変化が見られます。

クオータ制の導入は画期的です。
議員や会社役員等の数を一定の比率を定めて男女に割り当てる制度で、
100ヶ国以上が取り入れています。(もちろん日本はまだ…。)

LGBTQについては
理解を深める為のポスターグッズが作成されています。

ウエスト・ハリウッド、ポートランド、フィラデルフィア、シアトル等では
企業や公共の建物のトイレには誰もが安心して使える表示をする義務があります。

アメリカでは高校や大学でも、
このようなジェンダー・ニュートラルな対応のトイレが増えているようです。 

日本では同性婚は認められていませんが、
生命保険会社が同性パートナーも死亡保険金の受取人にできるようにしたり
企業レベルでも少しずつ変化が見られます。

3.できること

話は変わりますが
女性専用車両が導入された時、
なんで女性だけ守られるんだろう?逆に差別じゃないの?と感じたことを憶えています。

男友達の中にも、
普通に電車に乗っているだけなのに痴漢に間違われるのが怖すぎて
乗る時は吊り革に捕まったり手を上げるようにしていると言っている子もいました。

残念ながら痴漢行為がなくならない今女性専用車両は継続されると思いますが、
どちらかを守ったり気に掛ける必要のない社会になるといいなと思います。

上の例で言うと男女を分けるのではなく、
そういう行為が起こらないように男女で考えたり
社会全体で加害者へアプローチするようになればいいというか…
語彙力がないことが悔やまれるけど伝わるかな…

好きな異性のタイプを聞かれた時、
男らしい人と言ったら差別的かな?とかマイノリティーを過剰に気遣うことなく、
そうなんだ、それもいいね、私はこうだよと普通に言い合えるような社会にしたい。

男だからとか女だからとかそういう概念をなくし、
良いものは良くてダメなものはダメ、
好きなものは好き!👍

性別関係なくその人らしさを大切に。

多様な性を正しく理解すること、
不当と感じたら声を上げること、
どんなセクシュアリティーでもあなたはあなたと受け入れること。

それが人権を守ることにも繋がり、
一人ひとりが輝けるよりよい社会をつくるのではないでしょうか。

普段から差別的考えをしないようにしたり、
レインボーグッズを身につけることでメッセージを発信することもできますね!

人の苦しみに敏感になり、
誰もが生きやすい世界をつくるために性別関係なく力を合わせていきましょう!

See you on Sunday. 👋

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