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対岸の彼女/角田光代

「対岸の彼女」という1冊の小説に出会った。 桃色の帯に書いてあった、この言葉。 私は引き寄せられるように、気が付けば、この本を手にしていた。 この本の主人公は、内…

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3年前
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4月 ②

休日の電車はガラガラで、いつの間にか眠ってしまう。降車駅の直前で目が覚めて、訳も分からずにホームに降りる。 どこに行くつもりだったけ? とほんの3秒考えて、当然の…

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3週間前

4月

4月です、調子はいかが? ジェットコースターみたいな感情は、どうにもこうにも収集がつかない。 優しいひとは素敵だ。 優しさは悲しい気持ちの裏返しだから、自分と似た…

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1か月前

卒業

大学を卒業します! 5年、長かった。「終わってみると一瞬だったね」となる出来事の方が多いけど、これに関しては、ようやく終わるという気持ち。 3年間で卒論分も含めて…

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2か月前
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最近、色んな事が起こる。いや、もしかすると、以前から私の周りでも色んな事が発生し続けていて、ようやく私が片足突っ込み始めただけなのかもしれない。そうであっても、最近、私はわくわくしているから良い。春に近付いて、少し浮き足立っているだけかもしれないが、わくわくしているから別に良い。

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3年前
対岸の彼女/角田光代

対岸の彼女/角田光代

「対岸の彼女」という1冊の小説に出会った。

桃色の帯に書いてあった、この言葉。
私は引き寄せられるように、気が付けば、この本を手にしていた。

この本の主人公は、内気で他者との関わりを避けるような性格の専業主婦、小夜子。そんな彼女が一念発起し、とある会社の面接に赴くことで物語は始まっていく。小夜子が面接で出会ったベンチャー企業の女社長、葵。性格は陽気でざっくばらん、常に笑いの渦の中心にいるような

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4月 ②

4月 ②

休日の電車はガラガラで、いつの間にか眠ってしまう。降車駅の直前で目が覚めて、訳も分からずにホームに降りる。

どこに行くつもりだったけ?
とほんの3秒考えて、当然のように歩き出す。

ハルは天気が変わりやすいみたいに
気持ちも散り散りになり

平和なときほど引っ掻き回したくなるし
楽しいことの次には寂しいことを考えているし
ほんとうにどうにかしてくれよと思う

スマホの中とか、心の中とか、バックの

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4月

4月

4月です、調子はいかが?
ジェットコースターみたいな感情は、どうにもこうにも収集がつかない。

優しいひとは素敵だ。
優しさは悲しい気持ちの裏返しだから、自分と似たような色を探してしまう。

真剣垂迹みたいだね。
探しているうちに、海の中に迷い込んで、いつの間にか息が出来ない。

今なら引き返せる。

大丈夫。大丈夫以外、ありえないんだよ。

私の心、まるっと誰かに食べて貰いたい。
空っぽのタンク

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卒業

卒業

大学を卒業します!
5年、長かった。「終わってみると一瞬だったね」となる出来事の方が多いけど、これに関しては、ようやく終わるという気持ち。

3年間で卒論分も含めて単位を取り終えていたから、実質2年間は殆ど大学へ行っていない。図書館に本を返すとか、研究室にお菓子を食べに行くとか、あとは休学届を提出しに行ったりとか。本当にそれくらいだった。

入学した当時の自分が見たら、驚くかな。
少しだけ肝が据わ

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最近、色んな事が起こる。いや、もしかすると、以前から私の周りでも色んな事が発生し続けていて、ようやく私が片足突っ込み始めただけなのかもしれない。そうであっても、最近、私はわくわくしているから良い。春に近付いて、少し浮き足立っているだけかもしれないが、わくわくしているから別に良い。