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健常者というマイノリティきょうだい児、ヤングケアラー父:全盲 / 母:弱視 /兄:重度…

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健常者というマイノリティきょうだい児、ヤングケアラー父:全盲 / 母:弱視 /兄:重度知的障害もち自閉症 筋トレにハマったことでアスリートフードマイスター、上級心理カウンセラーを取得。健康なボディメイクを。

最近の記事

ダイエットではなくボディメイクをやろう

私はもう2年以上前に突然思い立ち、プライベートトレーニングジムに入会した。○イザップ系の短期集中!ではなく、基本的に私が辞めるーっていうまで面倒を見てくれる、お値段も比較的にリーズナブルなところ。 巷には色々情報は流れてるけど、結局楽して痩せるとこはない、短期間で痩せることもない。必要な栄養素をとり、ハードなウェイトトレーニングをするとこで筋力の低下を極力少なくする。これしかない。脂肪だけ2週間で消える魔法はない。それは糖質の制限で細胞レベルで水分が抜けてるだけ。糖質入れた

    • 家族の望みと社会の望み

      私は家族をテーマにした小説が好きだ。 それも闇のある、家族という割り切りきれない人間関係がゆえの理不尽さや愛情や憎しみが込められた作品が好きだ。 きっと、私自身が家族というものに違和感を感じているからだと思う。 視覚障害のある両親、自閉症で重度の知的障害のある兄の家庭に産まれた私は、社会が常識としている経験とは違った環境に育ち、また家族や社会が求める障害者やその家族への理想像を理解し、自身とのギャップに直面してきた。 そんな私はこの「望み」は一気にのめり込んで読むこと

      • 自己肯定感って

        そもそも何なのだろう。 幼少期の家庭環境はガチャだからそもそも選べない。 それなのに、そのときの環境で自己肯定感が高い低いが決まり、頑張って頑張って自分でほめて育ててももとがちっちゃいから。 そもそも最近自己肯定感が高くないとダメっていう風潮が強すぎて更に生きづらい世の中になってる気がする。 ビーガン、筋トレに続いて自己肯定感ブームというか。 自分を認められないと生きづらいのは確かで、幼少期に愛された経験って大事なのだけど もう今から逆転できないことで苦しむのはや

        • 人生のハーフタイム中

          人生はマラソンだ こんな根性論的な体育会系な例えは最近あまりみないけれど、マラソンだったらまだ良かったなぁとは思う。 マラソン(ウルトラ系は別腹)って距離は42.195キロに決まっていて、シティランはエイドステーションなんてあって沿道では知らない人も応援してくれて...コロナ禍ではそれも幻想になってるけれど。 とにかく明確なゴールが見えてるんだよね。どんなペースで走ろうと、いや歩こうと、42.195キロで終わり! シビアな時間制限があったりなかったり、どんなコースか名

        ダイエットではなくボディメイクをやろう

          格差社会

          夜中に記事を書くととっ散らかる。 それは眠剤を飲んでいるからだと思う。 夜中はAmazonもポチポチやりがち。 それを加味して読んでいただきたい。 努力は報われる発言が有名な元アイドルがいた。 彼女は想像もできないほど努力をして、才能もあり、自らチャンスをつかみ、結果その努力は報われたのだと思う。それは誰も否定できず素晴らしいことだ。 だけど、全員が同じ努力をできる環境にないことも忘れてはいけないと思う。 同じ日本という国で考えてもヤングケアラーにしても、きょうだい児にし

          格差社会

          家族の多様性

          とても悲しいショッキングなニュースがテレビを賑わせた日、当日の生歌番組をみて泣いた一人です。 最近は毒親だったのでは?という、ほっといてやれよという話題でもっぱら胸が痛いのですが。 毒親って最近簡単に使われすぎていると思うし、語感もよろしくない気がします。 虐待系やネグレクト系は社会問題として議論されるべきですが、今の時代の親って大変ですよね。 過保護でも毒親といわれ、シングルでも毒親といわれることもあるのかもしれません。 親の多様性がゼロであり、家族の多様性ゼロ社会。

          家族の多様性

          ボディ・シェイミングに思うこと

          私の周囲にはたくさんの社会的な圧がある。 先日も独身でいること、子どもを望んでいないことに対して悪意なくアドバイスをいただいた。 人生経験として、人として成長するために必要なことで、私に幸せになってほしいそうだ。 でもね、余計なお世話。それらは本人の選択であるべきで、幸せも本人に決めさせてほしい。当然の権利じゃない? 最近こうした社会の無言の圧力に思う事が多い。 体形についても。 私はストレス発散とボディメイクのために筋トレを2年程継続している。わりとストイックな

          ボディ・シェイミングに思うこと

          心の貧しい私

          就職氷河期にぶち当たった私は年収が低い。 もはやそれも完全に言い訳なのだが、キャリアアップの転職をしても、そもそもが低いのだ。年末のアメ横のように買い叩かれる。 なお、比較対象は平均値とか中央値とかではなく、私の周囲だ。 貧乏なわけではないはずである。 でも私は周りと自分を比べてしまうし、どうしてもうらやましく感じることがある。 だって、売り手市場世代とそんなに変わらないのだ。 手当てがないぶんむしろ低いのではないか? 仕事は多いのに? ほら、愚痴りだしたら止まらない。

          心の貧しい私

          ビーズが好き♡

          私はキラキラするものが好きだ。 もちろん宝石も好きだがコレクションする財力はない。 だからかどうかは知らないけれど小さい頃からビーズが大好きだ。 手芸がすきな母親が手芸店に行ったとき、たまにビーズを1つだけ買ってもらっていた。 スワロフスキーなんて高級なやつではない。 でも子供だましのプラスチックではない。 小さいけれど本気のやつ。 TOHOとかデリカビーズとか。 子どもの癖に気をつかって、でも子どもらしくわがままを演出して、それを1つだけ。 透明度のあるものやマットな加工

          ビーズが好き♡

          アダルトチルドレンって

          アダルトチルドレンという言葉、最近よく見かける。 私が見にいってるのかスマホが学習してるのか、世間的に認知されてきたのか知らないけれど、とにかく最近よく目に入る。 本来はアルコール依存症の親のもとで育った人たちのことをさしていたそうだが、今はもっと広く機能不全家族の中で育った人のことをさすそう。 アルコール依存症、虐待、育児放棄や過度な期待、干渉など。 そうなると程度はあれどみんな当てはまるのでは?と思うけど、きょうだい児やヤングケアラーもそうなるのでしょう。 大人になっ

          アダルトチルドレンって

          メルカリにハマった

          今更ながら断捨離ついでにメルカリの沼にハマった。 朝からLAWSONを2往復した。 安心した。 油断した。 また売れた。 明日の朝発送で許してもらおうと思う。 メッセージのやり取り、値引き交渉してくる人しない人、フリマアプリには独特の空気感がある。 純粋なビジネスとは違うもの。 出品する側の人にはその思いや狙いがあり、購入する人にもまた別の感情が垣間みえて興味深い。 It’s so interesting :) まさに。 私が出品する理由は、買ったけど使ってない物を

          メルカリにハマった

          普通コンプレックス

          私には普通がよくわからなくて。 そもそも普通=多数派だとしたら、必ずそこには少数派が存在するはずで。 私は運がいいのでその当たりくじを引く率が高いと思う。 そんな私の独り言をちょっとだけきいて。 神様の気まぐれか悪魔の出来心かわからないけれど、私は障害者一族に産まれた。 末っ子だから、産まれた時はもうカオス。 世紀末。この世の終わり。 父は目が見えず、母は弱視で2番目の兄は重度の知的障害を伴う自閉症で私が2歳になるころには実質お姉さんになった。 おませさん。 でも家庭の中

          普通コンプレックス

          誕生日!

          突然ですが、私もうすぐ誕生日。 特別な予定もなく筋トレに勤しむ予定。 ケーキ食べたい気もするけど不要不急かな。 誕生日は年に一度必ず訪れるもの。 願っていても願っていなくても。 私は誕生日がくるのが正直少し怖い。 楽しみにしてる人が多数派なのかな? 私も子供時代は本当に嬉しかったのだと思う。 それは自分が主役になれる唯一の日だからでも何をしたかはよく覚えていない。 ケーキは買ってもらっていて、プレゼントもあったはず。 今必死に頭の中の過去の引き出しを探しているけれど、で

          誕生日!

          「ぼくはうみがみたくなりました」感想

          「ぼくはうみがみたくなりました」という映画がYouTubeで15日まで無料公開中。 https://bokuumi.com/ Twitterで話題にあがっていたので早速観た。 自閉症の青年が主人公のフィクション作品。 作者の山下さんのご長男が自閉症だったそう。 作者が親、、これ、正直いやな予感しかしなかった。 でも実際は中立な視点で話が進む。 父親の存在が全くないところ、母親は悪意なく都合よく解釈しがちなところも妙にリアル。 医療、福祉にすすみがちっていうのもきょうだ

          「ぼくはうみがみたくなりました」感想

          母と障がい

          今日は母の日なので、母について。 愛と感謝と初投稿の練習を込めて。 私の母は弱視という障がいがある。 でもその事実を知ったのは、私が高校3年生になってからだった。 大学の奨学金を得るために書いていた書類。 いかに金銭的に切迫しているかアピールする欄を母に言われるがまま書いていた時に判明した。 「母親は弱視のため働きに出られない」最後に付け足した一文。 もちろん弱視でも働ける。 母が働きにでられなかったのは、父と兄に障がいがありケアが必要だった部分が大きい。 実際、母は独

          母と障がい